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2008.12.28

2008年の○と×

毎年やっている、今年の○と×

やっとItalia, Milanoに慣れてきた2008年でした。
blogに関しては、ありのままのレポートであったり、凄く偏った個人的嗜好であったりと様々ですが、訪れてくださる方、コメントくださる方に感謝です。


さてNAVIを真似てみた個人的○と×、2008年編
○:今年はmy car(足クルマ)を手に入れたことから、行動範囲が飛躍的に広がった。今年も多くの友人と一緒に多くのイベントを見学できたこと。なかでも休暇までとって一緒にまわったMCJ Modena Tourはもの凄いハードスケジュールだったが、それがハイライトか。イベントに出かけて、イタリア自動車の歴史を造ってきた多くの人たちにお会いできたこと。人、クルマ、歴史、文化に感謝! ほかにはやっとイタリア料理に慣れたこと。
×:Mistral出動0(大丈夫かな?)、相変わらず変わらないイタリアの適当さ。化石燃料の終焉を思わせるような自動車産業の景気の悪さ、加えて世界的な経済の衰退。最後は私のイタリア語、加えて諸々あり。

今年一年お世話になった皆様、どうもありがとうございました。

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2008.12.25

イタリア自動車紀行から - Monaco Historic GP -

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- Monaco Historic GP -

今回はイタリア自動車紀行のハイライトのひとつ、Monaco Historic GPから

Monaco Historic GPは以前から憧れていて、いつか観戦したいと思っていた数少ないイベントのひとつ。隔年開催なので今年観戦機会を逃してしまえば、次回はいつ観戦することができるか判らない。そんな都合のよい理由を見つけては、最高に贅沢な5月のCote d'Azureに向かった。

まずは国境の町、Ventimigliaまでクルマで向かい、そこから電車に乗り換えてMontecarloを目指す。今年のF1 Monaco GPは雨模様であったが、その2週間前に開催されたMonaco Historic GPは雲ひとつない素晴らしい天気。駅から脱出し町に足を踏み入れただけで、現代の甲高いエンジン音とは異なる、クラシックレーシングの独特のエキゾーストノートが耳に響く。既に気分は高揚するが、ここは街中まだマシンはみえない。あと5分もすれば碧い海を囲むMonaco Classic Racing Courseを疾走するClassic racingが目に飛び込んでくるはず。そう思いながらパドックを目指した。

パドックに足を踏み入れると、そこには宝の山。
目の前に広がる数々の歴代GPマシン、その向こうには数多くの白いヨットが碧い海に浮かぶ。まさにここはCote d'Azure, Montecarlo GP Courseなのだ!

さて今回は私の稚拙な説明よりも、写真を多く披露したいと思う。実は、Monaco Historic GPはblog内でも紹介していないので、今回初のお披露目。

まずトップ写真は、コースINを待つ1960年代後半から1975年までの3L Formula 1
現代のF1よりも、リアウイングは高く大きく、タイアの迫力も満点、こんな光景を目に出来るなんて夢のよう。もし白黒写真にしたら、とても現代とは思えない光景。

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2008.12.21

寄り道はCampogalliano

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先日のNatale 2008, Pranzo degli Auguriのつづき

大遅刻のため、ファクトリーツアーを諦めた我々が向かった寄り道先は、Campogalliano、BUGATTI AUTOMOBILI Spa.の工場跡地。

MantovaからModenaに向かうAutostrade 22号線を走ると、Milano-Bolognaを結ぶ1号線に合流するすぐ手前で、Campogalliaoという町を通過することになります。そのA22号線を通ると丁度道路から『EB』の文字が連なった格好いい旧BUGATTI AUTOMOBILIのファクトリーが見えるのです。かねてよりいつか行ってみたいと思っていたので、時間が余った我々はCampogalliano経由、一般道Modena行きに変更したのでした。

現在、BUGATTIはVW資本によって故郷Molsheimに蘇り、Veyronというスーパーカーを生産しているが、1980年代後半から1990年代前半に、Romano Artioliの情熱により蘇ったBugattiはこのCampgallianoに存在していたのでした。

