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2008.12.10

イタリア自動車紀行から - Museo Storico AlfaRomeo -

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- Museo Storico AlfaRomeo -

Museo Storico AlfaRomeoといえば、AlfaRomeo創成期から、レーシングカー、プロダクションモデルまで全て揃いその所蔵数は100台以上という博物館.もちろんAlfistaにとって聖地であることはいうまでもない。

自身、イタリア車への傾倒はAlfaRomeoがきかっけだったので、やはりAlfaRomeoへの思い入れは未だに強い。
学生の頃に友人と計画した「ヨーロッパの旅」に無理矢理にでもMilanoを組み込み、レンタカーでAreseを目指したこともありました。(友人にはいい迷惑だったかも・・・) 初めて訪れた時は、そこを訪れたという事実とMuseoの内容に感動し「とうとう聖地、Areseに立つことができた」と深く満足したものでした。
それから早10余年が経過しMilanoに住むようになってからは、「もう一度訪れたいが、近いからいつでもいける」と思い、なかなか訪れる機会に恵ませんでした、灯台下暗しということでしょう。
今年3月初めにイベントのため再訪することができ、久々のMuseo Storico AlfaRomeoに感動したものでした。(初めての時に比べるとその度合いは小さかったですが・・・)

話はイタリア自動車紀行に戻り、それから2ヶ月後の5月初旬に再び皆と訪れることになったのです。そのメンバーは、2人のMCJメンバー(うちひとりはAlfaオーナー)、そして古くからAlfaRomeoを操ってきたAlfistaでありLancistaの友人夫妻の計5人。
いつもの如くAreseにクルマを向け、Museoを目指します。私以外は初の訪問なので「本当にすごい所蔵数ですよー!」と脅かせておきます。

Museoに到着し目に飛び込んできたのは、Sportcarで大活躍したAlfaRomeo Tipo33TT12.皆も「オォー!!」とその反応は期待通り。
2007年はTipo33が初勝利を挙げてから、丁度40年ということで玄関にはTipo33の歴史が大きく取り上げられていたのでした(Top写真)。




次いで何階もある展示フロアを順に見て回ることになります。


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そこには定番だけど、やっぱり憧れるJM Fangioが操ったAlfaRomeo Tipo159があったり


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最下階には、Racing AlfaでBrabham AlfaRomeo F1 BT45があったりと・・・


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これはDTMに一大旋風を起こした155 V6 TIのエンジン

何度見ても、その車種の多彩さと内容には驚きます。


大体見終わった頃、一緒にきた友人が「なんか今更プロダクションモデルをみてもなぁ〜〜 」とか、「ちょっと興奮にかける」などと言い始め、イマイチ感動が薄い様子。


私的には「アレレ・・・・?」なのですが、その理由は簡単。

MCJの友人はMuseo AlfaRomeoの前に、丁寧な解説付きのCandini workshop、Carozzeria Campanaをまわったばかり。またLancistaの友人に至っては、私と一緒にMonzaでLeMans Classic、その翌日にはVilla d'Esteでを満喫し、その後はTorinoに行かれて解説付きのTRILOGIA DELL'AUTOMOBILE、元MICHELOTTIの内田さんと親交を温めてきたばかり。どうも皆さんの閾値が上がってしまったようでした!(ハッハッハッ)

何処を訪ねるにしても博物館を見学するにしても、アテンドがあったり解説がついていると、深く理解でき、尚更興味深く観察するようになる。対してMuseo Storico AlfaRomeoは、何の情緒も感じられない古いコンクリート製の建物で、所蔵は凄いもののその展示フロアは薄暗く、どうしても古さを感じてしまう。(お願いすれば解説付きコース、あるんだろうか?) 加えて、現在Arese工場のラインは閉鎖され、稼働しているのは隣接するCentroStileとこのMuseoのみ。長くAlfaRomeoの聖地として君臨してきたAreseにもかかわらず、ひっそりとした雰囲気で駐車場も草だらけ・・・この雰囲気が感動を薄くしてしまったと思うのです。もう少し明るい雰囲気であれば感じ方も違うだろうに・・・

そんな雰囲気をさとったのか、現在Museo Storico AlfaRomeoは一時休館し、AlfaRomeo 100周年に向けレストア中! さてさてどれくらい奇麗になって復活してくれるのか?楽しみであります。(イタリアンジョブゆえに、きちんと計画通り再オープンするのかっ!?)

