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2008.03.13

NOVECENTO A TRILOGIA DELL'AUTOMOBILE

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少々前の話だが、TORINOを訪れた際に、TRILOGIA DELL'AUTOMOBILEを訪れてきた。

TORINOは今も昔も、イタリア自動車産業の中枢であり続けている事はご存知の通り。FIATはTORINOの産業を担ってきたし、中心地からすぐのところに有名な旧Lingotto工場跡があり、そこから歩いて数分のところにはTORINO自動車博物館=BISCARETTI MUSEO DELL'AUTOMOBILEもある。
しかし、このBISCARETTI MUSEO DELL'AUTOMOBILE、2007年4月から残念ながらレストレーションのため休館中。

ところが、このBISCARETTI MUSEO DELL'AUTOMOBILEが2008年は場所を変え期間限定で、TRILOGIA DELL'AUTOMOBILEという展示を行っているのです。
これは自動車の歴史を3時代=NOVECENTO, VEROCITA, DREAMというテーマで区切り展示しているもの、丁度3月末までは、NOVECENTO=1900年頃、自動車創世記〜戦後にかけてというテーマの展示を行っているので訪れた。先の冬季オリンピックで使われていたと思われる会場は、特別に仕立てられ、天井も高く明るくて素晴らしい雰囲気。

NOVECENTOからわかるように、展示はFord T-typeやFIAT, Lanciaを初め創世記の車両が多く並び、興味深いが・・・個人的には少々興味が薄い。どうしても戦前戦後、イタリア自動車産業が一番華やかであった頃、自分の興味のある時代の展示に目が移りがちなのであった。
またまたその辺りを極個人的に紹介。

トップ写真は1951 AlfaRomeo 6C2500 Villa d'Este
素晴らしいツートンカラーのSpiderモデル、まさにVilla d'Esteという名前がぴったりな車両。その後ろにも多くの個体(BMW, AR, Lancia, Jaguar, Porscheなど)が展示され、まるでARが全ての車両を率いているよう。
これこそItalian classicの見本ではないだろうか。

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1956 Lancia Florida
個人的にものすごく引かれた車両。Pininfarinaらしい伸びやかで優雅なボディーが架装されており、ツートーンのカラーリングがさらにそれを際出させている。
ドアは観音開きで、リアのトランクラインも実にエレガント。

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1961 Lancia Flaminia Presidenziale
Floridaの隣には、Flaminiaをストレッチ、オープン化されてた大統領車。JF Kennedyも乗ったらしく、後ろにはその写真も飾られていた。

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やっと本当の意味でのNOVECENTO=戦前、戦後の車両
こんな感じで並んでいます。

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1983 AlfaRomeo ZETA 6 ZAGATO
これはZAGATOによるコンセプトカー、NOVECENTOではなくて、どちらかというとDREAMのカテゴリーに入ると思うが・・・
このあたりの感覚はイタリア的ご愛嬌か?

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最後はGiulietta Sprintの木型
クルマはよく目にしても、こんなのはMuseumじゃないと見れない。
サイドには誇らしげにBertoneのロゴが入ってます。


という訳でイタリアらしからぬ、明るさ、清潔さにあふれた美しいTRILOGIA DELL'AUTOMOBILEでした。


PS
次回はグリルやエンブレムを紹介してみます。

追記
グリル、エンブレム編はおやじさんがMuseoを訪れた後にULします。

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Comments

僕にとってはとてもありがたいエントリーです。
でも、行く前にこれ見ちゃうと感動が薄れるような気も(笑)

Posted by: おやじ | 2008.03.13 at 06:49

おやじさん、こんにちは
3月末まではNOVECENTOで、訪れる頃はVELOCITAにかわています。
もっともっと興味深いクルマばかりですよ。。きっと!!
テーマ間で休館が2週間ほどありますので、かなりの内容が変わるのではないでしょうか?
でもおやじさんの場合、一番最初が凄いですから、そちらの衝撃が後遺症にならぬように。。

MUSEOの住所を記しておきます。
TRILOGIA DELL'AUTOMOBILE
Corso Massimo d'Azeglio 15
TEL 011 677666
OPEN: TUE-SUN 10.00 - 18.30, MON CLOSED

Posted by: marque | 2008.03.13 at 16:05

素晴らしいですね。
やはり文化が違います。
イタリアの自動車、1950年以降が左ハンドルです。
それ以前は右ハンドルです。
ヘンリー・フォードの影響が大きいと聞きましたが定かではありません。
このことを日本で調べてもよく分かりません、イタリアでの情報で分かるようであればて教えて下さい。宜しくお願い致します。

Posted by: イノウエ | 2008.03.14 at 00:28

イノウエさん、
へぇ〜〜そうですかっ。詳しいですねっ、さすがですね。
私は全然知りませんでした。そういわれてみれば6C2500はRHDですね。
まめ知識ひとつ勉強になりました。

Posted by: marque | 2008.03.14 at 15:45

旧いイタリアの車が右ハンドルなのは多くのサーキットが時計回りなので、レーシングカーは右ハンドルが有利だったというのがその理由です。

ただ、それはアルファ等のレーシングカーをベースとする高級車の場合の話であり、フィアットなどの実用車はあたりまえですが普通の左ハンドルが多いです。

Posted by: おやじ | 2008.03.15 at 07:08

おやじさん

詳細な解説ありがとうございます。
横浜で開催されたムゼオ・アルファの会場での説明で、ヘンリーフォードという解説があり、疑問に思っていたので。

Posted by: イノウエ | 2008.03.16 at 01:29

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