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2008.12.17

44º ANNIVERSARIO

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またやってきた12月17日、この日はMy MISTRALの誕生日。

今日は心温まるクルマ話。(←本当か?)
今から遡ること44年、1964年のMaseratiの主力ラインナップはMISTRAL, SEBRING, QUATTROPORTE。ほかにも最後のFouri Serieといわれた5000GTが造られ、レーシングカーではTipo63-64-65シリーズ, Tipo151がファクトリー内で製造された年になるのだ。こんな伝説的なレーシングカーと同じ屋根の下で造られたかと思うと、やはり44年という時間を感じずにはいられない。未だに同じ建物の下で、現代のクルマも作られているのが、また感慨深い。

1964年12月17日のデリバリーシートをもつMISTRALは、Modena, Ciro MenottiのファクトリーをでてFirenzeのオーナーにデリバリーされた。当時、どのような使われ方をしたのかは今から知る由もないが、僅かながらその後の消息は車検証から判明している。長くFirenzeのオーナーは所有していたようで、その後はVogheraに移り、1995年頃にMilanoに移ってきたということらしい。
Milanoの住所を調べてみると、なんと私の自宅から僅か1kmほど離れたところ。「都心のマンションゆえにきっと前オーナは既に住んでいないだろうな」と思いながらも、折角Milanoに住んでいるんだからと思い写真片手に訪ねてみた。しかし、残念ながら、その地の表札には車検証にある名前を見つけることはできなかった。残念であったが、それはそれでこの地を走っていたんだなぁと、勝手に思い帰ってきた。
まだまだ判らないことだらけであるが、トップ写真のように44年もの前のデリバリーシートが存在し、過去のオーナーが判って、レストア時の写真も手元にあるのだから、まだまだ幸せだと思う。

毎年のように書いているのだが、早くFirenzeのファーストオーナーを訪ねる旅をしなければならない。実は私自身、Firenzeの地は未だに訪れたことが無いのだから・・・

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2008.12.15

Natale 2008, Pranzo degli Auguri

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今年最後のModena行き
その目的は、Maserati Club今年最後のイベント”Il Pranzo di Natale” 日本語でいうクリスマス会ですね。

この会は日曜日に行われるのですが、今年は日曜朝ゆっくりするために、土曜日にModena近郊まで行き近くに住む友人と一緒に美味しいModena料理を一足先に満喫することにしました。つまり日曜日にむけて準備万端!

日曜日は10時からのファクトリーツアーを申し込んでいたので、10時必着の予定。ところがっ、、、出発も遅れ・・・・翌朝宿泊地から、ナビゲーションにMaseratiのファクトリーがあるViale CiroMenotti 322と入力後はじき出された到着予想時刻は、なんと10時40分!! 近くに宿泊した意味が全くありませんでした。
仕方が無いのでファクトリーツアーは諦めて方針変更! 寄り道をしてから
CiroMenottiに向かいます。(寄り道はまた改めて・・・) のんびりと久々になるCiroMenotti本社ショールームに到着したのが11時過ぎ、ファクトリーツアーは諦め、久々に再会する友人らに挨拶しながら受付をすませると・・・「あと数分でファクトリーツアーに出発します」とのこと。
やっぱりねっ。心のどこかで「10時になんて絶対に皆集まるわけない、10時半くらいからだろうなぁ」と思っていましたが、なんと11時過ぎでも間に合ってしまった!はっはっは、、やっぱりイタリアですね。

という訳で、無事にファクトリーツアーに出かけることにしました。今回は顔見知りのオランダグループと一緒、いつものようにしゃべりながら・・・ライン見学。ライン自体はもう何回目かになので、レアモデルや面白いものを見つけるために・・・!

