2009.07.04
2009.06.29
Vernascaは面白い
今イタリアで一番豪華なヒルクライムイベントである。
今年はMaseratiの創立95周年を記念してフューチャーするらしく、Maserati Clubからの招待もうけたので観戦に訪れた。
このヒルクライムはPiacenza郊外の小さな街、Castell'Arquatoをスタートし丘を駆け上がってVernascaがゴールという全長約5kmのコース。参加車種はバラエティーに富み、ほとんどなんでもOK状態。それにも関わらず凄い名車が含まれ、それらがエンジン全開で走ってくれる。
観客席などはなく、コースはスタート地点にコンクリートウォールがあるだけで、ほかは金網の柵が作られているだけ。そこを1000馬力を超えるモンスターマシンも疾走してゆくのだから、安全面もイベントの発想も50年ほど前のサーキット並み、走る方も見る方も古き良き時代のルールに習っているのである。これこそイタリアの特徴か?ローカルイベントの特徴か?凄くゆるーい雰囲気で楽しいのだ。(安全面には緩すぎる気がしないでもないが・・・)
今年はMaserati兄弟を特集していたので、Maserati, OSCAが多かった。
その中で眉唾の参加者はSir Stirling Moss!! ローカルイベントの域を超えてます。
2009.06.22
57º Coppa Intereuropa Autostoriche その3

Coppa Intereuropaの最終回はやっぱりF1だ!
今日はSilverstoneにて伝統のBritish GP。現代F1はドラスティックな規則変更の影響か、下克上が起こってBRAWN GPがおとぎ話を完成させるべく快走中!
しかし、ファンを無視したFIA vs FOTAの政治論争に翻弄されて、そんな快進撃も霞んでしまっている。どうなることやら・・・(私にはFIAの意見は全く理解できまえんがね。。)
今回は、ビジネスに昇華するする以前の純粋なモータースポーツF1カテゴリーから!

まずはやはり戦前の伝説的ブランド、Maseratiから。
クラシックファンの中には、Maseratiグリルを見るだけでなんとも言えぬ興奮を覚えるという人は多い。それほど当時のMaseratiは凄かった。レーシングに対するMaserati兄弟の情熱が注ぎ込まれたマシンは、その速さにおてもメカニズムにおいても突出する存在だった。
2009.06.20
57º Coppa Intereuropa Autostoriche その2

前回のつづき
先に70年代のF1を紹介したので今回は箱のスポーツカー。
スポーツカーには何種かのカテゴリーに分けられ、生粋のスポーツカーマシンが走るGT&スポーツカークラスから、AlfaRomeo Giulietta, Giulia, Lotus Cortina, MG, Miniなど、数種のカテゴリーからなる。
先のF1は完全に興味そのものという雰囲気で見るのに対して、こちらはちょっと背伸びすれば手が届きそうであるだけに、「いずれ将来は!」や自身が走ることを思い描きながらも見て、とても魅力的。
これらのクラスから、超個人的嗜好に基づいて驚かされたことを紹介したい。
このCoppa Intereuropaは、AlfaもCooperもLotusも多く走っていた。自身、根っからのイタリア車党なので、やっぱりAlfaやLanciaなどのレーシングカーに注目してしまう。ゆえにこれまで相対的に英国車、特に箱にはあまり注目していなかったのだろうと思う。
ところが・・・
2009.06.18
ARESE IS GONE

AreseにあるAlfaRomeo CentroStileが閉鎖されるという。
1910年、MIlano郊外のPortelloに誕生したAlfaRomeo。誕生以来、常にAlfaRomeoの象徴的な存在であったCentroStileはPortelloに位置していた。しかし、Portelloファクトリーの閉鎖、本社機能移転、Portello地区の再開発よって、1989年CentroStileはAreseに移ってしまった。当時のAreseは、本社、ファクトリー、博物館を有し、まさにCentroStileにとって最適の場所であったと思える。ここでは、Walter de'Silva, Andrea Zapatinas, Wolfganf Egger, Frank Stephansonなど、近年のAlfaRomeoを作り上げてきたメンバーが、キラ星のようなクルマをデザインしてきた。
近年、FIATを中心とするイタリア自動車産業の動向によって、AlfaRomeo本社機能のTorino移転、Areseファクトリーから車両製造ライン撤廃、数年前には伝統のV6エンジン製造も終了してしまい、AreseにはCentroStileと博物館が残るのみとなっていた。
そして昨年には、博物館もレストアのために閉館してしまった。
ところが、AlfaRomeoフリークな親しい友人らから伝わってくる話や、博物館に訪れても一切レストアなどはされておらずそのまま。ゆえに全て計画未定で閉館してしまったというのが実際のところのようだ。
確かにAreseの博物館を訪れても、活気がなくひっそりとしているし、CentroStileもファクトリー敷地内の寂しげな場所に位置している。同時にTorinoでは、Fiat, Lancia, AlfaRomeo、そしてFerrari, Maseratiまでも含めたFiat CentroStileが再構築されLorenzo Ramaciottiが指揮している状態で、いつAreseのCentroStileが閉鎖されTorinoに移ってもおかしくない状態だった。次は博物館か・・・
いつかその時が来るだろうと思っていたことだが、世代的に私のAlfaRomeo聖地とはAreseであったので、なんとも寂しく感じてしまう。
『Arrivederci Arese!!』
2009.06.11
57º Coppa Intereuropa Autostoriche

最近は訪ねたイベントレポートと化しているblog。
先週末は57回目を迎える伝統のCoppa Intereuropa Autostoriche見学に、伝統のMonzaサーキットに向かった。
現在のCoppa Intereuropaは、クラシックF1、クラシックスポーツカー、クラシックFormula、AlfaRomeoなど参加車両は多岐に渡る見応えのあるジェントルマンレース。なかなかクラシックF1が何台も疾走する姿はお目にかかれないし、それがエンジン全開で激走するのだから興奮しないはずはない。こんなチャンスは見逃すことはできないのだ!
今年はGroupCカーまで走って「これって本当にクラシック?」と思うくらい。おまけにF1やGroupCは現在でも通用するほど速いのだから、正直言って草レースの域を完全に逸脱している。まさにここが欧米のジェントルマンドライバーの凄いところ!
パドックに足を踏み入れると、もうそこは伝説のマシンばかり。まっすぐ歩くことができないような雰囲気。しかし、そこはグッと我慢し今まさに走行が始まろうとしているF1ピット、ピットロードを一目散に目指したのでありました。
トップ写真はピットロードオープンを待つマシン。
白黒だと時代は30年遡る!



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