次回はフリークなAlfistaな方とご一緒したいです。どなたか解説お願いできませんか?

そんなMuseo Storico AlfaRomeoでありました。

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Comments

自分も、AlfaRomeoがイタ車のきっかけ、というか外車への誘いでした。初めての左ハンドル、右手で操作するMTに慣れた頃には、もうドップリ抜け出せない世界に入り込んでいたような気がします。写真を拝見すると、ミニカーの世界みたいです。いつかは自分も実物をゆっくり拝見したいなぁ~って思いました。

Posted by: iwao | 2008.12.10 at 06:58

その節は大変お世話になりました。
marqueさん無しには全く不可能な北部イタリアを巡る車巡礼をすることが出来ましたが、あれから早8ヶ月なんですね。
ムゼオではたしかにこの日記で書かれた通り、意外にも感動は少ないものでしたが、それでも書物に出てこないようなマイナーな試作車などには惹かれるものがありました。裏の倉庫にあったジュニアZやF3等がそれですが、鍵が掛かって締め出されてしまい焦ったのも良い思い出です(笑)motorsports

Posted by: おやじ | 2008.12.10 at 07:47

どこからどー見ても...何を読んでも...とにかく、羨ましい!!
の、一言。

Maseratista歴は既に十数年のくせに・・・。
何故か・・・Alfista歴やっと丸一年の僕( ̄▽ ̄;
もっともっと、AlfaRomeoを勉強しなければ。。。

Posted by: ghie | 2008.12.10 at 11:56

marcue様>なつかしいですね。ここには、約30年前に行きました。憧れのアジップモテルに泊まって、ここであの犬のマークの入ったハンガーをそっとトランクに入れ、、、。

厶ゼオは、モダンでしたね。この時は三栄書房のアポが入っていたので、楽でした。メゾネットになっていて、車が見やすく、見逃しが無いように工夫されていましたね。いまでもスライドにその時の画像が残っています。この時に同行しました友人は、その後帰国してモータージャーナリストになり、三栄書房から世界の自動車博物館としてここの本を出しました。

ここの後は、トリノのビスカレッテイに行って、そしてアポ無しでLanciaミュージアムに行きました。道を聞きますと、理解出来たのは「チンクエチェントメーター、、、、」と。500メーターどうするんじゃい!とイライラしましたが、あのLancia通りをまたがった本社にたどり着きました。あの本社はもう無いのでしょうね。

ヴィセンザでは、カンパニョーロへ行きました。新旧のカンパニョーロ社を見れて、感激でしたね。

Posted by: 大内 誠 | 2008.12.10 at 14:25

皆様
写真のポップアップ機能が長らく不可能(by cocologのせい)でしたが、復活した様子。写真を拡大してみてください、新しい機能は洗練された印象でBene, Beneであります。

iwaoさん
お久しぶりです。
同じく私も初の左ハンドルMT車は不思議な感じがしました。初めて右手で操作するシフトレバー、ほんの数分の戸惑いでしたがはっきりと脳裏に焼き付いています。その後のクルマ遍歴については、、同じく・・・蛇の毒に侵されるどころか、そのうえ槍に心臓を射抜かれています。改めて写真を見ますと、確かにミニカーみたいですね。Top写真なんてジオラマみたいです。
Museo Storico AlfaRomeoはお勧めなんで是非訪ねてみてください。私と同行していたメンバーは感覚が麻痺していただけですから・・・、クルマにまったく興味の無い妻ですら驚いていましたよ!!