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2008.12.12

SUPERCAR誕生

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先日より、友人から一冊の書籍を手にして読んでいた。

その書籍とは、沢村慎太朗 著 「スーパーカー誕生

ここ数年、インターネットの発達のためか?出版不況といわれており、自動車雑誌業界も大変な様子。そんな最中、沢村氏より放たれたのが、この800ページにも及ぶスーパーカー本。

この書籍はスーパーカー解説の定型的なスペック紹介におもきを置いたものではない。過去40年にわたって生み出されてきたイタリアを初めとするスーパーカーのその生い立ちを書き留めたもの。スーパーカーが生まれたその時代背景から始まり、そのプロジェクトチームがどのように誰によって結成され、様々な事情が絡み合いながら、このメカニズムが採用され、その後は・・・・とタイムレスに繋がってゆく、つまりSUPERCARの伝記。
こんな私がいうのも何だが、やっぱりクルマ好きからしてみれば、なにかキラリと光るものがないと、書籍も雑誌も魅力がなくなってしまう訳で、そういう点からみても本書は、まさに”渾身の一冊”であり”引き込まれるように魅力的な一冊”と思う。

特にここイタリアに住んで以来、様々なイベントで出会ってきた人物の名がたまに登場し、改めて「あー、彼はこんなこともしてきたのか!」や「このような背景があって、今の彼があるのだな」と思ったり、「あーそういえば、彼の物腰から、確かにそういうものや雰囲気を感じる」と、妙に納得させらたり・・・ 同時に、自身のあまりにもの知識不足ゆえ、是非とも彼らに会う前に読んでおきたかった、「そうすればもっと・・・、こんな質問も・・・」という後悔の念も・・・


これまでに出会うことの無かった素晴らしい書籍で、大きい満足感と共に読み終えました。

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2008.12.10

イタリア自動車紀行から - Museo Storico AlfaRomeo -

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- Museo Storico AlfaRomeo -

Museo Storico AlfaRomeoといえば、AlfaRomeo創成期から、レーシングカー、プロダクションモデルまで全て揃いその所蔵数は100台以上という博物館.もちろんAlfistaにとって聖地であることはいうまでもない。

自身、イタリア車への傾倒はAlfaRomeoがきかっけだったので、やはりAlfaRomeoへの思い入れは未だに強い。
学生の頃に友人と計画した「ヨーロッパの旅」に無理矢理にでもMilanoを組み込み、レンタカーでAreseを目指したこともありました。(友人にはいい迷惑だったかも・・・) 初めて訪れた時は、そこを訪れたという事実とMuseoの内容に感動し「とうとう聖地、Areseに立つことができた」と深く満足したものでした。
それから早10余年が経過しMilanoに住むようになってからは、「もう一度訪れたいが、近いからいつでもいける」と思い、なかなか訪れる機会に恵ませんでした、灯台下暗しということでしょう。
今年3月初めにイベントのため再訪することができ、久々のMuseo Storico AlfaRomeoに感動したものでした。(初めての時に比べるとその度合いは小さかったですが・・・)

話はイタリア自動車紀行に戻り、それから2ヶ月後の5月初旬に再び皆と訪れることになったのです。そのメンバーは、2人のMCJメンバー(うちひとりはAlfaオーナー)、そして古くからAlfaRomeoを操ってきたAlfistaでありLancistaの友人夫妻の計5人。
いつもの如くAreseにクルマを向け、Museoを目指します。私以外は初の訪問なので「本当にすごい所蔵数ですよー!」と脅かせておきます。

Museoに到着し目に飛び込んできたのは、Sportcarで大活躍したAlfaRomeo Tipo33TT12.皆も「オォー!!」とその反応は期待通り。
2007年はTipo33が初勝利を挙げてから、丁度40年ということで玄関にはTipo33の歴史が大きく取り上げられていたのでした(Top写真)。


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2008.12.05

驚いた!! STILE BERTONE

久々に驚くニュースが飛び込んできた。

経済的な問題や、ほか諸々の問題から、この先どのように推移して行くのだろうか?と思っていたBERTONE.

