V12 Flagship
日曜日は知人とともにCornesにFerrariがほこるfragshipモデル612 Scagliettiの試乗に行って参りました。
我々に用意されたScagliettiはホワイトのエクステリアに真っ赤なインテリアをもつおろしたての新車。足回りにはハンドリングパッケージが組み込まれていました。
最初にScagliettiを周り、やはり大きい事を確認。次いで細部を確認すると、微妙にフロントの峰につながるdetailがフロントマスク、リアにも散見されます。これもPinifarinaによる演出の一つかなと妙に感心したのでした。このデザインのルーツは375MM Pininfarinaですが、時代背景も異なりデザインもかなり異なるものの、その片鱗には通じるものを感じたのでありました。
次いで仲の良い営業担当とともに試乗に向かいます。
5.7L、Max540psからなるエンジンはスムーズに高回転までまわり、そしてアクセルと連動してFerrariを象徴するエグゾーストサオウンドを奏でます。減速時には素晴らしいブリッピングをいれながら減速、Ferrariの真骨頂を五感で感じたのでありました。足回りに関してもしなやかの一言、1840kgをある車重を感じさせずドタバタ感などは全く感じないのでありました。
そんなこんなで、素晴らしい試乗の時間を堪能。
後に旧知の営業マンとお茶をしながらクルマ談義に花を咲かせたのでありました。
個人的なScagliettiの好みは昨年新たに追加された2toneモデルがお気に入り。
モスグリーン、もしくはダークネイビーとボルドーのエクステリアに内装はボルドー、もしくは明るいグレーなんていかがでしょうか?渋くて最高にCoolと思うのですが!
FerrariのV12 flagship model、V8のF430にはない奥ゆかしさを感じた週末でありました。
Comments
家族で移動する事が多い私はどうしても4人乗りスポーツカーに興味を持ってしまいます。612はコーンズ・デイの時に実車を確認し、決してオマケではない後席の作り込みに思わず『サスガ!』と
声を上げてしまいました。サンゼンマンのお買い物。いつかMaseratiのセカンドとしてガレージに納めてみたいものです。
Posted by: 94’Ghibli | 2006.07.03 09:00
日本デビュー間もない頃、高速道路を走行中
何やら見慣れない黒くて不気味な車がミラーに写りました。
その車は、異様なオーラを放ちながら無音にて走り去って行ったんです。
それが612でした。
他のモデルにない大人なフェラーリを感じますよね。
現代フェラーリでは久しぶりにカッコいい! 欲しい!と思った1台です。
以前頂いたコメント中の戦闘的な最新フェラーリの中に
612の名前が無かったのも納得です。
Posted by: eightman | 2006.07.03 10:46
94'Ghibliさん、どうもです。
Maseratiのセカンドが612! すごいですね。たぶん私なら逆になります。となりにBentleyのArnageがありましたが、あの豪華なArnageよりも612のほうが金額が張るんですよね。一緒にいった同士と、Arnage vs 612どちらにする?と妄想してしまいました。
eightmanさん
お久しぶりです。大人のFerrariですよね。ディーラーの方はF430とは異なり普段足に使えるFerrariと申しておりました。たしかにそうなのですが・・・普段足に使用できるよう精進しなければなりません。
私のFerrariに対するイメージはフロントV12なので、憧れはかなり強いです。色についても612、550、599全て渋い色で決めたいなと思う今日この頃です。白、赤が多い最新のF430でさえ、モスグリーンやアストンで見られるような淡いグリーンでのるとオシャレかも!おそらく一般受けはしないと思いますが、そのお洒落さを判ってくださる人だけ判って貰えれば十分です。一度、そんな430を拝見したいものです。ヨーロッパあたりに行けば出会えますかね。
しかし、612よかったです。
Posted by: marque | 2006.07.03 15:30