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2009.06.29

Vernascaは面白い

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Vernasca Silver Flag

今イタリアで一番豪華なヒルクライムイベントである。
今年はMaseratiの創立95周年を記念してフューチャーするらしく、Maserati Clubからの招待もうけたので観戦に訪れた。

このヒルクライムはPiacenza郊外の小さな街、Castell'Arquatoをスタートし丘を駆け上がってVernascaがゴールという全長約5kmのコース。参加車種はバラエティーに富み、ほとんどなんでもOK状態。それにも関わらず凄い名車が含まれ、それらがエンジン全開で走ってくれる。
観客席などはなく、コースはスタート地点にコンクリートウォールがあるだけで、ほかは金網の柵が作られているだけ。そこを1000馬力を超えるモンスターマシンも疾走してゆくのだから、安全面もイベントの発想も50年ほど前のサーキット並み、走る方も見る方も古き良き時代のルールに習っているのである。これこそイタリアの特徴か?ローカルイベントの特徴か?凄くゆるーい雰囲気で楽しいのだ。(安全面には緩すぎる気がしないでもないが・・・)

今年はMaserati兄弟を特集していたので、Maserati, OSCAが多かった。
その中で眉唾の参加者はSir Stirling Moss!! ローカルイベントの域を超えてます。


朝、Autstradeのインターチェンジから街まで向かうと、目の前にFerrari Monzaが現れる。「あー凄い!」

スタート地点になる街の中心近くにクルマを停めて、パドックになるスタート地点横の公園を目指す。

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すると・・・・前から凄いエキゾーストを発するPorsche Cayene
「???」と思っていると、、、、なんのことはない。
エンジンを始動させるためにMaserati 4CLがボンネットを取払ってエンジンルーム丸出し状態でCayeneに引っ張られていたのだ。丁度目の前でエンジンは息を吹き返し、エンジンルームからうっすらとオイルが焼けて煙が見える。なんと貴重な光景か! 
しかし、これ全て立派な公道でのことですから・・・
目の前に戦前のGPマシンが走ってきたら・・・そりゃぁ〜驚きますよね。



たまたまコンデジで動画も撮ってみた。
うっすらとエンジンルームから上がる煙、この獰猛なエキゾースト、とても戦前のマシンとは思えないほど快調でありました。いかがですか? 


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Maserati Tipo63
現役当時、Scuderia Serenissimaから数々のレースにエントリーされ、Nino Vaccarellaらがドライブしたマシン。
我々MaseratistaにはScuderia SerenissimaのTipo63というとPanini collectionの個体が有名だが、こちらはドライバー後ろにフィンがついた非常に珍しいタイプ。
こんなのが動いているのだから・・・


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ABARTH
手前のクールなABARTHは何でしょう? 奥は2000 SPだと思うけど・・・


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見よ!このABARTHの大集団
SIMCA 2000, 3000SP, 2000SP, 1300OT Periscopio, 2000SP
ここはどこのパドックか? 


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色違いのABARTH 1300OTがゆく


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ABARTHのスペシャリスト、BERNI MOTORIは可愛いトランスポーターを持ち込んでいました。

ABARTHのクルマ全てに言えたことは、そのエキゾーストで鼓膜が引き裂かれそうなこと! マフラーで名を挙げたABARTHゆえにやはり、レーシングカーも凄かった。


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珍しいDeTomasoのF1マシン
1970年DeTomaso-Cosworth Tipo 505


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1976年のFerrari308GTB Group5マシン
イタリア選手権を戦っていたクルマ、もちろんOne-off!
こちらも珍しい。


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CanAmマシンも走る!
McLaren M1C Chevrolet, その前はMcLaren M1B


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Porsche 908
48番のゼッケンをつけたクルマは有名なSteve McQueenの白いPorsche908.
Sebring24Hでクラス優勝を挙げた有名なクルマ。


とても紹介しきれませんので、つづきはまた今度。
こんな光景が目の前で繰り広げられたのだから、平常心を保つことはできません。

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Comments

そんな、、、Stirling Mossさんが参加して、ローカルっていうのは反則でしょう~w
ミニカーの世界でも、これだけの個体は見たことがありません。ちなみに、このミニカーは、ちょっとカブリましたwww

http://blog.goo.ne.jp/blackshamal/e/f94b46e2f490770630703a731de920d9

Posted by: iwao | 2009.06.29 at 07:03

F&A仕様の500の質問の際は、有難う御座いました。いつも拝見していますが、物凄いですね。
ちょっと質問ですが、これ位凄い集まりだとトランスポーターなども、マシンに合わせて思い思いで凝っていらっしゃるのでしょうか?
日本だろ、パドックまでは荷台に載せて運搬だけ、1つ1つのディテールにまで拘りがあまり見られなく、興味が湧きました。
それとBEAUTIFUL CARS の所、現地(Villa d'Este)で見られたのですね。素晴らしい。
また拝見しに参ります。

