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2010.01.30

Retromobile 2010

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「Retromobileで一年が始まる」というフレーズが雑誌の紙面に書かれていた頃から「一度はRetromobile!」と思い憧れ、その写真を何度眺めたことか。

そんなRetromobileの季節がまたやってきた。

世界最大級のクラシックカーイベントに行きたいことには違いない。
ほかにもいろいろな予定(*)がその週末にあったが、今年はParisからのお誘いもあったゆえ、日帰りでParisまで訪れた。

そのRetromobile、今年で35年を迎えるというのだからその歴史は私と同じ。ヨーロッパの人々に愛されながら続いてきたイベントで、その会場はフランス語のみならず多くの言語が至る所から聞こえてくる。今年は90周年を迎えたMAZDAが入場をしてすぐのスタンドでフューチャーされ、思わず嬉しくなってしまった。100周年を迎えたAlfaRomeo, おなじみフランスからはCitroen, Peugeout, Alpine, Matra、いつも華やかなスタンドのHALL&HALL、そしてBonhams auction, Automobiliaまで、やはり会場にいると楽しくなってしまった。


今年も好き勝手に個人的嗜好で紹介してみたい。

トップ写真はエントランスをくぐってすぐのスタンド
90周年を迎えたMAZDAがフューチャーされ中央にCosmoが鎮座
フロントにはロータリーエンジンのおむすび型エンブレム、その中にはmの文字
正直、今のエンブレムよりも数倍個性的で特徴的だと思う。

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これが会場で飾られていたMAZDA GOODS
キャップにトレーナー、"m" マーク、Mが3つ重なったマークなど過去から現在までのエンブレムがみられた。なかなか魅力的!


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奥のCitroenブースでは40周年を迎えたSM, GS!
CREATIVE TECHNOLOGIEと書かれているが、40年も前にハイドロニューマチックが登場したことを考えると、まさにこの言葉が相応しい。


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ブースにはこんな可愛らしいeiffel塔のモニュメント
Parisに本社をおくCitroenらしい飾り付け。いつの時代だろうと調べてみると、過去に何度もCitroenという飾り付けがされていたのですね。


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Bonhams auctionブースでみかけたMaserati A6-1500
A6-1500というとPininfarinaが有名だが、極僅かユニークなZagatoボディーも存在する。書籍やMaserati.comでよくみていたが実物をみたのは私も初めて。60-80,000€の予想価格であったが落札せず


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これが1940年代のZagatoに特徴的なPanoramica
フロントウインドーとアールを描くサイドウインドーがとてもユニーク


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Ferrari 400 Superamerica Sr I. Aerodinamico
有名な400とAerodinamicoの組み合わせ、サイドに走るモールとフロントエアインテークバルジに走るモールが特徴的な個体


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今回の目玉のひとつ。
湖からから引き上げられたというBugatti Type25
オークション前に「湖に沈められていたことから、変な改造もされずそれが逆に良かった」という解説をどこかで読んだ。私的には「・・・・・・」だったが、260,500€で落札。
「えっ、本当!!」


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Facel Vega
昔はあまり好きになれなかったが、クラシック嗜好になったためか妙にエレガントに感じるようになったFacel Vega
この落ち着いた色合いに豪華な内装が最高にシック


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ウッドとシルバーのモールに囲まれた操縦席は贅沢の極み


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Lancia Aurelia B51
エンジンとフレームのみで出荷されたAurelia B51
様々なボディーがCarrozzeriaによってつくられたが、これはPininfarinaによるもの。聞くとやはりOne offということだ。フロントマスク、ライト周り、バンパーなど可愛らしいフィニッシュが特徴的なAurelia。
Roma近郊にAureliaという地があるが、ここから来ているのだろうか?(Lanciastaの皆様教えてください。)
いつもあの地名をみてワクワクしてしまうのです。


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ロングテールで優雅な印象をもつSIATA
リアフェンダーのモールやユニークなフロントマスクが可愛らしかった。


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これがフロント、ユニーク!


