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2009.03.24

MulhouseのBugatti

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スイスを縦断しフランス、Mulhouse, Colmarまで足を伸ばした。
以前からMulhouseにあるCité de l'Automobile Musée National=フランス国立自動車博物館を訪ねてみたいと思っていたのがその理由。

フランスでスイスに接するアルザス地方は、北にBugatti発祥の地、MolsheimがありMulhouseとも僅か100kmほどの距離、現在MulhouseはPSAグループ、Peugeout-Citroenの工場があることでも有名な産業の街である。

さて話は戻りCité de l'Automobile Musée National、またの名をSchlumpf collectionともいわれる。もともとHansとFritz Schlumpf兄弟が紡績業で稼いだ富を元に世界中のBugattiを中心に多くのクラシックカーを収集した個人コレクションであったことがその理由。その後、紡績産業の衰退とともに会社は倒産、残った従業員らがこのコレクションを管理、後に歴史的記念物としてフランス政府が認定し現在の博物館に至っている。


Schlumpf collectionの目玉は所蔵台数600台弱という膨大な数、そして100台以上を占めるBugattiにある。MulhouseとMolsheimの距離、そしてBugattiが伝説的なフランスブランドであったことが、Bugattiが中心のコレクションに発展したのだろうか? 

では早速紹介してみたい。
2006年に改装が終了したエントランスは雑誌などでもみた通り、雰囲気あるクルマのモニュメントが中に浮かび、これから訪れようとする人の心をくすぐるなんとも憎い演出。写真は建物に入ってから外を覗いた光景。

さてあまりにも展示台数が多いかったので、Bugatti編とそのほかに分けてみたい。

展示室に足を踏み入ると、おびただしい数のクラシックカーが並ぶ。
そのなかでも圧倒的な数のBugatti!

自身、Bugattiには詳しくないうえに、おびただしい数、バリエーションが存在するので、キャプション解説はそのまま解説板からの転載

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Schlumpf兄弟のドライブにより、実際にヒルクライムに参戦したというT35B

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永遠と続くGP Bugatti

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さすがにどれがどれ?なんてわからないが、この光景を見せつけれたら素人同然の私も放心状態の圧倒感!

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有名な通称TANK, T32
空力的なボディーというけど、抑揚力が凄かったと・・・どこかで読んだような記憶がある。(皆様、どうでしたか?)

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シングルシーターになったT51
典型的なBugattiカラーだが、そのグリルはBugattiらしくない。まるで剣道のお面と思ったのは私だけ?やっぱりBugattiらしい面構えが似合うし、格好いいと思う私はステレオタイプの典型か?

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こちら奥から、T43, T55, T40A

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奥からT57S, T57SC
濃淡なブルーの組み合わせはとてもエレガント、とても当時のスーパースポーツとは思えない。当時はBugattiに限らず、スーパースポーツでありながらとてもエレガントなボディーが架せられていて、みるこちらは感動ばかり。

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これも濃淡ブルーのツートンボデーが架せられたT57
1936年とあったけど、こんなにもモダンなボディー。フェンダーとフードが繋がったボディーは戦後のCititaliaが最初じゃなかったのか? それとも戦後、改めてボディーが架装されたものか?

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イギリスの伝統色、グリーンを纏ったT57SC
グリルはBugattiだけど、その格子はBugatti然とした雰囲気ではないような気も・・・ T57SCで戦後ボディーが架せられたもののよう。

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これは戦後のT101
正直、私にはBugattiらしくないBugattiという印象。


1990年代のEB110を除いて現代のVeyronまで、ありとあらゆるBugattiが所蔵されていた。しかし、あまりにも多すぎて有り難みが薄れそう。(贅沢病です、いけません!)


次回はBugatti以外から!

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Comments

最近はネタも少なければ、本業も忙しく更新できておりません。
がんばって書くぞ!!(と自分に勢いづける)

Posted by: marque | 2009.03.24 at 05:49

marcue様>お忙しい中をいつも更新なさっていて偉いな〜と思っています。私の気まぐれな書込等はどうぞお気になさらずに。

今年は東京モーターショーですが、こんな景気なので、大幅に縮小です。ビッグスリーはとっくにキャンセルで、ヨーロッパ勢も検討中とか、、、。幕張でガラーンとしていますと、何か気持ち悪いですね。

ブガッテイは私もあまりよくは知りません。変に知ったかぶりすると恐い車ですよね。またまた30数年前のお話ですが、シュルンプはミュンヘンからも近くて、行くチャンスはあったのですが、結局行かなかったです。後悔していますよ。

ヤーノが作りましたミッドに横置き12気筒のタイプは興味ありで、イラストも描いてみたいな~と思う所です。思い立ったが吉日とは言え、今では遠くになってしまいました。

Posted by: 大内 誠 | 2009.03.24 at 17:44

大内さん
いつもコメントありがとうございます。blogはひとつの趣味ですね。
訪ねたところを、こうして残しておくとひとつの記念になります。
東京モーターショーのニュースはヨーロッパのモーターニュースでも取り上げられていました。世界の5大ショーなんですけどね。。。
Bugatti>私は素人同然であります。フランス伝説のブランドなので、簡単にものを言えないような気もしております。
しかし、あの博物館台数が多すぎます。実は途中で疲れてしまいました(笑) その為に軽食がとれるレストランがあるのでしょうが・・・


Posted by: marque | 2009.03.25 at 05:40

marqueさん
私にとってはイタリアにいること事体「毎日がネタ」だと思いますが・・。impact

Posted by: RYU | 2009.03.25 at 12:40

RYUさん
こんにちは!! 
「毎日がネタ」>>>>>嬉しくないネタや話は語りきれないくらいあります。結構、苦労が多いです。外国に住むって・・・
日本の良さを再実感します(笑)

Posted by: marque | 2009.03.25 at 17:44

3月20日号のNL発行出来ました。
写真、ありがとうございました。

私のいい加減なblogに比べて、きっちり書かれていて読み応えもあります。いつも現地の情報ありがとうございます。

ブガッテイは、阪納さんから色々とお聞きしました。
不用意な発言は難しいです。
今回も貴重な写真の数々みせて頂き、ありがとうございました。

Posted by: イノウエ | 2009.03.25 at 23:45

イノウエさん
お褒めいただきありがとうございます。
Bugattiに限らず、不得意分野は何れにしても難しいですね。こうやって書くと私は、やっぱりイタリア党ということを実感します。

Posted by: marque | 2009.03.26 at 06:14

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