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2009.02.09

雪のRetromobile

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雪が降るParisへ週末出かけてきました。
その目的はクラシックカーの祭典「Retromobile」 

世界最大のクラシックカーイベントといわれるだけあって、個人的な訪れてみたいイベントリストの筆頭のひとつ。今後、日本からRetromobileのために来欧するのはなかなか大変だと思いますし、現在幸運にもヨーロッパに住んでいるので、少々無理をしてParisを訪れることにしたのです。
私が設定したRetromobile探訪は、朝6時半にMilano近郊Bergamo発の飛行機でParis着、その後会場を散策した後、その夜にはMilanoに戻るという強行プラン。さて会場であるPorte de Versailles駅に到着したのは、開場直後の10時過ぎ、その後は動く歩道にを乗り継ぎながら会場である7号館を目指す。次第に周りは足取りが早いちょっと老けたクラシックファンばかり。現代のモーターショーとは異なって、このあたりの世代的嗜好は世界共通なようです。

この日は雪、しかし会場は屋内なので快適!入場後はコマ地図を頼りに終日会場を散策しました。
雑誌でしかみたことのないような名車をはじめ、名門ディーラーの展示ブースがあったり、ヨーロッパの各イベントを回っている顔見知りのイタリア人ブースがあったり、ほかの知り合いにあったりと・・・やっぱり楽しい時間。「1年の初めはRetromobileから!」という言葉を実感した次第。
会場にいると、どこかでみたような顔の日本人の方を見かけます。うーーん、知っているようで知らない・・・。そう思ってよくよく考えると、元OPELの児玉さんでありました。要するに、私が個人的に紙面を通して知っているということだけでまさに苦笑い。会場で再びお会いしたときに、声をかけさせて頂いて、ここでも楽しい会話。だからイベントはたまらない!

さていつもどおり個人的嗜好な写真を大量にとってきたので、スポーツカー編、F1編と2回に分けて紹介してみたい。

トップ写真は、1964年LeMansに出場した CD-Panahard LM64
わずか850ccの空冷OHVエンジンから、 最高230km/hまで到達したという空力デザイン、わずか2台のみの制作という。
今回の個人的HITのひとつ、すごいリアフィンと空力ボディーがたまらなく魅力的。しかし、隣になぜFerrari328・・・?このあたり理解不能

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Lancia Club Franceからは、Martiniカラーを纏ったLancia LC2
LC1に代わる形で開発されたLC2, 2.6LエンジンにふたつのKKK製ターボチャージャーが装備された。この個体はプラグもついておらず自走できないようだった。


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MATRA MS630
たしかMATRAブースにあったと思う。こんな珍しい個体が飾ってあるところが魅力的 


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1959 AlfaRomeo Abarth 1300
AbarthによるAlfaRomeoPrototipo鋭いフロントエンドにダブルバブルルーフと興味深い特徴をもつ。フロントエンドのエンブレムは2つAlfaRomeoとAbarthがついている


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Ferrari Club Franceからは、Ferrari 712 CanAm
やっぱり私、Ferrari好きみたい。
Mario Andrettiが操ったFerrari CanAmカー
隣には、250GTO, 512S, Schumahuer最後のF1, 248F1が展示されていた。


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Alpine 310 Group4
Gitanesカラーが妙にクール、なぜかフランスを感じる。


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Citroen SM Group 4
こちらSMのGroup4カー、エンジンは当然Maserati V6
後ろ姿もなかなか様になる。この当時、本当に面白いクルマがたくさん存在したもんだ。


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Retromobileというとミニカーもすごくて、その精巧さもお値段も目が飛び出るようなものがおおくあった。
これはFerrari 166MM、お値段2,300ユーロ。高いけど納得の精巧さ!





たくさん展示されていたけど、フランスのイベントゆえにBugattiなど、フランス車が多く、しかし私はフランス車をあまり知らず・・・ もっと勉強が必要なようです。

次回はF1編を紹介します。

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Comments

お疲れ様でした!

