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2008.12.17

44º ANNIVERSARIO

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またやってきた12月17日、この日はMy MISTRALの誕生日。

今日は心温まるクルマ話。(←本当か?)
今から遡ること44年、1964年のMaseratiの主力ラインナップはMISTRAL, SEBRING, QUATTROPORTE。ほかにも最後のFouri Serieといわれた5000GTが造られ、レーシングカーではTipo63-64-65シリーズ, Tipo151がファクトリー内で製造された年になるのだ。こんな伝説的なレーシングカーと同じ屋根の下で造られたかと思うと、やはり44年という時間を感じずにはいられない。未だに同じ建物の下で、現代のクルマも作られているのが、また感慨深い。

1964年12月17日のデリバリーシートをもつMISTRALは、Modena, Ciro MenottiのファクトリーをでてFirenzeのオーナーにデリバリーされた。当時、どのような使われ方をしたのかは今から知る由もないが、僅かながらその後の消息は車検証から判明している。長くFirenzeのオーナーは所有していたようで、その後はVogheraに移り、1995年頃にMilanoに移ってきたということらしい。
Milanoの住所を調べてみると、なんと私の自宅から僅か1kmほど離れたところ。「都心のマンションゆえにきっと前オーナは既に住んでいないだろうな」と思いながらも、折角Milanoに住んでいるんだからと思い写真片手に訪ねてみた。しかし、残念ながら、その地の表札には車検証にある名前を見つけることはできなかった。残念であったが、それはそれでこの地を走っていたんだなぁと、勝手に思い帰ってきた。
まだまだ判らないことだらけであるが、トップ写真のように44年もの前のデリバリーシートが存在し、過去のオーナーが判って、レストア時の写真も手元にあるのだから、まだまだ幸せだと思う。

毎年のように書いているのだが、早くFirenzeのファーストオーナーを訪ねる旅をしなければならない。実は私自身、Firenzeの地は未だに訪れたことが無いのだから・・・

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Comments

心温まりました。続きを楽しみにしています。

Posted by: なかむ~ | 2008.12.17 at 08:39

こんにちは~

深い話ですね・・・
私の夢は、Quattroporteをイタリアに持ち込んで
Maseratiのファクトリーの前で写真を撮ることです。

MISTRAL、日本からお送りするならいたしましょうか???

Posted by: Dr.Quattro | 2008.12.17 at 09:12

こんにちわ。ミラノのオーナーが見つからなかったとの事。
表札見ただけで諦めてはダメです! まだ10年くらい前の話です。根性を入れて探せばその人が今何処に住んでいるか、絶対分かります!頑張ってください。そして、はやくフィレンツェに行かなくてはなりませんねぇ~。
期待しています!

Posted by: jusayu | 2008.12.17 at 10:45

marcue様>本当にこの不況の中、心温まるお話です。私もそのような意味もありまして、Lanciaの故郷を訪ねに行ったのです。それも、今から約30年前、、、ガンマが所狭しと並べられ、ピレリカラーのストラトスもおいてあったりと、まだまだ活気がありましたね。このように動けたのは、居をヨーロッパに置いていたからであり、marcue様も時間を見つけて、思う存分楽しんでください。御家族への心配りもありますので、いつも車ばかりとはいかないかも知れませんが。

フィレンツエは良いところですよ。私達は、ドームを見下ろせるサンマルコ広場の側にありましたシラノ?だったかな、古いお城のようなペンションに泊まりました。Lanciaフルヴィアセダンで行きましたので、イタリーでは大威張りで、駐車場に停めました^^。

今年の一月、カングーロの取材で行きましたトリノは、Fiatの衰退とともに、何か今一つ30数余年前に較べますと、淋しい気がしました。あの有名なリンゴットは、ホテルになってしまいましたが、その一室に入りますと、天井の高い独特なものでした。ここで図面を引かれたか、ラインが稼働していたかと思いますと、本当に感慨深いですね。テスト走行に使いました屋上は、ジョギングコースになっておりました。 

60年代のFiat車はまさに良心のかたまりと言った感じの車が多かったですね。でしゃばらないけれど、インテリジェンスがあって、おしゃれな普通車でした。

私がミストラルを初めて見たのは、1974年に行きましたロスのビバリイヒルズでした。ホワイトで、慌ててカメラのキャップを外し「オーーーー!ミミミミミストラル!。」と、シャッターをあわてて押しました。AMCのペーサーが出た頃です。また写真を送ります。

