TOYOTA CELSIOR
TOYOTAが高級ブランドとして北米で展開した第一号車、初代CELSIORを運転しました。
私が運転した個体は1992年生まれの14年もの、そして走行距離は14万キロと多くのマイレージを刻んでいました。新車当時にもこの個体を運転したことがあるのですが、ヨーロッパの高級メーカーがベンチマークとして研究したほどであるだけあって、もの凄く速く快適で剛性も素晴らしかったのを覚えています。さすがに14万キロを走破した個体は、シートもへたり気味、高速道路の継ぎ目を超えるたびにボディからきしみ音を発するようになっていました。ところが、アクセルを踏み込むと4000ccから絞り出すパワーと、出来の良いオートマチックミッションで猛然と加速してゆきます。そして街中では決して現代のクルマに負けないほどの威圧感、重厚感を発しエレガントに走行することが出来ます。丁寧に扱われてきたためまだまだ現役で頑張れそうでした。
14年も経過しているのに、私の10年選手、QP IVとは大違い。もともとクルマの出来映えが余りにも違うこと、そして日本発の高級車にびっくりしたのでした。
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