Posted by: シンちゃん | 2009.06.29 at 07:49

marcue 様>ワー!、朝から興奮ですね。イタリーはどうも不況!何それ!って感じですね。日本でも先週末は、確か北海道でのヌボラ−リラリーがあったはず。43台!のエントリー数には驚きましたが、、、。

動画はいいですね。しかし、家の裏みたいな所を平気で、ぶっ飛ばしちゃうんですね。さすが!。

モスご夫妻は、お元気そうで何よりです。このセレニッシマのマシンは、2004年のグッドウッドで見て、一番シャッターを押した車でした。SUNOCOのインデイカーも良かったですが。

このミステリアスなアバルトは、1600OTプロトタイプです。あのロッソビアンコの放出品の中にこれがありました。個人的には、あまりすきではないですが、珍しいですね。日本に来ると思います。もう来てるかな?。富士の裾野あたりに???。

マックイーンの908ですね。サイドのGTストライプの端っこが、ピンストライプの様にぴんと跳ね上がっており、マックイーンのセンスを感じました。よ〜く見ますと、ホイールアーチとかランプ周りにもピンストが入っているでしょう^^。

デトマゾF1は、P.カレッジが乗っていましたね。南アフリカを走ったきりではなかったかな〜。

いや〜、やはりイタリーは楽しいですね。今週末は、確かグッドウッドでしたよ。

それでは。

Posted by: 大内 誠 | 2009.06.29 at 09:50

凄〜〜〜〜〜〜〜〜いっ!

凄〜〜〜〜〜〜〜〜いっ!!

とにかく。
凄〜〜〜〜〜〜〜〜いっ!!!

これ ↑ の、どこがローカル・イベントなんじゃい?!
と、1人叫んでみるw
Stirling Mossさんまで参加してるし。。。

っつか。
サイクロプス(だったっけ?)のサウンド。
いや〜・・・素晴らしいですなぁ。
思わず、聞き惚れてしまい...何度も何度も繰り返し再生しちゃってます( ̄▽ ̄;

Posted by: ghie | 2009.06.29 at 10:10

Ciao! marque-san
In Giappone non c'è histolic hillclimb 5km!

日本じゃこんな長いヒルクライムないですね・・。
箱根ターンパイクでホンダのF1でも走らせてくれるなら同等になるかな??

Posted by: RYU | 2009.06.29 at 23:33

iwaoさん
こんにちは。
確かにStirling Mossがいてローカルイベントとは反則ですよね〜、私も納得。
過去にはDavid Piperが参加したり、かなり海外などに参加を呼びかけているようです。参加者も本気のヒルクライムというよりは、ショーであると言っておりました。しかし、我々にはこれが楽しかったりします。しかし雰囲気はローカルなんだよなぁ〜。
ミニカー>被ってますね(笑)フロントの写真があればよかったのですが・・・残念ながらありませんでした。あ〜無念。


シンちゃんさん
こちらでは初めまして。その際はお力になれず・・・なにもしておりません、その後疑問は解決されましたか?
トランスポーターもそれぞれです。凝っている人は凝ってますし、そうでない人は実用一点張り。基本はローカルな雰囲気ですので、一人で引っ張ってきて、ひとりで楽しんでいる参加者もいますよ。あまりに目が点で実際のところ、トランスポーターまで観察はしておりませんが・・・


大内さん
動画いいですか!? Grazie
これまで面倒で動画は撮らなかったのですが、少しだけ撮影してみました。しかし、編集するにはデジカメでは役不足、きちんとしたビデオカメラが必要なようです(苦笑) しかし、公道を走って行く4CLにはたまげました。1.5Lスーパーチャージャーですが、エンジン回り過ぎて怖いくらい!
特徴的なSerenissima>私は初めてでした。この個体、COYSのブースに飾っていたので「今度、オークションにかかるの?」と偶然オーナーに尋ねたらしく「残念ながら、これはディスプレイだよ」と鼻で笑われましたです。
1600OT>裾野に・・・・!! そのスタイリングはBizzariniにかなり似ていましたね(横姿)。遠くから見て間違ったくらい。個人的にはグッドスタイリングでした。
908>この908、マックイーンのDVDの表紙にもなっているくらいなんですね。白いボディーが何とも格好よくて・・・雰囲気満点でした。
GOODWOOD>行きたいけど行けないGOODWOOD、憧れは永諸々の事情で遠となりそうです。


