LeMansClassicJapanに行ってきました。
2002年にフランスで始まったLeMansClassicが、2005年よりLeMansClassicJapanとして新たに始まった。ClassicCar好きの私としてはこの機会を逃すまいと大会が行われる山口県美祢サーキットへ飛んだ(しかし、なぜ美祢サーキット?関東近郊で開催してほしい!)。
訪れたのは土曜日、年代別4クラスに別れての24分間のタイムレースとなるが、Class4は参加者が少なくClass3+4と混走となった。
肝心のレースであるが、旧くは80年も前の車が全速力で疾走する姿は圧巻である。公道を使ったクラシックカーイベントとは異なり、やはりレーシングカーはサーキットがよく似合う。快晴の空の下、オイルと素晴らしいレーシングサウンドを発しながら、旧くは1924年BentleySpeed8, 1927年RaileyBlooklands9(小林彰太郎氏), AlfaRomeo 8C2600Monza, AstonMartinLMなど、 戦後にかけてはAlfaRomeo TZ2, Tipo33/2, AlpineA101, A201, Porsche904, 911, Abarthなどの素晴らしい車の競演であった。
自身、戦前の車両にはあまり興味がない方で、戦後の50年代, 60年代に憧れていたタイプであったが、改めて戦前の車を拝見してその素晴らしい作りと奥ゆかしさに感激した。小林氏の気持ちに共感できるようになったのか?氏は年代特有のハンディがあるものの第1, 2レースとも優勝された。恐れ入る。
またルマンを制したTeamGohからは、Porsche906Carrera6がエントリー、ドライバーは郷監督、荒、CG加藤さんと素晴らしいコンビで総合優勝を飾った。とくにClass3+4では、この906とAustraliaからエントリーしたPorsche935, Cheveronが素晴らしいバトルをし観客も興奮であった。
また最後には近代ルマンカーとして、ルマンを制したMAZDA767B, PorscheGT1, そして昨年ルマンを制したTeam GohのAudi R8などのデモ走行も行われた。そこではGT1が煙を噴く演出までされていた。
全体的にオーガナイズも素晴らしくよいイベントであったが、ACOが設定するライセンスが厳しいため参加台数は少なめ、観客も美祢故少なめであった。次回からは日本の特別ルールの採用や富士で行うなど、もっと盛り上げて欲しい。
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