おやじさん
こんにちは! 楽しかったですね。
メンバーの中では、おやじさんの感覚の麻痺の仕方が一番凄かったですねっ!?(まあ仕方ありません、あんなに濃い旅をしてしまえば・・・ 贅沢厳禁、初心忘れるべからづであります!)ゆっくりみれれば新たな発見もあったと思いますが、時間に制約があったので仕方ありません。 実は私は閉め出された場所に過去2回ほど足を踏み入れた経験がございまして・・・(笑)、一度目は初めて訪れたとき、その時は奥にいっても工場が稼働していたので人も多くいました。二度目は先のイベントの時で、あの場所にAlfaRomeoの166ProcarやGroupC carが置いてあり、その隣にテーブルを並べて皆で食事しました。思い出深い経験でした。しかし、今回のあの場所はひっそりとしていましたね。

ghieさん
一度来伊くだされば、博物館はいつでも体験できますよぉ〜(今はMuseo AlfaRomeoは無理だけど・・・)難易度は比較的低いので(到着できるかだけ)是非体験してください!! 私もMaseratiはいいけど、AlfaRomeoは全く詳しくないので、だれかに案内して頂きたいなぁーと思います。解説してくれる人がいれば、面白いTipsやまつわる話などで、どんどん広がってゆきますからね!!

大内さん
30年前というのが凄いですねーーー  
私が初めて訪れた時は21歳の頃、13年前です、当時も訪れた方全員に勧められて、念願のMuseo訪問という雰囲気でした。Agip Hotelなんてあるんですね?
30年前は”モダン”でしたかっ!! 私が訪れた13年前ですら博物館内は、暗い、人いないという雰囲気でしたけど・・・ 今はほかの博物館がモダンになってしまったので、皆の基準がそちらにシフトしてしまったのも大きな要因かと思いますが(笑)
Biscarettiはなぜか訪れる機会がなく、改装前のMuseoは訪れることができませんでした、Museo Lanciaもですが・・・(残念) 来年の再オープンを楽しみに待ちたいと思います。Torinoは本当に変わってしまいましたね。いつかTorino自動車マニアックツアーなんて個人的に企画したいと思っています。

Posted by: marque | 2008.12.10 at 18:45

私もMUSEOは、ナカナカ縁が無かったと言いますか、
見学したのはずっと後の事でした
33の40周年の記念ブースを見てみたいなぁ。。
私は昔、MUSEOに33の自作のミニカーをプレゼントしたんですよ
飾ってくれてるハズなのですが(笑)

Posted by: フォルギエリ | 2008.12.11 at 18:45

フォルギエリさん
40周年のブースはマシンよりも、周りに飾られていた写真が良かったです。
おそらく書籍をみれば、どこかにある類いのものだと思いますが、それを目の前にして、皆で蘊蓄語り合えば楽しいこと間違い無しですね! 私は仲のいいメンバーと、そういう自動車の旅がしてみたかったんですよねぇーー。
ミニカー>間違いなく存在しているんでしょうね!! 自分の作品がコレクションを引き立てるなんて、素晴らしいロマンですね。私も真似てみようかなぁ・・・

Posted by: marque | 2008.12.11 at 20:39

日本に来たムゼオ・アルファは高島鎮雄さんから展示車の全て聞くことが出来ました。
 
ムゼオ・アルファ訪問したいですが・・。
時々ラフェスタ・ミッレミレアを走るために貴重な車輌が来るので楽しみです。今年6C1500でした。

大内さん
その三栄書房の自動車博物館、当時購入して今でも持っててます。当時、凄い本だと驚きました。

Posted by: イノウエ | 2008.12.14 at 11:58

イノウエさん
それはよかったですね、羨ましいです。
MuseoStoricoAlfaRomeoに関わらず、MB, BMW, Porscheなど本社直轄の博物館はmustと私も思っています。
実は一緒にいったメンバーも「ARは大概日本に来たからなぁ〜」とのことでしたが、やっぱりAreseの本館のスケールは、そんなことなく凄さ100倍です!
横浜が、よかったのはblog本文でも書いた展示方法ですね。これと解説で感じ方があまりにも違うんですよねぇ。Museoで往年のエンジニアやメカニックから解説される見学ツアーが存在すれば、私は失神しそうになりますね!(笑)
AlfaRomeoは毎年貴重な車両を日本に送ってくれますね、有り難いですねっ!!

Posted by: marque | 2008.12.15 at 05:56

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