ARESE
先週末は友人に誘ってもらい、Museo Storico AlfaRomeoに行ってきました。
私とAlfaRomeoとの繋がりは、1990年代にイタリアツーリングカー選手権、DTMで大活躍していたAlfaRomeo 155にあります。フェンダーを広げられた155GTA, そして後年、箱のF1とまでいわれるようになったハイテクマシン, 155TIが私を虜にし、AlfaRomeoが大好きなブランドになりました。
実はその数年前に、75をみて「なんて不細工なクルマだろう」と思っていたので、155がきっかけとなりAlfaRomeoを好きになるとは思いもよりませんでしたし、155, Spiderと乗り継いだ後年「なんて不細工」と思っていた75を購入することになろうとは・・・
ヒトの感覚というのは、本当に流れるように変わっていくものです。
今回で3回目だったのですが、1996年に初めて訪れたときの興奮は今でも覚えています。 今ほどAlfaRomeoの歴史にも詳しくなかったですし、今ほどクラシック嗜好でもなかったのですが、初めてAreseを訪れた興奮と、初めて目にする歴代マシンを前にして身震いした事を懐かしく思います。
今回は偶然にも、AlfaRomeoのクラシック部門、ヒストリックレーシングとして繋がりの深いイタリアのクラブイベントで訪れました。それゆえ、先に紹介しました C.I.A.P.G.P.F.1のメンバーにお会いすることができたのです。
今回の訪問もex-F1パイロットやメンバーの車両に興奮しましたが、驚きはその次にもありました。
たまたまイギリスから団体が訪れていたお陰で、彼らと一緒にCentro Stileへ足を踏み入れることができたのです。もちろん未公開モデルは全てカバーされていましたし、デザインルームの見学は許されませんが、過去のデザインスケッチ、クレイモデルが飾られたSTUDIO、そして職人らによる工房を垣間みる事ができ、その雰囲気を十分感じることができました。
いつもAreseを訪れるたびに驚かされ興奮します。
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Comments
いいなぁ~。羨ましい!!
私も行ったときに沢山見れるでしょうか・・?
Posted by: RYU | 2008.03.05 11:11
車だけでなく、洋服やメガネなど、
身に着けるものの好みや感覚も、
本当に流れるように変わりますね・・・。
marqueさんも
イタリアで1年間生活をして、
日本での生活では考えられないくらいの
感覚の変化があったことと思います。
羨ましい~
そのうち訪ねます!
Posted by: Dr.Quattro(Veritas) | 2008.03.05 12:57
上の写真を見るとスクーデリア・ポルテロの総会か何かに見えますが、marqueさんの日記らしからぬ?場面でビックリ(笑)
僕が行く時も偶然こんなところに出くわすのでしょうか?
楽しみです♪
Posted by: おやじ | 2008.03.05 14:30
RYUさん、おやじさん
私も一応、元Alfistaでした。今でもAlfaは常に気にかかる存在ですし、SZとか欲しいですね。。
お会いするときに、何か偶然のサプライズを期待したいですね。
We hope our good luck!!
Dr Quattroさん
知らない間に感覚の変化が訪れるんですね。
イタリア生活で変わったのかな?(←自分)
自分の時間を大切にしようと思うようにはなりましたが・・・
Posted by: marque | 2008.03.05 17:02
羨ましいなぁと。
私が車の世界へと入り込んだのは1968年のtipo33ストダダーレでした。
先日、八丁堀を赤のSZが走っていました。
いい音していましたよ。
そうそう、ベルトーネ突然の復活のようですね。
Posted by: イノウエ | 2008.03.06 01:34
Tipo33はAlfa好きなら、永遠の憧れですね。
特にStradaleはデビュー当時、既に世の中ウエッジシェイプの世界なのであまり評価されなかったのが嘘のようですね。
Posted by: marque | 2008.03.06 06:22
こりゃまたものすごいコネクション!
素晴らしい体験でしたね。うらやましいです♪
Posted by: acero | 2008.03.06 15:19
こんな経験のため、いらしてください。
面白いと思いますよ。
Posted by: marque | 2008.03.07 15:32