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2009.02.02

Montereyの想いで - Laguna Seca -

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前々回に紹介したMontereyの想いで
今回はLaguna Seca編、Monterey Historic Automobile Raceを取り上げてみたい。

Laguna SecaサーキットはMonterey海岸線より内陸に入ること10kmほどにある砂漠の中にあるサーキット、その高低差とCorkscrewといわれる急激な下りS字コーナーが特徴となっている。
トップ写真は、最高速に達するバックストレートから、名物Corkscrewに進入する70年代の歴代F1マシン、看板の水平度から想像していただければ、それがいかに急激な下り坂で、いかにうなっているかがわかっていただけるかと思う。
Monterey Historic Automobile Raceは、Monterey weekendを通して金曜日から日曜日まで行われているが、そのハイライトはやはりレースが行われる土曜日と日曜日(それぞれ2レースづつおこなわれ、土日と分かれている)、私も金曜日はConcorso Italiano、土曜日にLaguna Secaに通い、日曜日にPebble Beachに行くというお決まりのコースであった。

実はこの観戦スポット、サーキット内の丘の上にあり、大きな木の木陰に陣取りゆったりと観戦できる。一緒に同行した妻曰く、パドックをうろうろするよりも、この場所が一番ゆったりできて、車もみることができるという楽しいスポットということらしい。私もビール片手にのんびりとしましたけどね・・・(笑)

Laguna Secaのパドックは、何もかもが別世界!
正直、小市民な私にはインパクトが大きすぎた。この気持ち、きっと進んでいくとわかっていただけると思う。



今回は行きの駐車場から、レポートしてみたい。

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実はこれ、妻のカメラにあった写真。
当然、私はこんな駐車場の風景は撮影していない訳で、珍しくULしてみました。
駐車場は砂漠の丘の上に広がっています。
時には珍しいクルマもあります。手前の水色はAlfaRomeo Spiderのように。
ただし、終日駐車しているとクルマは埃だらけになってしまいます。

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そしてこれが駐車場の入り口?出口?
これも妻のカメラから
私は全く覚えておりません。こんな感じだったのかな!?
ここまでは普通なのですが・・・・


さてまずは意気揚々とパドックに足を踏み入れます。
そこにはまさに日常とはかけ離れた世界、周りにはこれまでに書籍や雑誌でしかみたことない車両が数多く存在していたのです。そしてそれらがエンジンを全開にしてサーキットを疾走してくれるのだからたまりません。

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こちらは、Ferrari 275GTBのバンパーレス、サーキット仕様。センターラインがとてもクールであります。その隣はMaserati 300S、パドックは常にこんな光景で、私は目眩がしそう。

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Maseratiの至宝、Tipo60 Bircage、その横はListerかな?
サーキットを走るといえども、ほとんどがコンクールコンディションという極上の状態。当日のパドック内には3台のBirdcageがあり、1台は「FOR SALE」という札が掲げられていた。

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エントラントはこのようにトランスポーターを持ち込み、そのトレーラーがホスピタリティーとなる。まるでワークスレースチームさながらの施設をもつ。中には2階建て仕様もあった。もちろん全てコック付き! これが大人の道楽なのか?情熱なのか?

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あるチームのテント内
Cooper F1, Maserati, Ferrariのbarchettaと名レーサーが並ぶ。
「やっぱり違うんだな・・アメリカの情熱とスケールは!」と思った瞬間でもあった。

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これらの名レーサーをドライブするオーナーらが、サーキットにドライブしてくる足車がこれ。McLaren F1である。
もちろんFerrari Enzo, Bugatti Veyronもパドックで何台目にしたことか・・・

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こちら、Ferrariが操ったLancia D50
もちろん本物、ここにはそれ以外存在しないのだ!!

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ピットエリアを占領するのは60-70年代のF1
手前からTyrrell, McLaren, McLarenと並ぶ

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Ronnie PetersoがドライブしたMarchから・・・

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J SheckterがドライブしたTyrrell
これは005 or 006??

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J HuntがドライブしたMcLaren M23





本当に凄い世界。
MonacoもヒストリックF1が集まってきますが、ここアメリカはどことなく雰囲気が異なる。
この雰囲気もいいですよ。おすすめです!

