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2009.05.01

Concorso d'Eelganza その2

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日本のGW週間と同じく、メイデーにあわせてイタリアもポンテ(=橋)という飛び飛び連休に突入。今年は飛び飛びというより3連休、私もこれから出かけてしまうのですが、ネタが古くならないうちに、Concorso d'Eelganzaの第2弾!

Concorso d'Eelganzaというと戦前のRolls-RoyceやBentley, Bugatti, AlfaRomeoなどが花形、たしかにBest of Showを獲得したAlfaRomeo 8C2900Bなどは素晴らしいスタイリングで惚れ惚れする。しかし個人的な嗜好は、戦後にあって戦前はレーシングカーしか知らないので・・またまた独断的に選択して紹介。

トップ写真はVilla d'Esteらしい光景、コモ湖畔に広がるVillaに沿って並べられた展示車両の脇からパレードに向かうFerrari 400SA、オレンジ色の建物がいかにもVilla d'Esteらしく、その場所にいるだけで優雅、裕福になった気分(→大きな錯覚なんだけど・・・)になる
この400SAはFuoriSerieの時代の最後期ともいわれているクルマ。そのファーストオーナーはイタリア人なら全員が知るFIATの総帥、Avvocato, Gianni Agnelliである。デザインはPininfarinaだが、そのスタイリングは正直Pininfarinaらしくないところがまた魅力、全く同じデザイン、同じカラーでAvvocatoはMaserati 5000GTもオーダーしており、まさにModenaの両雄がAvvocatoのために製造した車両なのである。


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Villa d'Esteの展示は本館そばの小さな庭園にいわゆるConcoroso時代の車両が並べられ、戦後の車両はそれを囲むよう並べられている。


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これは珍しいLancia Aurelia B52、デザインはMicherotti, 製造はVignale、 数々の名作を誕生させた当時のゴールデンコンビネーションでもちろんワンオフ。
1950年代前半のMicherottiデザインが随所にみられ興味深い、加えてグリーンとブラックという色使いがなんとも優雅(このメンテナンスを担当するメカニックもとも同じように感じているとのこと)。実はこの個体のオーナーはPrototipoマニア、どこのイベントで顔をあわせても見たことの無いようなクルマをドライブし、いつも驚かされる。今回も改めてやられたという感じ・・・


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1930年代のLancia Aprilia
戦前、戦後のApriliaには多くのスタイリングがあるが、これはViotti製のSpyder。もともとクーペボディーだったものをオーナーがMilleMigliaに出場するためにSpyderボディーに載せ変えたそうだ。まさに富裕層の贅沢な時代が垣間みれるようなストーリー。


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午後になると庭を全車、紹介付きでパレードするのだが、なんと2時半に始まって終わったのは6時を過ぎていた! 最初は満員だった観客も最後の方は飽きてしまい空席もみられた。
そのパレードを待つ車両はCisitalia Abarth204A、クラシック好きにはたまらない後ろ姿じゃないでしょうか?


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これはFIAT 8V Zagato
正直、このエンブレムとフロントマスクを隠されたら、自信をもってMaserati A6G/54 Zagatoと答えてしまうくらいそっくり。Zagatoによるスタイリングは、同じく展示されていたMaserati A6G/54 Zagatoよりも細部が凝っており魅力的に感じた。オフホワイトという色も惹き付けられる。


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また後ろ姿だがパレードの最終地点でJuryの前でインタビューをうけるAlfaromeo 6C 1750GS
帽子を冠ったオーナーが晴れ舞台をドライブする姿が似合ってます!


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Lamborghini 350GTだが、この個体Lamborghiniの1号車
Prototipoは350GTVとして有名だが、これはその後に作られたプロダクションモデルの1号車なのである。なんとなく通常の350, 400GTシリーズよりもヘッドランプがより目!!
このクルマを当時テストドライブしたLamborghiniテストドライバーValentino Balboni氏がパレードをそばから眺めていた。いったいどんな想いを巡らせていたのか・・・?