フランス車が多いのにも関わらず、やっぱりイタリア車が多くなって偏ってしまいます。

GTカーばかり取り上げたので、次回はレーシングカー編でいきます。

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Comments

A6のパノラミカって初めて見ました、とても可愛いですね。友人のトッポリーノ750パノラミカのノーズを引きのばした感じです。

コスモロータリークーペと400SAのサイドモールとサイドエアダクトのデザインはそっくりですね、新発見。

Posted by: おやじ | 2010.01.30 at 09:58

marqueさんのレポートは、いつも興味深く拝見しています。ちょうど昨日古本店から購入した雑誌に1969年MAZDA COSMO SPORTが取り上げられていました。確かにロゴも以前のものの方が味がありますね デザインもそうですが!

Posted by: take | 2010.01.30 at 10:23

 いまだに痛む喉に苦しめられています。レトロモビルはもともとがオートモビリアの祭典なので、是非珍しいオートモビリアのレポートをお願いいたします。楽しみにしています。

Posted by: moriwaki | 2010.01.30 at 11:02

あ〜、羨ましい。
やっぱりレトロは一度は行くべきですね。
フランスはイタリアとは微妙に違うセンスで好きです。
コスモ、こうして見ても通用しますね。実は我が家の隣家がこれと全く同じコスモを所有しています。毎週末には乗られてますよ!
mマーク、断然良いです。これに戻してもいいと思います。
400SAのサイドラインと同じ・・・子供の頃から気づいていました(笑)<おやじさん

Posted by: F105L | 2010.01.30 at 12:07

Bugatti の落札価格にはタマゲマシタ。 確かにオリジナリティ高いけれど、このまま保存するしか無いだろうに・・・。
SIATA は手塚治虫のヒョウタンツギみたいな顔ですね(^^)

Posted by: CLOT | 2010.01.31 at 21:06

私も、レトロから帰って来た友人からお土産もらって、ウハウハ♪でした(笑)
もう長い事行ってませんが、規模は大きくなっているんでしょうね。

Aureliaって、街道の名が由来だったのではないですか?

Posted by: フォルギエリ | 2010.02.01 at 01:53

おやじさん
こんにちは、コメント感謝します。
Parisでは大内さんともお会いできました。僅か1時間ほどだったのが残念でしたが・・・
A6-1500というとPininfarinaボディーがほとんどですが、これはA6-1500のプロトタイプとしてテストされ、その後Zagatoで新たにpanoramicaボディーを架装されたそうです。MaseratiとZagatoのコラボ第1号車ということです。極めて珍しいのですが、カタログにはよく出て来ています。


takeさん
Cosmo、今みても当時の外国勢に比べて決して見劣りしません。当時はお金がかかったプレスやたたきだしをしていますね。今では考えられません。古いのばかりがよいとはいえまえんが、古き良き時代であったなと思います。


moriwakiさん
Retromobileで多くのミニチュアカーを拝見しました。が、、、あまりにも高価なのには驚きました。しかし、その方が諦めがつきやすいという利点がありますね。
外国の場に行くと、つくづく私はイタリア車党であることを実感します。フランス車はよくわからない私!
写真にあれば新ためて紹介いたします。


F105Lさん
コメ感謝です。そうですね、クルマ趣味人なら必須、満足いくこと間違いなし!
是非訪ねてください。日頃イタリア車に近い存在ですと、フランスのエスプリ(←死語ですね)を感じます。イタリアの大胆なデザインに対して、フランスの粋なデザインという具合、楽しいですね。
CosmoとSAはプレスラインが本当にそっくり。意識していないことはないですね。


CLOTさん
ご無沙汰しています。
Bugattiの件。本文には書きませんでしたが、オークション前の解説に呆れ、落札されたことを知って「物好きもいるんだな・・・」と正直思いました。そして、その価格にも驚き! Bugattiというブランド力を思い知らされました。
>ヒョウタンツギ
旨いことをおっしゃる(笑)


フォルギエリさん
お土産は何でしたか?是非、教えてください。
今年もRetromobileを楽しませてもらいました。知り合いのお店のオーナーに聞くとRetro自体の規模は少し縮小傾向ということで、「土曜日なのにちょっと人が少ないね」とのこと。クラシックなイベント、私は大好きですが観客の年齢層は極めて高く、若い人が少ない。ちょっと寂しいところです。
Aureliaは街道でしたか?ちょっと私も本を開いてみますね。Grazie!!