Posted by: 大内 誠 | 2008.12.17 at 15:35

いやぁ、誕生日のある車とは恐れ入りました。
是非ミラノオーナー、初代オーナーともお会いされて更なる「こころ暖まる話」を完成させてください。
車が納車された日は記念日って思うけど、誕生日かー。すごいですねぇ、やっぱり。
レーシングカーの横で手造りされたマセラティ。。。
それを想像するだけでなんだか素敵な気持ちになれますね(笑)

Posted by: alessandro | 2008.12.17 at 18:01

ミストラルの誕生日、おめでとうございます。
心温まるお話ありがとうございます。

ヨーロッパの車って受注生産という習慣があるので誕生日が分かるのですよね。
大量生産の車も分かるのですが、誕生日を知るとがっかりするから知らない方が賢明かもしれませんね。

イタリアにいる間に、ファーストオーナーに会えること祈っています。

Posted by: イノウエ | 2008.12.17 at 22:02


なかむ〜さん
コメントありがとうございます。
心温まりましたか?それはよかった。
寒いですからねぇ〜〜


Dr Quattroさん
ご無沙汰しています。
Quattroporteは完全にヒストリーが明らかですからね。今まで、あのクルマより奇麗なQuattroporteを私はみたことありません。赤い方も一度見てみたいなぁ〜〜
ファクトリー前で写真をとる。私も一度やってみたい夢です。
ちょっと夢で終わりそうな予感がしています。。。(泣)


jusayuさん
熱い叱咤激励ありがとうございます。
もう少し探せばわかると思うのですが・・・オーナーは私と同業者ということまではつかんでいます。しかしPriorityはFrenzeかな〜〜〜! 改めて早く行かねば!!


大内さん
やはり、その昔に同じようなことをやられたのですね。
好きなら絶対やりたくなりますよねーー。しかしファクトリー内にストラスがあったというのは思い出深いお話ですね。この種の経験は現地に住んでいるからこそだと思います。家族にも感謝しなければいけません。
同じくFirenze行かねば!!
Lingottoも未だ訪れていないMustのひとつです。あーまだまだ満喫できると同時に、Mustな箇所が多くあります。あ〜イタリア産業の繁栄、60-70年代!!
写真ありがとうございました。満喫しました。


alessandroさん
お久しぶりですね、お元気ですか?
誕生日というか?納車日というか?受注書というか?今となってはよく判りませんが、やっぱりこの手の書類を手にすると嬉しいものです。まあ勝手に楽しんでいるだけです。まさにマニアですな(笑) ずっと1963年のMistral発表、つまりTorinoShowの写真を探し続けているのですが、なかなか発見できないんですよね。。。。こうやって探すことも、小さな楽しみなんです。
alesandoroさんの時期戦闘機受注書は、そのクルマのヒストリーの始まりですから・・・大切にしてください。レーシングカーとプロダクションモデルが同居していたなんて・・・凄い時代ですね!! 


イノウエさん
心温まりました?それはよかった。
大量生産時代のはどうなんでしょね。何事も知らない方が幸せの場合と、知って幸せの場合がありますが、、、この見極めばかりは、結果を知らないと判りませんしね・・・ 難しいところです。 しかし、人間の心理は「知りたい」という欲求にある!! 

Posted by: marque | 2008.12.17 at 22:07

新年おめでとうございます。
ブログでお世話になっております、Koyapopです。
トリノショーでの写真をお探しとのこと、ご存知とは思いますがCG64年1月号に宮川氏撮影の写真が掲載されています。
http://image.blog.livedoor.jp/hk10123/imgs/e/5/e5bcd774.jpg
残念ながらこれ以外は見たことがありません。

Posted by: Koyapop | 2009.01.01 at 13:40

Koyapopさん
あけましておめでとうございます。
貴重なインフォをありがとうございます。灯台下暗し、日本のCGにその写真が掲載されているとは驚きました。知りませんでした。
うーーん、ちょっとよりすぎなような・・・ もうちょっと雰囲気が判るような写真、私も探してみます。

Posted by: marque | 2009.01.02 at 04:44

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