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2009.09.29

興奮のサイクルロード世界選手権!

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全てが新鮮で興奮のサイクルロード世界選手権!

日本人選手の活躍で盛り上がったTour de FranceをVerbierで観戦して以来、サイクルロードレースをよくみている。以前はテレビでTDFくらいしか放映していなかったので、自ずと有名選手を追いかけるというような観戦の仕方だった。しかし、時代は変わってCSチャンネルさえ選択すれば多くのレースを観戦できるし、専門的な解説やインターネットの普及もあってファンにはたまらない。おかげで最近のロードレース事情もフォローできるようになってきた。

嵌ってから改めて感じることは、全てが新鮮なこと。見ること、聞くこと、感じること、全てが初めての連続で、この感覚が何とも楽しいのである。
加えてラッキーなことにイタリアは自転車強豪国のひとつ、ここに住んでいるならレースを観戦しに行かぬ手はない!

今年のロード世界選手権開催国はスイスのMendrisio。
実はこのMendrisio、コモ湖の隣という位置で飛行機なら、ミラノのマルペンサから向かうというくらいイタリアに近い。(昨年はVarese、今年はMendrisio開催と、国は違えど隣町のようなもの。イタリア、スイスは強豪国だけど、あまりに頻繁に開催されていてずるくない?)という訳で日本代表選手、新城幸也選手、別府史之選手、西谷泰治選手の応援に出かけた。


さて素人ロードレースファンによる実況というよりは、レース以外の雰囲気で感じたことをありのままレポート.


早めに会場になるMendrisoの街に到着。応援旗をもった多くのサイクルロードファンと共に興奮を抑えながら、足早にスタート・フィニッシュラインを目指す。既にコースは閉鎖されているが、気の早いファンは既に場所を取ってコース沿いのバーでビールを飲んでいる。(まだ9時前だよ、ちょっと早くない?)
そういう我々もカンティーナ(ワインの醸造所)をみつけ興味津々(すでに営業していたのだ!)、後ろ髪を引かれながらカンティーナを後にすると・・・


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あらっ、選手が目の前を通過。
白x赤のチェックのユニフォームはクロアチア。
ユニフォームに身を包んでいるものの、まだまだ時間は早い。片手にはトランクケースを持って、なんとも器用に坂を登っていきました。


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スタート地点で場所取りすると既にこの方も!
悪魔おじさんを発見、皆に写真をとられていました(笑)
選手がスタートラインに向かう時間はゆったりしているので、ほとんどの選手を確認できる。地元スイスやイタリアチームの強豪選手が登場すると、観客はやんやの大声援、地元の期待を感じずにはいられません。観戦はこういう雰囲気がいいのねっ!


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レースのスタートは10時半、イタリアチームが先導しゆっくりとスタート。200人以上の選手が目の前を通過してゆく姿は圧巻、これから13.8kmの周回路を19周、計262.2kmでどんなドラマが繰り広げられるのか、期待しながらスタートを見送った。


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このピンぼけ写真はスタート直後(やっぱりスポーツ観戦には一眼レフ必須ですな)
左下に新城選手の姿がみえます。この数分後・・・


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コース1周は約20分ほど。
スタートしてから数分後、会場の実況で、「ATTACK ARASHIRO!! ATTACK ARASHIRO!! ATTACK ARASHIRO!!」と連呼! スタート直後、新城選手がアタックを試みて成功。
新城選手を先頭に現れた6人の集団は後続との差を広げるためにものすごいスピード。当然、観戦、応援にも気合いが入り、まだ1周目にも関わらず「逃げ切れ!」と思うのでありました。


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その30秒後、大集団が到来。
色とりどりのユニフォームに身にまとった選手が一塊となって仕切りの向こう側、僅か50cmほどをもの凄いスピードで通過する。
通過の最中は側で凄い風圧を感じる。ロードレースではいかに風を遮って走り、体力を温存しておくことが重要か、実感する瞬間。

レースの進行とともに実況から流れてくる「YUKIYA ARASHIRO」という名と、集団とのタイム差に一喜一憂。やっぱり日本人の名が呼ばれると観戦の楽しさも倍増!
日本人選手が通過するたびに、「ARASHIRO ガンバレ!」、「Fumy ガンバレ」、「NISHITANI ガンバレ」と応援し、その楽しさも実感。


