« Collezione Giugiaro | Main | 45º ANNIVERSARIO »

2008.10.28

AUTO E MOTO D'EPOCA

R0011886

Padovaで行われるMostraScambio、AUTO E MOTO D'EPOCAに週末訪れた。

Webにも、The most important VINTAGE CAR AND MOTORBIKE exhibition in italyとあるが、それくらい規模が大きい。一緒に訪れた友人は13年前にもここを訪れたことがあるらしく、当時は本当に小さかったとのこと。その間にどんどんと規模は拡大し今やイタリアで最重要な展示にまで成長したようだ。事実、イタリア以外からの出展社も多く、外国人訪問客も散見した。

訪れてまず感じたこと「魅力的すぎてまっすぐ歩けない!!」 

つまり、あまりにも面白いもの、珍しいクルマがゴロゴロ展示されているので、ついついその展示や商品にトラップされて数10mもまっすぐに歩けないのである。本当に面白くて、こちらで「あ〜」、隣で「へぇ〜」、またまた「格好いい〜」などど驚き、友人と蘊蓄を語りながら会場を散策し、合計300枚もの写真を撮影した。

全部紹介したいような写真ばかりだが、そこから超個人的に厳選し2回にわけて紹介してみたいと思う。
今日はメーカー、Carrozzeriaのオフィシャルブースから、次回はクラブ展示ブースや、一般展示ブース、お店から紹介してみたい。


さてトップ写真はデザインCarrozzeriaとして唯一ブースを設けいていた新生Touring Superleggera
2008年に復活したゆえに気合いが入っているのだろう。現在Touring Superleggera社を所有するのはZeta Europe BV group、グループ会社にはスポークホイールで有名なBorrani、そしてレストアやコンセプトカー作りなどを担当するCarrozeria GranTurismo、これらの作品が一緒にブースに並んでいた。

まずはCarrozzeria Touringのラスト作品となった1966 Lamborghini FlyingStar II
フロントエンドのデザインは良かったが、リアスタイルがワゴンのように見えてしまったデザインは、結局Ferrucio Lamborghiniの目に叶わず350GT, 400GTシリーズを継続生産することになった悲運のLamborghini.シルバーグレーのようなエクステリアに黄色いヘッドライト、エッジが効いたボディーラインとエレガント!
最近Lamborghiniに接する機会が多い(1, 2)が、改めてLamborghiniというブランドは、その生い立ちから、デザインのコンセプトもエポックメーキングであり、素晴らしいブランドであることを再認識させられる。



R0011961
その向こうに見えるのは、ジグに組まれたLamborghini Miura
初めて目にするジグに組まれた光景は何とも衝撃的であった。Miura自体はBertoneの作品なので、Carrozzeria GranTurismoのレストア作品=レストア中の個体なのだろう。クルマ自身も素晴らしいが、このようなジグに組まれた状態だと、そのクルマ自身がもつボディーラインが引き立ち一段と顕著である。


R0011882
Maserati A6G 2000 Frua
これもレストア作品、今年のVilla d'Esteに出展された赤と白のコンビネーションと同じA6G 2000 Frua.こちらもエンジンは組まれておらずボディーが完了したところ。こういう見せ方=展示の仕方も新鮮であり、とても感心した。
しかし素晴らしい。


R0011880
これも同じブースに展示されていたBorraniスポークホイールを履いたFord GT40 Road version.もちろんオリジナルの本物、GT40というと派手なレーシングカラーをどうしても思い出してしまうが、こんな渋いシルバーのロードバージョンもいい、欲しい!


R0011995
こちらはAlfaRomeoブース
TZ, SZ, Giulietta, Giuliaなどが展示されていた。
黒いブースに真っ赤なAlfaRomeo、展示の仕方が格好いいのよね。
花形はもちろん最近発売されたMITO!! ブースの方に「是非MITOを買ってください」と薦められたが、「MITOもいいけど、本当はTZ, SZが欲しいんだけど・・・」というと「それはそうだ!」と笑われた。あたりまえか・・・


R0011997
こちらはLanciaブース
Appia Zagatoが2台、Delta Integrale GroupA MartiniカラーがNew Deltaと共に展示。やっぱり2台のAppiaをジロジロと嘗め回すようにみていた私(笑ってください)


R0012009
FIAT-ABARTH Bertonne.
Monzaで多くのスピード記録を打ち立てたレコードカー、ほかにPininfarinaやZagatoボディーも存在する。ロマンの世界のクルマだが、現代のアイコンとなる赤と白のチェック柄の前に展示する姿もなかなか様になる。


R0012034_2
Maseratiブースは、現在のGranTurismo-Sとそのオリジナルとなった1953 A6GCS PininFarina、そしてPininfarinaによる現代の5代目QuattroporteとFruaによる初代Quattroporte.現代の主力ラインナップとそのオリジナルとなる新旧4台が展示された姿は、女性と共に展示されるモータショーよりも何倍も魅力的に感じる。
あ〜、何度見ても格好いいA6GCS PininFarina




これでもほんの一部、どうですか?