またツアーやりましょう。

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Comments

本当にすごい世界ですね
いつもはこっそり読んでいるだけですが、つい書き込ませていただきました。

あらためて車文化と財力とマスの違いを感じ取ることができました。

是非行ってみたい!!ですが、十分勉強してからいかないといけませんね~僕みたいな若造は

Posted by: とし | 2009.02.02 at 08:19

marcue様>一度は行きたいペブルとラグナセカでありますよ。グッドウッドは2004年に行きました。まだポンドが高い頃で、200円くらいしていましたね。今は円高で、ポンドも安いので、、、しかし、円がありません^^。縁がないとも言いますか?。

バードケージが売っている?。お幾らでしょうか?。1992年にありました筑波トロフィーイに来ましたバードケージは12億でしたが、あの頃K氏のLMが22億!。しかしまだまだ上がると言う事で取り下げましたが、、、。まさに夢のような時代。こちらも調子こいて、ERAのコブラを買っていたりしましたが、いまではEXOTOも買えないですよ^^。

Posted by: 大内 誠 | 2009.02.02 at 17:31

Tyrrell 007 です. 一番始めのコークスクリュウの写真の一番後ろに写っているやつでしょう。ラグナセカ周辺のactivityとしてはモントレー水族館の電気クラゲのコレクションは世界的に有名です。(日本人ノーベル賞のGFPがそれこそキラキラ光っているというわけです)F1だとついつられます。

Posted by: Y | 2009.02.02 at 21:06

としさん
こんにちは、お久しぶりです。3200は快調ですか?
本当に凄い世界で、この仲間にはどうあがいても入れないなぁ〜〜と感じました、寂しーーー。朝なんかは、トランスポーターが両側から、ガバァーっと開いて1台10億円以上の名車がすらりと並んでいるんですよ!! もう参りました、とういう感じでした(笑) 勉強よりも、雰囲気を感じるだけで圧倒されますよ!こういう楽しみ方もまた楽しいです。


大内さん
こんにちは、大内さんもペブルとラグナセカは未だ未踏の地でしたか!?
やはり趣味人としては一度は訪ねたいところですね。今は、円が強くなった(いやドルが弱くなった、それにつられてポンドもユーロも下がり、相対的に円が強くなったようにみえるだけ?)ので、よいチャンスですね。昨年の今頃はイギリスなんて、とんでもなく物価の高い場所で、とても行けませんでした。今年はGoodwood遠征を計画したいのですが、諸々の理由でどのようになるか・・・不安であります。
バードケージのウインドウに「FOR SALE」のチラシ! 実は怖くて聞けませんでした。あの頃のアメリカは強かったですから!しかし、ジェントルマンドライバーはバードケージには憧れているようですね。皆、「欲しい、しかし too expensive!!」と言ってます。
私自身、筑波トロフィーは知らないのですが、凄い車がそろったのですね。あーバブルの栄光ですね。


Yさん
つられましたか(笑)ほかにもいろいろありますので、次回もつられてください。 私もコメントがつくと、ついつられて返信です。やっぱり仕事より趣味の方が楽しいんですよね。。。
言われてみればそのとおり。マシンはTyrrell007ですね。ノーズの形から推測とは!さすがです。
モントレー水族館はConcorso Italianoを早退していきました。ゴミのように小さいのから大きいのまで、暗い水槽の中からキラキラ光る様子は、なにか幻想的でありました。私もそのノーベル賞を先ほどまで、みていたところです。
実はこの旅は妻と一緒に行き、前半は彼女の趣味でニューメキシコ州サンタフェで、後半は私の趣味でモントレーでした。しかし、モントレーは食事と水族館くらいしか楽しみがなく、よくつきあってくれたなぁと思います。日差しの強い砂漠の中のラグナセカをつきあってもらったので感謝感謝です。妻は価値観わからず、世界の名イベントを多く制覇しています。はっはっ。 最後は変なはなしになってしまいました(笑)

Posted by: marque | 2009.02.02 at 21:58

凄い世界があるのですね。
やはり文化の違いですね、日本はため息が出るばかりです。


ラグナセナ、今はマツダのサーキットですよね。
話はちっょとそれますが
アメリカの草レースの参加車輌の半数近くがマツダらしいですね。やはりMX-5の成功が大きいのでしょう。

