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2006.07.08

maintenance report

3200intro3200x2
一通りのメンテナンスが終わってきた3200GT
すこしマニアックですが、まとめてみようかと思います。

3200GTは1998年に生産が開始され2002年AsettoCorsaまで、計4800台が生産されました。
近年のドイツ車と同様に、Modena生まれのTridente marqueも様々なトラブルに対して、少しずつ改善、version upが施されたようです。なかでも3200GTはAutomaticの登場を機に、過激なスロットルレスポンスもかなり改善され、かなりマイルドになり扱いやすくなりました。それを堺に前期型、後期型と区別されるようです。その中で私の個体は1000番ちょっと、ということで2001年に生産された前期型であります。

3200gt_1000th
前期型はFerrari-Maserati Groupとして初めてのaccel by wire、初期型のセッティングはもの凄く過激で、じゃじゃ馬と称された由縁となりました。加えてプロペラシャフトは軽量化、シャープさを追求しアルミ製が採用されています。しかし、このアクセルレスポンスの過敏さが一部で不評でもあり、後期型以降はmildな方向へ、そしてプロペラシャフト-ジョイントは強度不足などの理由から、プロペラシャフトは鉄製へ、ジョイント部のボルトも6本から8本へ増やされることとなります。

私のものは写真の通りアルミ製(Made in Australia!!)、そしてジョイント部のボルト破損は見られなかったものの、カップリング(ラバー製)は経年変化のため小さなひび割れが散見されました。またエンジン周辺の各ホース(クーラント関係多数)も熱による経年変化で蛇行していたため念のため全て交換致しました。
懸案のクラッチはディスクのボルトが丁度露出しそうなところで、時期的には丁度というところ。エンジン側のフライホイールは交換となると部品代が高価なため心配していましたが、研磨で大丈夫という状態でした。ただ圧着部は熱により青色に変色し、3200の空恐ろしいパワーを感じさせます。

ほか下回りは、ステアリングラック、オイルパン、ギアボックスを始め各オイル漏れは皆無の状態、アンダーフロアもからっと乾燥して健康的でありました。
ほかにはブレーキパッドを交換したくらい。
2006519_034アルミ製プロペラシャフト
2006519_033ジョイント(ラバー製)に経年変化のひび割れ
200671_005
ハイパワーによってジョイント部のこのボルトが折れることも!
200671_006丁度良い時期と診断されたクラッチ板とカバー
PrePost左が研磨前、右が研磨後
写真では判りにくいですが青光りしていた様子

クルマにとっても、私自身にとってもよいメンテナンスとなりました。
ただお約束のCheckEngineは点いたり消えたりなので、近い将来久々にテスターにかけてあげようと思っております。(体感的にはまったく健康的ですが・・・)

また次にDrivingImpressionを述べてみます。

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Comments

 marqueさん、こんにちは。
やはり、3200GTはあこがれますねぇ。
次期候補間違いないです。って、いつのことやら…(笑)
後部座席への乗り降りは手動でシートが倒せるのでしょうか?

ところで、QP4 otto 6MT売ってますよぉ。
3200GTが買えそうなお値段です。(汗)

Posted by: ジョニー中村 | 2006.07.08 at 13:09

Hi, Johnny-san.
Thank you for yor comment and information. I have already known the QP IV otto 6MT sales in Tokyo. I think that is too expensive, no vaule. If I did, I would pay QP V.
Anyway, I dont have such plan now.
Many thanks!!

Posted by: marque | 2006.07.08 at 13:54

こんにちは。
やはりご存じでしたか。(笑)
確かに高すぎますし、3200GTをリフレッシュしたばかりですからねぇ。
シートの件は今度お会いした時にでも教えてください。
よろしくお願いします。

Posted by: ジョニー中村 | 2006.07.08 at 16:52

こんにちはmarqueさん。
前期型3200GTのMT仕様は「キレ」ていますね。
当時のCRAMagazineの99’7号にも書いてありますが、独特のペダルワークが課題であり、比較対照にされた456GTの方が遥かにマイルドな性格であること。そしてDeTomaso時代のShamalとGhibliCupの延長線上にある過激化した3200GTは希少価値が充分あります。何とかこのまま保存していきたいと思いますので、私もmarqueさん同様にシャーシ関係の適正化を順次実施したいと考えています。

Posted by: RYU | 2006.07.08 at 21:47

ジョニーさん、こんばんは
あっ、シートは手動です。前に倒すとあとは自動で前に移動してくれます。Coupeの自動シートはほとんどこれでは・・・?
クルマ馬鹿故、欲しいクルマはたくさんあるんです。AlfaSZ, Spider, Lotus, AstonDB7, そしてFと!!いつまでも経っても欲望はつきません。

こんばんはRYUさん。
比較対象の456GTよいですね。私の大好きな車の一台です。RYUさんの個体は過激故、稀少ですね。リフレッシュすると変わりますよ!投資した分だけの見返りは約束できます。

Posted by: marque | 2006.07.08 at 22:09

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