つづく

|

« Collezione Giugiaro | Main | 45º ANNIVERSARIO »

Comments

marcue様>いや〜、本当に素晴しい。良い時にイタリーにいらっしゃいましたね。しかし、凄い規模ですね。イタリーならではです。日本で何年か前にやりましたFerrari Maserati展もイタリーから職人さんが来て飾り付けをし、それはとてもモダンでつい唸ってしまいました。今回のこの展示も、うまいですね。レストア途中を逆手にとっての飾り付け。律義でマニュアル通りにしか考えない日本人にはとても出来ない事です。

今回はツーリングからですね。このフライングスター2は、当時衝撃でしたね。単なるシューテイングブレークとも違うし、ハイスピードワゴンの先駆けでした。Fiat DinoにもP.Martinがデザインした同じカテゴリーの車がありましたが。このイエローランプですとベルギーオーナーでしょうか?。しかし、ホイールがワイヤーになってしまっている。やはりこれはミウラと同じoriginalのホイールにしてほしいですね。隣にミウラ!。

ここにGT40?。GT40とミウラのデザイン上の類似点は沢山あって驚きます。フェルッチョが、ル・マンを見て、あの車のイタリー版が欲しい!と言ったのがミウラのルーツらしいのですが、、、。GT40に丸ライトを付けるとミウラになります^^。私見ですが、GT40は、何らかの形でジウジアーロが関与していたのではと思えてしょうがないのです。ここにこれがあると言うのもミステリアス???。

TZ2!。これは実車を見ないとその格好良さは分かりません。先日、茂木に来ておりました。

アッピアザガートは可愛いですね。軽井沢のガレージで寂しくしている個体がありますが、、、。

A6GCS。ブロバローネですね。雑誌等では、ブルーのツートンをよく見ます。PFは、数多くの作品の中で、これが一番の傑作!としているようですね。ネコのカーマがジン誌で、今月このブロバローネがデザインしましたDino206S Prototipoが特集されていました。私は何が好きかって、実はこれが一番好きなんです。PFが、ル・マンミュージアムに貸し出したのですが、PFがその書類を紛失!。ル・マン側は、それを理由にいまだに返却しないそうです。目の黒いうちに絶対に見たい車ですね。カーマガジンを見直しました^^。すみません、長〜く書き過ぎました。次回が待ちきれません!^^。

Posted by: 大内 誠 | 2008.10.28 at 10:55

大内さん
早速、濃いコメントをありがとうございます。本文でも書きましたが、魅力的すぎて本当にまっすぐ歩けない!!東京都現代美術館も訪れては驚いたものですが、こちらは元の数自体が圧倒的に多いんですよね。展示の仕方も素晴らしいし、車両も凄い。本当はレアなクルマでも有り難みが薄れてしまいます。(→いけません)
FlyingStarもこんなところでお目にかかれるとは思わなかったので、驚きました。元々すぐフランスにいったそうで、ゆえに黄色のライトだそうです。Borraniの件ですが、種明かしをしますと一番最初の発表はBorraniを履いていたそうですが、すぐ後のTurinShowではCampaを履いていた。よってどちらもオリジナルということでOKだそうです。もちろんBorraniのブースなので、当然Borraniを履いているということ。
GT40も同じでRoadVersionは当時からBorraniがオリジナル!大内さんはMiuraのオリジナルコンセプトはGi派なので、Miura&GT40がこのブースだとついつい結びつけてしましますね。(???が意味深であります)
TZもAppiaもよかったですね〜(茂木行かれたのですね!)
A6GCS、はい個人的にもBrovaroneの傑作と思っています! ブルーのツートン→よくご存知ですね〜、これに関しては後ほど・・ 
Dino206S prototipoはルマンで展示されていないのでしょうか?行けば拝見できるものと思っておりました。それにしても冗談のような話ですね(→書類)
続編はまた後ほど・・・

Posted by: marque | 2008.10.28 at 16:41

とても素晴らしいタイミングでイタリアにいらしゃいますね。今年だけ特例なのですか?それとも毎年あるのですか?

