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2009.05.28

Fabbrica di Ferrari

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FERRARI LEGGENDA E PASSIONE、土曜日のTRACK DAYには嬉しい特典プログラムも付随していた。

それはFerrariファクトリーツアー。

Maseratiフリークな私だが、このblogからも伝わるようにMaseratiと同じようにFerrari好きなのである。これまでそれを経験したことなかった私には望外のプログラム。

Fioranoパドック、ならびにLogistic centerでオークション車両を十分に堪能した我々は予め準備されたバスに乗って、FioranoのCasa di Enzo前からMaranelloのFerrari正門前まで移動したのでした。

伝統ある正門をくぐると、これまで写真で見た通りの黄色い壁に囲まれたファクトリーがそこには広がっていた。ほかにも先に紹介したPiazza Michael Shumachuerと同じく、多くの通りにAlberto AscariなどFerrari伝説のドライバー名が名付けられ、否が応でも心を駆り立てられる。

まず最初は、612, 599, 430を製産している伝統的なV12, V8製産ラインが備えられた社屋に足を踏み入れる。ここは写真撮影禁止、現代の製産ラインゆえ非常に奇麗だが、Maseratiのラインと比較すると古さを感じてしまう。V12のラインは空いているところがあり、低調なクルマ産業界で好調といわれるFerrariでさえも減産体制という雰囲気を感じずにはいられなかった。その隣は内装部門、プレミアムカーの真骨頂である色とりどりのレザー見本やステッチはとても興味深い。アテンド係が詳しく説明してくれたのだが、ほかの見学者から様々な質問が飛び交っていた。しかし、私にはあまりに質問が簡単すぎて・・・足早に次を目指してしまった。

その後はCaliforniaのために建設された新しい社屋とライン、Ferrariによって近代化されたMaseratiと同じシステムが採用され(なんか順序が逆?)、さらに進んだシステムであった。なんとロボットまでも導入されていて驚いた!


次は近年設立されたFerrari Classiche
ここを見学できたことが、クラシック好きな私にとって大きなサプライズであった。おまけに・・・ここは撮影OK! シャッターを押し続けたのは言うまでもない。 冒頭の写真がご存知Classicheのエンブレム、Classicheなんだけど妙にモダンでHIGH-TECHって感じなのですが・・・?(まぁ、慣れの問題です)


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以前、雑誌で見たことのあった入り口
クラシックなカーナンバーで埋め尽くされています。写真に写っているのが我々のアテンド係、ちなみに今回は英語グループでの見学なのでラクちん。


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ファクトリー内に足を踏み入れると、250GT各シリーズやバルケッタ、F1までがレストレーション中という豪華なラインアップ。レースに全精力を捧げてきたFerrariのこと、往年の名レーサー、名レースを走ってきたその車両が目の前に現れ、思わず感嘆の声が漏れる。ファクトリー何の壁にも、クラシックモデル、スポーツカーの車両、レース時の写真が飾られていて雰囲気満点、おまけにその写真の車両が、まさにレストアされているのだから、驚きである。


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これもその一角、250GT Lussoに250GT Tour de France、Tour de Franceは地肌がむき出し状態、これもなかなかお目にかかることができない光景である。50年以上も昔のクルマ、いろいろな所に年代を感じる勲章(時の経過や、当時の荒仕事!?)が散見されるが、それをみて「ボロボロだね・・・」と一般的な感覚を持つ妻は呆れ気味!「事実には違いないが、これでも数億円するんだよ・・・」 と答えずにはいられない(笑)


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これは275GTB, 250GT, 250GT California Spyder
250GTシリーズの中でも人気のCalifornia Spyderが何台もレストア中!(←これもある意味凄い)


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こちらも250GTだが、ボディーが仕上がりエンジンを除く駆動系がインストールされた状態。こんな姿もなかなかお目にかかれなく珍しい。


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個人的な好きな4気筒バルケッタ、Monzaシリーズ。ご覧の通りエンジンレス。


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今回の眉唾は、現在まで綿々と続くFormula1選手権を戦うFerrariの初年度、1950年の最終戦にデビューしたGPマシン、375F1である。この375F1は翌年、めきめきと戦闘力をつけAlfaRomeoと壮絶な戦いを繰り広げることとなる。この375のフレームがむき出し状態であり、そこへエンジンと駆動系がインストールされた状態で鎮座していたのだ。参加者の中でもコアな人たちはこれをみて驚いた。思わずマニアはここへ集まり話し込む、私も見ず知らずの人に「これは375F1でAlberto Ascariがドライブ、4.5L Lampredi V12エンジンを搭載し、ペダルはABCでなくBACというセンターアクセル・・・・」という具合に即席レクチャーを受けたのだった。(助かったけど・・・)


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ほかにもエンジン部門では、これからレストアに取りかかるエンジンや、このように簡単にクリーニングを終えた状態のピストン、ロッド、バルブなどが奇麗に並べられ、これだけでもひとつの芸術。


なんとも面白いものばかりを見せてもらった。
ほかにもいろいろありましたが、これくらいにして・・・・次の目的地!