Posted by: jusayu | 2009.02.09 at 10:50

marcue様>ペブルとレトロは、死ぬまでに一度は行きたい所ですね。やはりヨーロッパに拠点があると言うのは良いですね。雪の中をどうやっていらしたのですか?。車でしょうか?。

レトロは不況に打ち勝ちましたかね。中止にならないで良かったです。Munichにいた頃もワンダーランドのようなものはやっていましたね。ニュウルのオールドタイマーは行きました。これもなかなか面白いイベントですよ。CDは、あの頃の性能指数賞を争った車達の一台でしたね。セレニッシマ等もありました。日本のコッパデ小海では、羽根の無いCDは見ましたが、、、。このマトラも渋いですね。当時は出来損ないのマシンのように思っていましたが、、、。フランス車は奥が深いですー。Ferrariのカンナ厶カーはやはりP4で、しょうか?。J.Williams,C.Amon等々格好良かったですね。

166MMは、私と同じ誕生年ですね。こんなモデルが出ますと、私が描いたイラストが、どれだけ正確かが問われそうですね。何分の一なのでしょうか?。

このアルファアバルトはロッソビアンコからの放出品?でしょうか。

ムッシュヨシダには会いませんでしたか?。

Posted by: 大内 誠 | 2009.02.09 at 17:50

jusayuさん
朝4時半に自宅をでて夜12時頃かえってきました。まさにハードな旅でしたが、移動中はほとんど寝ていたようなものなので、思いのほか疲れませんでした。
案外病みつきになるかもしれません。


大内さん
コメントありがとうございます。
飛行機で往復しました。最近は格安チケットのおかげで激安! エアチケット代よりも空港から市内への交通費のほうがかかってしまうほどです。あれで航空会社は本当に利益がでているのか?不思議になります。
話は戻って、昼のParis市内は凄く雪が降っていましたが、朝と夕方はそこまでひどくなく・・・ おかげで予定通り帰ることができました。空港で難民にならずよかったです。
CD>今回のHITです。たしかにエアロダイナミクスを考えたデザインなのでしょうが、現在の風洞実験ではいかがなものか?ちょっと興味があります。MATRAもDBもRenaultもフランス車は深くもあり、奇妙でもあり、知れば知るほど混乱します。まだまだ未熟者であります。
P4>CanAmカーでP4を出されてしまえば、かないませんね。それは禁句ということで・・・(笑)
166MM&Alfa-Abarth>1/32よりは小さかったような気がします。精巧すぎて目がくらみそうでした。ほかにもミニチュアカーは凄いのがたくさんあって・・・凄かった。Alfa-Abarthは私はよくわからず???どなたかHELP!!
Yoshidaさんは当日会場にいらっしゃらず、、、お会いできませんでした。ゆえに会場から電話という結末に!! やっぱり事前連絡しておかないと!こうなるのですね、という見本のようでした。残念、、、

Posted by: marque | 2009.02.09 at 22:36

レトロモビル、行きたいー!!
来月パリには行くんですが・・・

Lancia LC2、MATRA MS630、AlfaRomeo Abarth、712 CanAm、Alpine 310、SM Group 4、、、
全部刺さります。セレクト素晴らしいです。
最近特に310に興味あります。
ああ、行きてー。

Posted by: F105L | 2009.02.09 at 23:26

レトロモービル、良いですね!行ってらしたのですね。
旧車好きとしては私も一度は行ってみたい〜。

まばゆいばかりのクルマばかり、日帰りと言うのがちょっと惜しいですね。

Posted by: yuqui | 2009.02.10 at 00:09

レトロの時は一番寒い季節ですよね!僕が行った6年前も同様雪でした。

前はミッレミリア出場車を買いにくるような人が多かったのですが、不景気な今はちょっと違うのかな?

今年はモックアップとかは売っていませんでしたか?前に行った時はEB110のモックを売ってました。

Posted by: Taka | 2009.02.10 at 00:19

F105Lさん
こんにちは
刺さりましたか・・・!?  実は「思っていたよりも会場小さいな〜」と思い帰ったのですが、あとで写真を見直すと、なかなかなレパートリーでした。展示された会場で見ると、今度は走っている姿とエンジン音を聞きたくなるんですよねー、レーシングカーの欲求は限りないので困ります。次はF1を中心に紹介しますんで、楽しんでください。


yuquiさん
一度は足運ばれてください。やっぱりこの目で確かめるのはいいですよ!!
私の場合、日帰りでしたがそれはそれでOKです。唯一、日帰りの弊害はフランスにあるおいしい食事回数が減るということ。。。これが残念。。。


Takaさん
クリスマスの時は、ミラノが雪で寒くパリは暖かかったのですが、今回は逆でした。ミラノは暖かくパリは雪。
数はわかりませんが、ミッレミリア、ルマンなどの車両が売られていました。まあ私には関係ないので、見学のみで多いに楽しみました。
モックアップはなかったです。景気の影響か?会場は年々小さくなっていっているようです。 昨年お会いしましたPadovaのほうが規模が大きいと感じました。