Posted by: marque | 2010.02.01 at 05:51

昨日はこちらでも恒例の大イベントがありまして・・・

コスモスポーツもオーナーズクラブ持込の個体が参加。サイドの元ネタが400SAなのはご愛嬌、それでもリアは個性が感じられます。

かつてローターのモチーフはSA22C後期のホイールデザイン等、積極的に用いられていましたが、該当車種がRX8のみの現状では見る事も少なくなりました。

おむすび形は世界唯一のアイコンですし、見た目にも美しい形なので大事にして欲しいです。

Posted by: 職人 | 2010.02.01 at 20:27

職人さん
コメントありがとうございます。
トップにCosmoを持って来たからか、以外に大きい反応に驚いております。今のMAZDAはカモメをアレンジしたマークと記憶していますが、何故にカモメなんでしょう?未来に羽ばたくとのことですが不思議です。
改めて、おむすび型を見直してしまいました。

Posted by: marque | 2010.02.02 at 05:49

ピストル型のAR改ですが、撮った写真を見たのですがやはりチェックしていないようでした。。。
とても気になってきました。次回編でアップお願いしてもいいでしょうか?

Posted by: hirshiy | 2010.02.03 at 03:52

hirshiyさん
リクエストコメントありがとうございます。
NARDI ARでCoppa Dolomitiを走った車両と記憶しています。ULしますね。
今回はお会いできませんで、残念でしたが、ドイツ?ミラノ?AR100周年イベント?でお会いしたいです。

Posted by: marque | 2010.02.03 at 05:04

レトロとArt design Automobile japonaisに行かれたのですよね。

マツダブースが特等席にあったと嬉しいですね。
R360クーペは生誕50周年なんですよ。レトロではどんな評価だったのかなぁ。

日本で見かけるSIATAは赤なので白は新鮮です。

Posted by: イノウエ | 2010.02.06 at 19:33

イノウエさん
MAZDAは創業90周年ということで、特等席にブースを構えていました。私は知らなかったのですが、大内さんのインフォによりますと当初BMWが押さえていたブースを出展見合わせのたゆえにMAZADAにまわってきたとのこと。真相は???
MAZDAの90周年もそんなに歴史があったのかと驚かされましたが、Peugeoutの歴史は200年!こちらは度肝を抜かれたという方が正直なところ。

Posted by: marque | 2010.02.06 at 20:17

marcueさま
>今頃何となく疲れが、、、。歳ですね。スーパーアメリカは、良かったです。あの色も初めてでしたし、室内もきれいな色でしたね。

私は、メキシコが昔から好きでした。あまり人気はないようですが。アレマーノボデイの5000GTを見たかったですが、、、。

描いてみたいと思ったのは、やはりあのゼッケン番号32のマトラですね。

Posted by: 大内 誠 | 2010.02.07 at 11:38

大内さん
旅行しますと、普段は到底出来ないような距離を歩いていますので、足にきませんか? 私はいつも足が棒になります。
お話のSA良かったですね。たしかBrovaroneだったように覚えています。色がクリームっぽい白というところもよいし、ちょっと過剰なモールの使い方も今となってはそれが洒落ていますね。
Mexico, 5000GT Allemano, 3500GTなどは典型的なMaserati顔と思っております。逆にMistralはMaseratiっぽくない!名前が示すように、Mexicoらに比べるとどことなくフランスの香りがします。
AllemanoはTipo61と同様にかなり作られているので、フラフラしてますとどこかで巡り会う可能性も高いですね。おそらくUSと思いますが屋根を切ってしまった個体も存在します。あぁ〜
MATRA、楽しみにしています。MIXI日記楽しみながら拝見しています。

Posted by: marque | 2010.02.07 at 19:47

NYMの動画です。先程見つかりました。
http://www.youtube.com/watch?v=PNUJKUSz_Ac&feature=PlayList&p=ABD27A12D33C2A75&index=0 

Posted by: 職人 | 2010.02.17 at 05:08

職人さん
GOOD INFOありがとうございます。
拝見しましたが、NYMは凄い規模ですね。訪ねたことなかったので、驚きました。帰国したら足を運ばねば!!
やはり、職人さんはプロのモデラーなんですね。

Posted by: marque | 2010.02.17 at 06:04

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