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2009.05.24

FERRARI LEGGENDA E PASSIONE

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一気に夏が到来したような暑さの中、行ってきたEmillia Romagnaの旅!
MilleMigliaに続き内容盛りだくさんな週末(本当に濃密です!)を実況レポートしてみたい。

先週末、土曜日は昼頃からFerrariの本拠地Maranello、Fioranoテストトラックを目指して出かけてきた。

その目的はRMオークション「FERRARI LEGGENDA E PASSIONE」

4年前、Sotheby's at Ferrariで大成功を納め、その後RMオークションが引き継いだFERRARI LEGGENDA E PASSIONEは今回で3回目を迎える。毎年のようにオークション史上最高額の落札価格を計上していたが、今年は酷い世界経済情勢のもとどのように推移するのか? そして今回はFerrariの伝説的なマシンのひとつ、330P4が出展されており、それが一層皆の興味をかき立てた。

私が訪れたのはTRACK DAYと呼ばれる土曜日。この日は僅か120ユーロのbid権さえ手に入れれば、購入希望車種をFioranoテストトラックで自らテストドライブできる。現代のGTカーはもちろんのこと、Ferrari 250TRをはじめとするクラシックレーシングからGTカーまで、購入の意思を有するか否かによって希望に添ってもらえる。



今回はまさに時間を追ったEmilliaの旅


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Fioranoの門をくぐるとすぐある受付。
ここでオークションブックを購入したり、bidの受けつけをする。Ferrariに合わして赤いくらいで、特に特徴はなし。


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会場の移動、サーキットパドックとオークションが行われる室内、Logistic center間の移動はScuderiaFerrariマークがつくFIAT、何故がSFマークがつくと格好いい!


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まずはパドックで、、、、
何回か訪れていると思っていたが、やっぱりFioranoは発見が多くあり面白い。
Casa di Enzo、Enzoの家の正面広場は、Ferrari史上最高であり伝説のドライバーの名をってPiazza MIchael Shumachuer、その下にはFerrariで獲得した5度のチャンピョンマシンが飾られる。ほかにもFioranoやMaranelloの工場内の至る所に、チャンピョンマシンと共に伝説のドライバーの名がつけられている。


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パドックでテストドライブに出かけるMaserati 250F
個人的に興味津々であったが、実はShell Historic Challengeでよくみかける個体であった。とうとうこれもオーナーが代わるのか?とも思ったのだが・・・・・・(結局落札されず)
この250F、無冠の帝王といわれたSir Stirling MossによるMonaco winner


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ここからは室内へ
入場路には多くの名シーンが奇麗に並べられ、bidderの気持ちをを煽る(!?)ような憎い演出。いい写真が多くこれだけでも飽きない。


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最初に現れるAutomobiliaコーナー
Ferrariモノポストのパーツや、クラシックな看板、スーツなどが整然と並ぶ。今回、私の心を気を惹くようなものは・・・


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これが会場内、左から275GTB, 250GT CaliforniaSpyder, 壇上にあるのは今回の目玉、330P4である。P4フリークで近年のP4/5を作り上げたJames Glickenhausの姿も会場内でみられた。もちろんP4を狙っての参加だったのであろうが・・・  結末はまた改めて


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会場内では330P4や250TR、250GT CaliforniaSpyderなどの華がたくさん。
しかし私の心を捉えたのはこの車両、1959 250GT SWBをもとにしたOne-offで、その名を1959 Ferrari 250GT (SWB) Berlinetta Speciale Bertoneという。
この個体、1959年当時Ferrari内にあった初期SWBの中の1台で、Enrico Wax氏が直々にEnzo Ferrariにオーダーした1台。Ferrariには珍しくBertoneの作品で、今はITALDESIGNを率いるGiogetto Giugiaro氏が21才の時にデザインしたという。ステンレススチールルーフも持ち、メッシュのグリル、ライトカバーと個性的な特徴を備える。そしてサイドにはprototipoであることと、オーナーのイニシャルであるEWが、そのままエンブレムとして掲げられているのだ。後ろ姿もElegantissima!! 心憎くMODENAのPROVAナンバーが付けられている。
なんとエレガントな車両かっ、これが個人的に一番心を惹かれたHIT!!