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パレードを待つレーシングJaguar D-type
実はよーくみると運転席のそばにProsecco!!!
カメラをむけるとシャッターに向けて「乾杯!!」 優雅なひととき。


つづく

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Comments

いやぁ、優雅ですねぇ。それも土曜と日曜の二日間ですか!昨年の日曜は晴れでラッキーでした、コモ湖って山なんで天候が変わり易いんですね。

トップ写真のスーパーアメリカ400は凄いエレガンスと迫力のバランスが素晴らしいですけど、後ろに小さく写ってるプリンス・スカイライン・スポーツも決して負けてませんね。

ランチアの二台も魅力的、昨年ザガートで見た(クレイモデルですが)アブリリアも良かったですが、このヴィオッティのバルケッタも魅力的。アウレリアGT(B20)はモノコックボディなので特注ボディが少ないですが、これも魅力的です。蛇足になりますがカロッツェリア向けの上モノ無しのフロアパン・シャシーだけの場合の型番はB52となりますよん。

Posted by: おやじ | 2009.05.01 at 19:30

とってもとってもステキなイベントですね。
ロケーションもコモ湖の湖畔ですか。
私はまだコモ湖には行ったことがありませんが、コモ湖にクルマが(クルマにコモ湖が?)よく似合っていますね。

Posted by: topo | 2009.05.01 at 21:27

おやじさん
季節的にはまだ春なのでいつも晴れという訳にはいきません>コモ湖
Ferrari400SAもPrinceもよかったです。Princeの格好よさには正直、惚れ直しました。評判もGOODでありました。400SAは一連のシリーズと比較するとUgly 400SAなどといわれますが、私は結構すきです。
Aurelia>早速修正させて頂きました。Grazie!! 今年はいろんな方と話させて頂きよかったです。

topoさん
PebbleBeachとVilla d'Esteはおすすめであります。欧米の違い、また日本との違いを感じますね。そんな楽しみ方もまた楽し!!

Posted by: marque | 2009.05.04 at 08:19

marcue様>おやじさんがおっしゃるように、スカイライン負けていませんね。しかし、日本から持って行ったのでしょうか?。独特なチャイニーズアイですが、ジウジアーロのゴードンキーブルとどちらが早いのでしょうか?。

フルアのACクーペが見えますね。しかし、ビラデステ、一度行ってみたいな〜。

ランボは、初期のタイプですね。このランプはプジョーの204かな?。まさかタウナス???。

Posted by: 大内 誠 | 2009.05.05 at 09:56

大内さん
Prince、格好よかったですね!自身も驚かされました。
Gordon keebleよりも Princeのほうが先ですね。8Vしかり、あのチャイニーズアイはひとつの流行だったようですね。今に限らず当時はもっと、いろいろと影響し合っていたのかもしれませんね。
ACはアナウンスでもMaseratiと同じスタイリングということが紹介されていました。
初期のタイプというより、そのまま1号車いなるようです。レンズは・・・・判りません。。。。
Villa d'este、自動車趣味人なら訪れる価値あります!是非!!

Posted by: marque | 2009.05.06 at 06:27

marcue様>そのアナウンサーはなかなか良く分かっていらっしゃる?かな。ミストラルと似ていますからね。フルアは、ジウジアーロが出て来てから、デザインの方向性が変わってしまったんです。モンテベルデイにもギブリそっくりなのがありました。線から面へ移行したのですが、あまり上手く行かなかった。ジウジアーロの折り紙的デザインは一見簡単に見えますから。フルアは、昔の方が良かったですね。グラスが一番よろしい^^。

チャイニーズアイはロールスのクーペにもありました。8Vが最初でしょうか?。

Posted by: 大内 誠 | 2009.05.06 at 12:05

大内さん
>そのアナウンサーはなかなか良く分かっていらっしゃる?かな
ピンポイントな指摘かな? そのアナウンサーは元クルマ系のオークション会社の社長でありました。今は独立して、様々なイベントでアナウンスを担当しておりまして、いわゆるプロであります。主催者も彼でアナウンスを行うとイベントの品格もあがるといわれるくらいの売れっ子。Villa d'Esteに限らずMilleMigliaなどは全て彼が担当しています。
グラスもMaserati 5000GT, QP Iもフルアの代表的作品ですが、50年代にFuoriSerieを多く手がけてすきです。当時も互いに影響し合ったようですが、フルアしかり、ジウジアーロしかり若い時のほうが大胆な造形で絵を描いていますね。

Posted by: marque | 2009.05.06 at 15:59

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