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レースは長いのでスタート=フィニッシュラインから移動して、皆が注目する山の方へも移動。
途中は給水ポイントを通過して、そこでも観戦。勢い良く走っている集団のスピードが一気に落ちて、後方は大渋滞。なにかそのコントラストが妙に面白かった。


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山への移動中にみられたフリーペーパーの見出し
MONDIALE? だから、世界チャンピョン? という感じか?
開催国、スイスのエースはカンチェラーラ選手。前々日に制覇したタイムトライアルとの2冠を目指し、またファンにも期待され、コース、応援旗、写真、Tシャツ、あらゆる所で彼の名をみることができた。
特にラスト2周で、カンチェラーラがアタック、先頭に立ったときの観客は大興奮で大喜び!これこそが現地観戦の魅力!(レース内容は判らないけど)


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街のショーウインドーは全て世界選手権モード一色!
ひとつひとつ見ても飽きない。
偶然、ひとつ覗いてみるとそこには狩野智也選手のユニフォーム発見(91年のもの)


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これがコースアクセスを可能とする入場チケットのようなもの
しかし、結局はなくとも全然OKだった。


レースの方は終盤に猛烈なアタック合戦が繰り広げられ、最後にエバンス選手抜け出しオーストラリアに初のアルカンシェルを持ち帰った。
日本人選手は、別府選手が57位、新城選手、西谷選手はリタイア。結果に書くとこんな風にしか伝えられないが、新城選手の逃げ、別府選手の健闘、西谷選手の頑張りなど、私自身にはそれぞれの選手の想い、努力、全てが十分伝わってきた。


ゴール後、パドックの日本チームに向かう。
この日、逃げに逃げ大活躍の新城選手はメディアに囲まれてインタビュー中! やはりキツかったようだ。 別府選手には「お疲れさまでした」という言葉をかけ、TDFとイタリア料理の話を少しさせてもらった。
実は今回の日本チームの宿舎はPizzaの美味しいレストランがある。(偶然行ったことがあって、別府選手のTwitterの写真でここだ!と判った次第←よく判ったものだ)。レース前は、Pizza禁止だったようなので、昨日は皆で美味しく召し上がったことでしょう。


感動と大興奮の世界選手権、楽しかったと同時にありがとう!Grazie mille!!

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Comments

世界的なマッキナにビチに羨ましいイベントが続いていますね!嫉妬しちゃいます(笑)チームを背負うのと国旗を背負うのとまた違った雰囲気なのでしょうね!山岳ステージで出てくるドイツ人の悪魔おじさん一度会ってみたいです!大きな自転車のモニュメントをトレーラーに乗せて引っ張ってくるみたいですね!

ps:話は変わりますが、怪我がなければ華やかな世界戦ですがUCIパラサイクリング世界戦ミラノ大会で北京のゴールドメダリストの石井選手という方がゴールスプリントで落車し重傷をおったそうです。伊国での入院言葉の壁もあり厳しい入院生活をなさっているらしいです。自転車は、モータースポーツ同様やはり危険なスポーツです。
石井選手の記事
http://www.cyclowired.jp/?q=node/18367

Posted by: corse4 | 2009.09.29 at 20:04

corse4さん
実は、レース展開は詳しくフォローできていないのですが最後は強豪選手のアタック合戦! これは普通のレースでは体験できないですね。
しかし、やっぱりヨーロッパ文化は憧れますね。
いろいろなものの本場、日本人からみれば正直ずるいですねぇ。
自転車に限らずプロの演技、演奏、実演を目の前でみるとやはり圧倒され、深い感動を覚えますね。
悪魔おじさん>気づいたら、コースを挟んで目の前に立っていたので驚きました(笑)
石井選手>大変な事故だったようで、なにかサポートしたいと思います。

Posted by: marque | 2009.09.30 at 00:44

優しいお気遣いありがとうございました。石井選手、来週には退院して日本に戻れることになったそうです!やはりスポーツ選手は回復力も凄いみたいです。

Posted by: corse4 | 2009.10.02 at 14:46

corse4さん
石井選手>そのようですね。なにかHELPがあればお手伝いしたいと思っています。それにしても凄い重傷で、自転車競技での落車の危険度を認識します。

Posted by: marque | 2009.10.02 at 21:23

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