つづく

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Comments

marcue様>出ましたね。御大の最初の頃の作品。この頃にはアストンもありました。アストンはバブル時に東京オークションに来ましたので、それだけを見たくて、幕張まで行きました。JETと入るタイプで、このFerrariと感じは似ています。このFerrariはまだ、スカリオーネ先生のラインが残っていますね。グリーンハウスが小さく、バランスの神様もさすがにまだまだですね。ミケロッテイの方が一日の長あり?。しかし、ゴードンキーブルではバランスしていましたので、どうしたのでしょうか?。この車以前は赤くて、屋根の上だけステンレスだったのではないでしょうか?。ミケロッテイのスピットファイヤーのようにウエストラインから前がガバーと開くタイプ。開口部をウエストラインと同じ位置にして、開口部のラインを目立たさなくすると言うその後のカングーロやミウラに続くアイデアであります。

しかし、当時PF等が素晴しいボデイを提供していた時代、このオーナーのWAX氏は喜ばれたのでしょうか?。今見れば、御大の処女作に近く、まだまだ若造でありましたジウジアーロにそれを託したヌッチオ社長の勇気?には驚くばかりです。違う言い方をすれば、先見の目があったともいえますが、もしも私が当事者であれば、このベルトーネ社の若造の作ったFerrariはクレームをつけたでしょうね。例えばメッシュの付いたヘッドランプ、活かさないポリッシュなホイール、サイドの開口部を誤魔化したいがためだけのメッキのライン。メッシュのグリルの中に馬のマーク、、、。インパネもメーター類が散在して見にくい、、、。その後のシャークノーズはバランスが取れてきましたね。しかし、このワンオフは今となっては貴重な1台となりました。

Posted by: 大内 誠 | 2009.05.24 at 22:39

大内さん
またまた図星なコメントをありがとうございます。
アストンとラインは似ていますが、こちらのほうがよいかな?と思います。赤いクルマの・・・とうところは私は??? 
このスタイリングについて人それぞれ賛否両論ありましょうが、すくなくとも私にはHITでした。実は見るまでは特に印象深いものではありませんでしたが、見るとまた印象も異なり驚かせた貴重な一台でしたね。
>WAX氏は喜ばれたのでしょうか?
ここが図星なコメントでして、Bertoneにオーダーして納車された後にすぐ売却しています。そういう意味では気に入らなかったのかもしれませんね。我々のような感覚で依頼主はオーダーされていないので、気に入らなければ、すぐ売って次! 今も昔もすごいところにはすごい人が居るものです。

Posted by: marque | 2009.05.25 at 21:17

marcue様>やはり^^。あの頃のPFは、ブロバローネがスーパーファースト等を延び延びとデザインしていた頃で、ジウジアーロ御大の一歩も二歩も先を行っていました。それは今考えれば致し方の無い所で、ヌッチオもスカリオーネ氏が抜けた後、何とか面目を保つべく、若いジウジアーロに頼むしかなかったのでしょうね。ランプのメッシュとかポリッシュホイール等は、むしろヌッチオの趣味であったのではないかと思います。あまりに他のと合わない。アストンは、実車は良かったですね。JETと細いレタリングが素敵でしたよ。しかし、御大はこの後コツをつかんで、どんどんと成長して行きました。私見ですが、イタリー国内のカロッツエリアから視線をアメリカに変えた事が彼の目を開かせたと思います。特にやはりR.ロウイの存在は、一種のカルチャーショックだったでしょうね。絵描きとして見たロウイの凄さは、イタリーの同僚達のルーツを遥かに越えていたのでしょうね。アヴァンテイとテスチュードの類似点にそれが感じます。

Posted by: 大内 誠 | 2009.05.26 at 01:22

大内さん
ポリッシュホイール・・・、これはいけませんよねぇ〜〜〜
R.ロウイ>彼は凄いですね。クルマに限らず列車などもいかにもアメリカ的! 当時のイタリアデザインはアメリカに大きな影響を与えられましたね、各々のCarrozzeriaがアメリカを追随していますね!!リアルに感じた方の言葉には重みがあります。。
 

Posted by: marque | 2009.05.27 at 04:19

何はともあれ、、、あのオークションのキャスティングが良いですよね、、、皆、何故か役にピッタリ嵌っていますよ。芝居を見ているよう、、、、そして自分にお金があったら・・・思わず・・・手を挙げてしまいそう、、、、

Posted by: jusayu | 2009.05.27 at 08:55

jusayuさん
毎度、マニアックなblogにコメントありがとうございます。
そうそう、あの雰囲気がたまりませんね。オークションの模様は回を改めて紹介しようと思います。その時は、思わず手をあげてください。Bidは無料ですので!

Posted by: marque | 2009.05.28 at 03:49

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