Carrozzeriaの方は破産してしまったので、STILE BERTONEのほうは大丈夫か!という噂が根強く渦巻いていた。今年のGeneva showでもBAT 11を発表したものの、会場ではなくGenevaの街中での発表であったり、ホームページも2008年初めを最後に更新されていなかったり、妙な噂が流れてきたりと不安を払拭できなかった。

しかし、12月1日付けで、元PininfarinaデザイナーであるJason Castoliota氏がSTILE BERTONEの新たなダイレクターに就任したという。Pininfarina時代、Maserati Birdcage75th, Ferrari 599GTB Fiorano, Maserati GranTurismo, Ferrari P4/5をデザインし、その評価を高めた新進気鋭の著名デザイナーが移籍するというBIG NEWS!!

再び、「STILE BERTONE」から目が離せない状況になってきた。

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2008.12.04

イタリア自動車紀行から - Giuseppe Candini -

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- Giuseppe Candini -

さてイタリア自動車紀行を振り返る第2弾は、ModenaにあるMaseratiのエキスパートであるWorkshop Candini.現代のクルマに限らずClassic Maseratiといえば、ここはイタリアでも少ない総本山のひとつである。オーナーのGiuseppe Candini氏はMaseratiがワークスでレースを戦っていた頃、JM Fangioのメカニックをしていたという貴重な経験の持ち主。世界中のコレクターからの依頼でレストアし、毎年のようにVilla d'Esteへ出展、クラス優勝などを獲得している。これだけで名門のCarrozzeriaであることが判って頂けるだろうか。

さてオーナーのGuiseppe氏は、本国Maserati Clubのイベントでも息子のMarcero氏を連れて揃って顔を出してくれる。よってイベントに行けば大概会うことができる。それゆえに私もよく知っているのだが、平日に訪ねなければならないWorkshopにはなかなか顔をだすことができない。今年は自身も5月に一度訪れたのみ、たまには顔を出さないといけないので、そろそろ訪れたいと思うのだが・・・


その5月の訪問は、初めてイタリアクルマの旅をするMCJの友人と訪れた。ここCandiniが彼らにとってイタリア到着後、最初の目的地。Milanoからクルマを飛ばして案内し、Workshopに足を踏み入れた瞬間から「オォ〜」とか「凄い〜〜」とか期待通りの反応をしてくれた。皆でわいわいと騒ぐのも貴重な経験で楽しさ倍増であった。

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2008.12.02

イタリア自動車紀行から - Monza 1000km -

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- Monza 1000km - LeMans Series, LeMans Classic Endurance Series

今年4月から5月にかけて行ったイタリア自動車紀行.
参加メンバーが各々のblogで紹介したり、NAVIなどの自動車雑誌でも少しだけ特集され、またMCJ機関誌でもイタリア紀行特集号が、先週末の15th MASERATI DAYで発刊されました。その直後はあえてあまり書かなかったのですが、一通り出尽くした感があるので、冬の間に超個人的見解で振り返ってみようと思います。


その第一弾は、Monza 1000kmから!
オールドファンには堪らないMonza 1000km、この伝統的なレースの勝者には、J Surtees, M Parks, B Redman, J Oliver, J Ickx, A Merzario, M Andretti, J Lafitte, J Mass, V Brambillaなど蒼々たる往年の名レーサーが刻まれている。
現在はLeMansEnduranceシリーズ戦の第2戦として組み込まれており、その参加車両はAudi, Peugeoutが率いるディーゼルマシン、そしてAstonMartin DBR9やChevolet、Porsche911などがレースの華。加えてサポートレースとしてFormula RenaultやPeugeout 207Cupなどが併催される。その中にはLeMans Classic Enduranceシリーズがあり、ここにMonza 1000kmを戦い制覇してきたマシンが出場するのだから堪らない。ここへ日本からイタリア旅行で来たLancistaの知人と一緒に出かけた。


下手な解説はともかく写真レポートをどうぞ。

Top写真は、そのスタート風景
Lesmoコーナーを抜け、旧オールドコースのトンネルを潜り、Ascariシケインを目指して飛び込んでくる各車両。Martiniカラーを纏うPorsche936を先頭に、LOLA T280, T298, T70 Mark IIIが続く!なかなか壮観な光景。
コースサイドの淡いグリーンが眩しく、花が咲き乱れる。あ〜美しい。

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