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2007.09.13

Modenaに

Modenamap
夏休みの後半、9月始めにModenaを訪ねた。
それはTROFEO MASERATI CLUBで親しくなった友人のコレクションを見せてもらうため。Modena近郊の友人宅はAutostradeを降りてから、20kmほどの典型的なイタリアの田舎街、道中まわりはのどかな田園地帯ばかりで、このEmilliaRomagna地方が、Terra di Motori(エンジンの街)と同時にイタリアの食の宝庫であることを思い知らされた(食事もマジ美味しい!!)。

ほどなく彼の住む街に到着し、電話をいれ迎えにきてもらいます。
5分後に現れた彼は、久々の再会を「よく来てくれた!」と嬉しそうに迎えてくれた。彼が経営する会社の職場を訪れ、しばらく雑談の後、「今日は私の情熱を披露するよ!」と、彼のコレクションをみせてもらうことに。個人的に「おもしろいクルマが見れればよいなぁ〜」と単純に思っていたのですが、結論をいってしまうと彼の情熱には恐れ入りました。彼のコレクションはクルマそのものに限らず、あらゆるクルマ、バイクに関するもの全てにまで及んでいたのです。

私は最初、彼の名刺からバイクの代理店をしているのだとてっきり思っていたのですが、それは勝手な解釈でした。実はそれは代理店ではなく、あるひとつの小さなバイクメーカーのオーナーだったのです。
どういうことかというと、もともと古くはイタリアを始めヨーロッパには小さなバイクメーカー、クルマメーカーが多く存在していました。それらメーカーは時代の流れ、吸収、合併、買収を繰り返してきたことはご存知の通り。彼はその中の小さなバイクメーカーをひとつ購入し所有していたのです。ということで本職はまったく異なるものでした。

そして、通された会社の1室はバイク工房になっていたのです。
もちろんメンテナンスなど全てできるようになっており、現在も時間を見つけては、ドライバーを推してクラシックバイクのレースに参戦しているとのこと! もちろんそのメーカーを譲り受けたときに設計図なども全て譲り受けています。
ほかにも至る所にバイク、クルマのパーツがゴロゴロ。

次は、彼がお世話になっている自宅近くの工房へ。イタリアで工房は全てcarrozzeriaといいますが、案内されたところは本当に町工場のような小さなそれ。しかし工場内には、レストア中の3500GT, AlfaRomeo2600, Montreolと同時に最新のLamborghini Gallardoのパーツも制作されていました。つまり、このあたりの自動車産業は小さな町工場から大会社であるFerrari, Maserati, Lamborghiniまで密接にリンクしているということを、彼、また工場のメカニックもおっしゃっていたし、現に私もそのように感じた。

次いで向かったのは彼の自宅ガレージ
ガレージ内には、クラシックMaseratiが2台、そして彼の一番のお気に入りと思われるレストアからあがってきたばかりの1965 DeTomaso 2000が堂々と鎮座していた。この個体、Giugiaro氏がGhia入りして初めて手がけたデザインで、1966年のGeneva salonでBest of salonを受賞しているワンオフ。
実は、ここに面白い逸話がある。このDeTomaso 2000、そのsalon以来、全く何処にも出てこずDeTomaso氏が亡くなるまで、ずっとガレージ内に保管されていたという。そして氏の死後、彼が手に入れレストアを施したということだ。何とも変わり者と称されたDeTomaso氏の性格が垣間みれるようで興味深い。もちろん今となっては、その理由も知る余地もない。

その次に向かったのは彼の家の一室。
そこにはMaserati, Lamborgini, DeTomaso, Ferrariのあらゆる書籍、ステッカー、トロフィー、ミニカー、設計図、レタリングなどがあった。それも書籍は全て2冊づつ。加えてそれらが複製ではなく、ほとんどがオリジナルの品物。Modena近郊には、1940年代、50年代のメカニック、ドライバーが多く住み密接に関係している事から、生前譲り受けたものなどが多いという。
おまけに品物が溢れ、自室に限らず多くの部屋にあった(彼曰く両親の部屋にもInvasionしていると笑いながら語っていた)。

彼を訪ねて思ったのは、やはりマニアなコレクターは凄いということと、この街がTerrar di Motoriということであった。
Grazie mille


追記
ほかにもいくつか訪れたので書こうと思ったが、長くなってしまったのでまた次回。

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Comments

本場のミニカーコレクション、気になりますねぇ~
Bikeのメーカー名も、、、

Posted by: iwao | 2007.09.13 at 07:38

iwaoさん
コメントgrazieです。ミニカーもクラシックでした。
あっ、でもこれは先日ULしたWalterのミニカーコレクション http://marque.air-nifty.com/blog/2007/08/2posti_more.html
ではないです。
Bikeの名ね〜〜、クルマもブランドも挙げるかどうか悩んだんですよね〜〜〜。また機会があるときに。。。
iwaoさんのために、これを!! MASERATI DA CORSA AL MUSEO DELL’AUTOMOBILE “BONFANTI-VIMAR”で飾られていたミニチュアコレクション、生写真です。Ghibliもあるのかな?? 上段奥のほう、Biturbo, 222とかですかね?

Posted by: marque | 2007.09.13 at 15:18

ん~、すごい! 好き者にとっては、宝の山ですね。うらやましい!

そういえば、案内できなかったお詫びにピニンファリーナからプレゼントが届きました。
http://yasulotus340r.web.fc2.com/Trip/2007_Italia/DSCF6841.jpg

Posted by: やす Lotus 340R | 2007.09.13 at 18:07

やす Lotus 340Rさん
楽しいひとときでした。きっとこんな方がいっぱいおられるので、また週末に自宅でも訪問しようかとおもってます。
お詫び、、、結構立派なものですね。こんなの頂けるのですね。驚き!! 宝物が増えましたね!!

Posted by: marque | 2007.09.13 at 18:17

写真のUP、ありがとうございます。お洒落なディスプレーですねぇ~
上段の赤は222系、その隣は、ALEZAN製の銀のGhibliⅡのような感じですね。かなり欲しいかもw

http://www.raccoon-auto.com/minicar/abload/alezan/200m.htm

Posted by: iwao | 2007.09.13 at 19:20

さすがっ!!
あれだけで車種はもちろん、ブランドまでも。。。。
やっぱりmy carを手に入れるのは必須ですね。

Posted by: marque | 2007.09.13 at 19:27

ホント...相変わらず凄いっすねぇ。

ちなみに、ALEZANのGhibli IIは僕も持ってますよ〜ん。
他には、BBRの3500GT/3200GT/そして!GranSport Spyder...ウフッ(*^_^*)

Posted by: ghie | 2007.09.13 at 20:23

ghieさん
凄いのはほかの皆さんね。。
それにしても、ミニチュアは皆さん、さすがっ!!! やはりお持ちなのですね。。。
次回は、上記のMASERATI DA CORSA AL MUSEO DELL’AUTOMOBILE “BONFANTI-VIMAR”ミニチュアカー写真から1台、1/1を披露いたします。お楽しみに!!
どれか?当てて頂いてもいいですよぉ〜〜

Posted by: marque | 2007.09.13 at 21:45

Il semble que vous soyez un expert dans ce domaine, vos remarques sont tres interessantes, merci. - Daniel

Posted by: rachat credit | 2010.12.24 at 18:29

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