ghieさん
久しぶりであります。
しかーーし、ローカルイベントな雰囲気なんですよね。参加費も安いし雰囲気も緩い。これが極上のイベントですよ!
サイクロプス>・・・・って、私はしりませぬ。教えてくださ〜い
大内さんのところでも書きましたが、一般の道でこれが前からやってきたら・・・そりゃーー驚きますよねっ!!ghieさんのような三鉾に射抜かれた方は、やっぱり一度本物のサウンドを体験しないと駄目ですよっ!(と煽る)


RYUさん
いろいろ聞くと、もっともっと長いヒルクライムイベントもあるようですよ。それにもっと本気だ!ともいっていました。
ホンダF1が走れば、私は失神ものですけどね。。。最高!!HONDA MUSIC!!(→旧い??)

Posted by: marque | 2009.06.30 at 05:35

えっと。。。
サイクロプス=一つ目の巨人...ですが。
確か、ギリシャ神話に出て来たかな?

んで。
一つ目ヘッドライトを称して『サイクロプス』と呼ばれたモデルが有ったのですが。
それが『4CL』だったかな?・・・と、思っていたのです...が。
調べてみたら、間違ってました(汗)
サイクルフェンダー・2シーターの『A6 GCS』の事でした。

っつか。
↑『4CL』...一つ目ヘッドライトじゃないし。。。( ̄▽ ̄;
しっつれ〜しました。

〜〜〜〜〜(/ ̄▽)/

Posted by: ghie | 2009.06.30 at 10:51

marcue様>動画は、そんなに本格的でなくて、これで十分です。情報が見たい訳ですので。私は。

ところで、7枚目の「色違いのアバルトが行く」の写真の中で、ブルーのアバルトの前にいるやはりブルーな車は、ジネッタですよね?。

Posted by: 大内 誠 | 2009.06.30 at 12:53

Wonderful event! Thank you for the photos and video!

Did you meet Enrico and the other chaps from the Maserati UK Club? Mike O'Shea was there with his Cooper Maserati I believe.

Posted by: Maurizio | 2009.06.30 at 23:40

ghieさん
サイクロプス>そういえば聞いたことありました。A6GCSでしたね。。。
あれはMaserati.comにもよくでてきますね。そして毎年MilleMigliaには出場しています。


大内さん
細かいところまで見られていますね〜。その通り、ジネッタであります。
またマニアックネタお待ちしています。


Maurizioさん
Ciao, Mau
Prego...  
I met and talk about yours with Claudio, President of Biturbo Club.
I met Enrico once 2 y ago and a few UK members occasionally. But I do not know so much. Cooper-Maserati means Cooper-Monaco-Maserati? If do so, it is YES. I was really impressed such a amazing machine !! Cooper had installed legendary green head 5000GT engine!! It was a wonderful.
Once I want to go England such Maserati events and Goodwod and so. Endlands is one of best to see legendary machine, not only Maserati also all marques.
Ci vediamo. Presto!!

Posted by: marque | 2009.07.01 at 01:54

先日はどうもでした!
本当に平常心ではいられなかったですね。子供より父親が喜んでたと言われてます。うろうろしているうちにご挨拶もソコソコになってしまい恐縮です。午後は上の方にも行ってみましたが、トライアル後に小さな広場にぎゅうぎゅうに車が詰められている(超貴重なテトリス状態)姿も壮観でした。
そうそう、頂いた名刺のアドレスにメールをお送りしました。近々ご連絡しますね。是非アペしましょう。

Posted by: noby | 2009.07.02 at 04:11

nobyさん
こちらこそ、どうもでした。
本当に壮観な光景でしたね。午後に「居ないなぁ〜」と思っていたのですが、ゴール地点に移動されていたのですね。テトリス状態のクルマ、一度見てみたいと思っていたのですが・・・先を越されました(笑)
Aperitivoしましょう!

Posted by: marque | 2009.07.02 at 14:43

今年も素晴らしいローカルイベント、楽しませて頂きました。ありがとうございます。
もともと公道レースが文化として定着している国(地域)だから開催出来るのだと思います。

やっとWRCの開催の日本、観客は遠く離れて・・・。
日本でも開催・・無理だな。

トライアル世界選手権、日本開催10年となりましたが公道は、いまだに走れません。

Posted by: イノウエ | 2009.07.04 at 12:12

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