なぜかオークションからファクトリーツアー。
そしてまだまだつづく (なんかPrancing horseばかり、私はTridenteなんだけど・・・)

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Comments

marcue様>う〜ん、やはりmarcueさんの環境は、いいですね。車好きには天国?ではないでしょうか?。特にイタ車好きには、、、。素晴しいレストア工場です。ちり一つ無い!。30年前に行きましたZAK SPEEDもきれいでした。シュニッツアーは、古い建物で決してきれいとは言えませんでしたが。イタ車は、ここに出すのが間違いない!^^。ちょっと、ふるいギャグでした。マックイーンのSWBもここでしょうか?。しかし、高いんでしょうね。そんな事聞かないか^^。見積もりを聞く人なんていないのでしょうね。日本のMさんも、以前イタリーに275をレストアにだして、レストア後日本で聞きましたその音は、かつて聞いた事の無かった澄んだ音でした。それまでの音はボーボーでしたが、それはファン、ファンと。

375F1が、こんな状態で見れると、描きたい心がまたむくむくと。その節は宜しくです。

Posted by: 大内 誠 | 2009.05.29 at 16:41

大内さん
いつもコメントありがとうございます。
最近はイベント見学記ばかりで、代わり映え無くコメントも少なくなってきましたので、感想やほかいろいろ付けてくださると嬉しいですね。
イタ車好きには天国、しかし最近は目も肥えて贅沢になってきてしまいました(← うーん贅沢厳禁、罰が当たりそうです!)。 Classiche>大概、レストア工場はパーツがゴロゴロ転がっているので、こんなにも奇麗だと余計に驚いてしまいます。 お値段>Fに限っては「言い値」が全て通りそうですので・・・これもいいビジネスとして成立するんでしょうねぇ!さすがFerrariの面目躍如。やっぱりV12がボーボーではなく、ファンファンではないとね!!、吠えるようになってオーナーも大喜びであったのでは?
ところでZAKSPEEDには惹かれます。やはりZakowski、そして私の年代ではAguri、ほかにDTMや最近ではGTシリーズにいましたが、今でも走っているのでしょうか?

Posted by: marque | 2009.05.30 at 07:12

いいですね、うらやましいですね。
本当に素晴らしい環境ですね。

このところ、コメントする言葉が思い浮かばず、ただただ見ているたけです。

もっともっと、見せて下さい。
宜しくお願い致します。

Posted by: イノウエ | 2009.05.31 at 22:42

イノウエさん
コメントありがとうございます。クルマ好きにはヨーロッパはいい環境ですね。私はイタリア車好きなのでイタリアで満喫していますが、やはり文化的な側面は英国かと!なんでも歴史ありますよ〜〜。機会があればGOODWOODなど訪ねてみてください。「私もいつかは!」と思っています。ほかにヨーロッパ全般的なことなのですが、アンティークというものに対して皆が興味をもっています。それゆえ新しいものから旧いものまで何にでも大切にするんだと思います。その中にクルマも含まれているって感じでしょうか? 私もこちらで価値観がガラッとかわりましたです。

Posted by: marque | 2009.06.01 at 05:05

いいなぁ。
フェラーリには2回足を運びましたが、いずれも中には入っていません。ミュージアムのみです。
ちなみにマセラッティは工場見学しました。
近代的とはいえ、やはり手作り感があります。

Posted by: F105L | 2009.06.01 at 21:20

F105Lさん
お久しぶりです。
私もFは初めてで、今回オークションとセットになっていてとてもラッキーでした。MもFもLも手作りなので、やっぱり見ると楽しくなりますね〜。
超個人的にはLのV12ラインがおすすめです。昔ながらの雰囲気が残っていてとっても楽しいです。私は機械のことは全然わかりませんが、エンジンの製造工程はなぜかワクワクします。

Posted by: marque | 2009.06.02 at 00:08

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