昔、IMSA、現在Grand-Amで数多くのMX-5が走っています。
今年のデイトナ24時間、去年優勝したRX-8、今年ポルシェに敗れて9位でした。

マツダ広島ワークスではありませんが、今年のアメリカとヨーロッパのルマンシリーズで合計4台走ります。
フォードとの関係が崩れて走れるようになったのかな。


Posted by: イノウエ | 2009.02.02 at 23:29

イノウエさん
こんにちは、
>凄い世界
仕方ありません。自動車文化は欧米のものですし、その当時作られた車両は欧米にあって当然ですから・・・ 日本の名車はやっぱり日本に多いのと同じです。異なるのは、見境なく買いあさるところ(とくにUS)と、エンジン全開で快走してくれるところでしょうか?!
>アメリカの草レースの参加車輌の半数近くがマツダ
そうなんですか!! 驚きです。 MAZDA貢献していますね。IMSAシリーズといえば、FC RX-7が強かった頃が懐かしいです。かっこうよかったなぁーー!! LMS, ALMSとも参加が少なくなりそうなのでがんばってほしいですね。話は飛びますが、一度、LeMansもみてみたいな〜〜 INDY500で有名なIndianapolis人、LeMans24で有名なフランス人に聞くと、あそこへはレースを見に行くのではなくBBQとビールを飲みにいくらしいです。満喫するためにはまずフランス人のクルマ好きと友達にならなきゃいけないですねっ
まぁ、LagunaSecaもパドック見学のあとはコークスクリューでビールが一番心地よいですがっ(笑) なんせ真夏ですから!!

Posted by: marque | 2009.02.03 at 03:11

marcue様>マツダと言えば、FAZAの総帥Aldo,Cosentino氏が来日して、富士スピードウェイにアバルトを集め、走行会をしておりますと、たまたま居合わせたマツダサバンナテイー厶のロータリイに興味を持ち、それから何ヶ月後かにはFAZAブランドのサバンナがアメリカのコースを走っておりました。FAZAの頭文字って、なんだかご存知でしょうか?。Fiat Abarth Zagato Alemanoなんです。FAZAは東海岸を中心にアバルトを展開したのですが、西海岸はサンフランシスコのリッチモータースでした。リッチには1975年に行きました。

シアトルのローカルレースも面白いですよ。
www.sovren.org

007でしたか。エンジンがコスワースですね。FORDではないのですか?。FORDと言う名前が使えなくなってしまったんでしたか?。
007は、日本GPで星野が乗りました。長谷見がコジマにのり、雨の中B.ブランビラのBetaマーチが速かったですね。

Brookbondサーテイズも走っていますね。ヤードレーカラーは上品で好きでした。出来るならばヤードレーBRMを見たい。

Posted by: 大内 誠 | 2009.02.03 at 15:44

大内さん>FAZAのサバンナ、その経緯だったのですか。ありがとうございました。疑問がひとつ解けました。

007のコスワース、私も疑問なんです。

marque さん

RX-7(SA)が1979年にデビューして3勝、続いてFC、FDと1995までIMSAを走り、通算117勝、GTUチャンピオン12回、GTOチャンピオン2回、凄い記録です。これがRX-8に受け継がれています。

ルマンシリーズはMZRのレシプロエンジンです。

Posted by: イノウエ | 2009.02.03 at 22:06

モントレー水族館、私も行きましたよ。
Pebble BeachのConcorso ItalianoもLaguna Secaも楽しんだ上に、しっかり楽しみました。
あと近くのCarmelという町がかわいかったのを覚えています。