Posted by: marque | 2009.02.10 at 01:58

僕はMarpensa Fielaのborsa di scambio,auto e motoに行ってました。さすがにretromobileは質が違いますね。こちらの田舎のイベントのゆるーい空気は好きですけど。

Posted by: noby | 2009.02.10 at 07:30

Citroen SM Group 4・・・いいですねぇ~~。
僕も実車を見たかったです。

70年代のGr.4の車について、
ちょっと調べてみましょうか。

確かパンテーラやストラトス・・
ミウラやウラッコもGr.4仕様が作られましたね。
昨年くらいにフランスでBORAのGr.4が売りに出てました。

Posted by: Aki | 2009.02.10 at 17:46

nobyさん
こんにちは。
実は私も土曜日はParis-Retromobile, 日曜日はMalpensaというお話があったのです。しかし、月曜日のことを考えて日曜日は静養にあてました(笑)
凄い車もありましたけど・・・パーツなどはMostraScambioやBorsaScambioとあまり代わり映えがしないかも・・・ イタリアではFIATやAlfa, Lanciaのそれですが、たしかにフランス車のそれでありました。


Akiさん
Group4とか、突き刺さりますよね。。。
Pantera, M1などはLeMansClassicEnduranceシリーズで走っていました。去年のMonzaでも結構な台数でありました。
http://marque.air-nifty.com/blog/2008/12/--monza-1000km-.html
Miura, Uraccoもありましたか!!
Boraは確か、Shell Historic Challengeにも参加可能な車両なんですよ。Boraを操り往年の跳ね馬レーサーをやっつける。あぁロマンの世界です。

Posted by: marque | 2009.02.10 at 18:57

いささか出遅れ気味ですが、レトロモビル・レポート楽しませていただきました。

アバルト製プロトは初めて存在を知りました。ジュリエッタベース・レース用モデルのプレゼンでしょうが、あまり美人ではないですね(笑)。最終的にはベルトーネのSS、ザガートのSZがカタログモデルになりましたが、その過程で検討されたものでしょう(あくまで推測の範囲ですが)

WebCGに大矢さんが書いたレトロモビル記事
http://www.webcg.net/WEBCG/essays/makkina/e0000020557.html
には、昨春marqueさん達とアレーゼで見たベルトーネ1965年ジュリアSSプロトが載っています、そちらも参考にしてください。

Posted by: おやじ | 2009.02.12 at 10:28

1959 AlfaRomeo Abarth 1300って、ロッソ&ビアンコ・コレクションで所有していた個体ですね。

Posted by: Bianco | 2009.02.12 at 13:58

おやじさん
あまり美人ではない>正直、定型的なスタイリングからははずれマニアックかもしれません。上の大内さん、下のBiancoさんの指摘のようにRosso-Bianco collectionにあったようですね。Rosso Biancoは一度行ってみたかったなーー。あのコレクションがオークションにかかったときは、結構迫力あって驚きました。
AlfaRomeo Franceのブースにその車両と一緒にTipoCがありました。やっぱりAlfaはいろいろありますね!!


Biancoさん
やっぱりそうなんですね。一度は行ってみたかった。Rosso-Bianco collection、既に叶わぬ夢になってしまいました。

Posted by: marque | 2009.02.12 at 16:51

marcue様>やはりね。ロッソビアンコでしたか!。離婚の慰謝料と聞いていますが、正にドンダケー!ですね。

K氏は、この中から何台かサソリ達の見請け人となりました。コラーニデザインのアルファも確かありましたよ。

Posted by: 大内 誠 | 2009.02.12 at 18:54

大内さん
ということはこのAlfaのことですか?
このAlfaRomeo AbarthはLuigi Colaniのようなのです。。。
しかし、欧米の慰謝料というのは・・・・ 

Posted by: marque | 2009.02.13 at 02:44

marcue様>そうでした。コラーニのは、このアルファロメオでしたよね。カーグラは、かなり前にロッソビアンコの記事を載せていました。K氏は、さすがにこれは買わなかったようです。ちょっと、書き方が悪かったですね。しかし、詳細の写真は見せて頂きました。色々と手直し箇所が多かったようです。

ところで、このマトラは、BRMでしたよね?。

Posted by: 大内 誠 | 2009.02.13 at 10:01

大内さん
MATRAはBRM V12と思います。確認はしなかったですが。
BRMといえば大内さんのお好きなH16エンジン、失敗作ですけど・・・
一度ドニントンコレクションを訪れなければなりませぬ!2009年の課題のひとつです。

Posted by: marque | 2009.02.14 at 04:52

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