Posted by: イノウエ | 2008.10.28 at 23:09

marcue様>この頃のイタリアンカーデザインに影響を与えていたのは、間違いなくビル.ミッチェル率いるGMデザインである。1962年に発表されたモンザSSそしてモンザGT。モンザSSは、この時点でフロントから始まり、ボデイを取り囲むようなラインはミウラやGT40と一緒で、そのライン上にライトを組み込むと言うやり方は、ブロバローネのDino206SPrototipoと同じである。そしてモンザGTは、この時点でミウラがリヤウインドウで用いたアルマジロウインドウをすでに持っている。他にはコルベアから発されたあのリヤウインドウのひさしは、コンテッサやPFブルーバード等に真似られた。B.ミッチェル氏は統括なので、その下で実際に絵を描かれたのは、日系のラリーシノダ氏等々である。しかし、この時にさらにそれを丸投げされて、バイト状態でお手伝いしたのがあのP.ブロック!と言うお話も聞いた事がある。たしかにこの時代、GMの方がイタリーをリードしていたと言うのは間違いの無い所。しかし、その巨人が、、、、。

Posted by: 大内 誠 | 2008.10.29 at 01:06

時々、遊んでいただいているギャラリーアバルトの山口元館長がこのイベントに行くので渡伊するとおっしゃっていましたが、素晴らしいイベントですねー!一般人がこのようなイタリアでの車のイベントがいつあるか知る方法はあるのでしょうか?

Posted by: corse4 | 2008.10.29 at 06:51

イノウエさん
Padovaのイベントは毎年です。ただ13年前にも訪れた友人はその様変わり用に驚いていました。今ではイタリア最大のクラッシックイベントに成長したようですね。まるでイタリア版Retromobileですね。TRILOGIA DELL'AUTOMOBILEは今年だけです。Biscaretti museumがお休みなのでその代わりに・・と雰囲気かなと勝手に思っていますが。。。

大内さん
う〜〜ン、マニアック!
正直、この辺りのアメリカ車を現役で体験された大内さんのお話しはリアル!後追い勉強な私は、どうしてもヨーロッパ嗜好なためよくフォローできませんです。
たしかにMonzaGT, MonzaSSはおっしゃる通り、あの頃のアメリカ車はデザインも奇抜で、大いにイタリアCarrozzeria勢に影響をあたえました。PFですら羽を持ったクルマが多く生まれましたね。しかし私のひいき目か?それとも現実か?やっぱりBrovaroneの206S prototipoのほうがよく思えるし、Miuraのほうが格好よくみえる!アイデアをうまくまとめあげたのはイタリアの技か?巧みか?それとも私のえこ贔屓??
Contessa, Corvair, TomTjaardaなど、だんだんと大内さんの好みが判ってきたような気がしてきました。


corse4さん
大きなイベントは地元のクルマ好きは皆知っていますし、雑誌を開けば掲載されています。私も普通の人なのでwebと雑誌、オーナークラブからのインフォですね。基本的にはこれでOK!!
webは http://marque.air-nifty.com/blog/2007/06/post_0372.html ここで紹介しました。
雑誌は、RUOTECLASSICHE, Auto d'Epoca, Auto E'poca Automobilismo、この3誌に目を通していれば大きいものから小さいものまで把握できます。
オーナークラブからのインフォは、入会するか?もしくは仲のいい友人を作るに限りますね。
ヨーロッパではとっても有名でも、日本ではマイナーなものっていっぱいありますもんねぇ、MilleMigliaは超有名だけど、ほかは知られてなかったり・・・イギリスのGoodwood Revivalなんて超凄いのに、日本では超マイナー! そんな感じです。

Posted by: marque | 2008.10.29 at 08:23

出遅れましたが、どれもこれも素晴らしいっす。
アッピアスポルトの後期型二台、いいなぁ(現実的に考えて)

ところで大内さん、
こんなに綺麗ではありませんが、近々アリババの洞窟探検に参ります。良かったら一緒に行きませんか?

Posted by: おやじ | 2008.11.01 at 10:25

おやじさん、ご無沙汰しております。
お元気ですか〜?私は結局、VELOCITA行きませんでした。正直申しますとオヤジさんをはじめとする他の方の写真で満足しちゃったんですよねぇ
で、、Alfa党から、Lanciaへ完全にカラーは変わられてしまった様子、Appiaいいですね〜, ついでにAureria, Flaminiaも大好き!!

アリババの洞窟といわれると、そのネーミングにグッグっと来ますねー。
楽しんでください。

Posted by: marque | 2008.11.01 at 17:16

marqueさん
VELOCITAも面白かったけど、DREAMも見たかったなぁ!
というかEPOCAはもっと見たいぃぃぃ~(笑)
やはり現地に住まぬことにはダメ、これ結論かな。。

続編に期待してます。

大内さん
そうなんです、おやじって人物は僕のことでした(笑)

Posted by: おやじ | 2008.11.01 at 21:21

おやじさん
元々クルマもレースも発祥はヨーロッパですし、もともと存在する台数が日本とは圧倒的に異なりますからねっ、やっぱり稀な個体も台数も規模も、私を含め日本人からすれば、すご〜〜い世界になっちゃいます。

Posted by: marque | 2008.11.02 at 00:24

The comments to this entry are closed.

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/119168/42928687

Listed below are links to weblogs that reference AUTO E MOTO D'EPOCA:

« Collezione Giugiaro | Main | 45º ANNIVERSARIO »