Posted by: topo | 2009.02.03 at 22:26

大内さん
マニアックな展開に話が進みましたね、@@)
FAZAとは、FIAT ABARTH ZAGATO ALLEMANOですかっ!! これはロマンを感じる名前をくっつけたものですね。あまり聞き慣れないのですが・・・ 東のFAZAに対して西のリッチ、1975年とは私が生まれた頃じゃありませんか?知らない訳です。
聞き慣れないのでちょっとgoogleすると
http://www.fazaabarth.info/FAZA2.html
これマニアックで面白いです。なんとこのページには二玄社と交わしたPublish agreementまであります!!驚き。
TyrrellもSueteesも、大内さんもYさんもきっちり写真の隅までみられていますね!凄い!! この間のお正月、フジのCSでやっていましたF1グランプリin JAPANをニコニコ動画でみました(→海外生活者らしく苦労しています!!笑)。もちろん星野さんも長谷見さんも走ってました。しかし、海外でインターネット経由で動画をみることができるなんていい時代です。
ところで、V Brambillaは亡くなってしまいましたが、弟のTinoのほうは昨年末にお会いしました。もういい親父という感じでありました。


イノウエさん
成績を並べると凄いですねーー!! 私的にはIMSAはRX-7とZのイメージが強いですね。しかし、FDも走っていたんですね。そのころは完全にfollowしていない時期でしたね。私、その昔、FDに乗っていました。壊してしまったので1年間だけでしたが・・・(泣)


topoさん
topoさんは凄いですね〜〜! しっかりと制覇されている。
Carmelはその昔、クリントイーストウッドが市長をされていたのご存知ですか?今度は、Carmelから17mile Driveをオープンカーで走ってみたいなぁーー

Posted by: marque | 2009.02.04 at 05:25

marcue様>アレマーノのスペルが違っていましたね。すみません。
しかし、marcueさんは、お若くてウラヤマシイ^^。

FAZAのURLは、すごいですよね。あのハチャメチャレイアウトは、コセンチーノ氏ならでは。あの本がまったくそうですが、でも何かアーテステイック!?。
あのページの中で、彼が後ろ向きに座っていますイラスト等がありますが、これは前の奥様ペニーさんのイラストなんです。ペニーさんはうまいです。うまいのは元奥様、余りうまくないのは彼自身?。
彼が日本に来て、得たものはロータリーそして、、、、。これはまたお会いした時にでも。

ブランビラは亡くなったのですか?。そんなにお年でも無いと思いますが。
日本グランプリで、ヴィルニューブがからんだ事故の時は、Munichにおりました。

Posted by: 大内 誠 | 2009.02.04 at 10:14

大内さん
あれ、やっぱりofficial siteですよね。
イタリアの雑誌、とくに芸能誌の配置、色使いを感じます。ハチャメチャレイアウトともいえますし、ちょっとケバケバしい(笑)
Monza GozillaことBrambillaは2001年に、たしか60半ばくらいじゃないでしょうか?
イタリアが好景気で強く、自動車デザインが輝いたのは50-70年代、当時のキープレイヤーも年の経過とともに歳をとっていきますね。
若い若いと言っていたGiugiaroですら、70歳! SergioScagliettiなんて来年で90歳! 
早いうちに、イタリア自動車紀行 完結編やらなきゃ!と思っております。

Posted by: marque | 2009.02.04 at 18:17

ルマンシリーズ LMP2のフルエントリー、エンジン別でみるとマツダ頑張ってますね。

・AER     2台
・Judd 4台
・Mazda 4台
・N.McLaren 1台
・Porsche 1台

ルマン24時間に95年まで参戦、その後もルマンシリーズにはLMP2ロータリーで参戦、今年で3シーズン目となるレシプロMZRエンジン、今年は頑張って欲しいですね。
去年のルマン24時間にもマツダMZRエンジンは出場しているのです。

いつものように表立って広告していませんが、地道にルマンを続けているマツダは他の日本の自動車メーカーとは違うようです。
(デイトナ24時間で、ポルシェと戦いRX-8が勝ったときも優勝した広告はなかったです)
そうそう、RE雨宮のGT300のRX-7、裏では空力などの支援をしているそうですよ。


Posted by: イノウエ | 2009.02.07 at 13:02

イノウエさん
去年、Monza1000kmはLeMansシリーズに組み込まれていたので、私はみているはずですよね! 不勉強でだめですね>私。
個人的にはMAZDAさんはもう少し、レースの実績を広告につかってもいいよな気がするのは私だけ?Daytonaに限らず767Bが制覇したときも、おとなしかったですよね。。
そういう一面も魅力でありますが・・・

Posted by: marque | 2009.02.08 at 09:55

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