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2010.02.07

Retromobile 2010 その3, Automobilia

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私にとってRetromobileとは世界最大級のクラシックカーの祭典。
しかし、本来RetromobileとはクルマそのものよりもミニチュアカーやパーツなどのAutomobiliaがメインだったという。35年目を迎えるというRetromobileの移り変わりをこんなことからも感じる。

Retromobile 2010の最後は、クルマそのものから離れてAutomobilia編で締めてみたいと思う。


そんなことを言っておきながら・・・
自身、以前はイベントを訪れては多く写真撮影していたが、最近はその枚数も減少傾向。帰宅後、確認すると「あれっ」と思うくらい少なく記録に残しておらず後悔することも多い。RetromobileのレポートでAutomobilia編を思いついてからも、改めて記録に残った写真を確認すると・・・記憶と記録が思ったほどシンクロしていない。
そんな中から記録に残ったAutomobiliaを探し出して紹介してみたい。


トップの写真はRetromobileではないが、日本のトップ自動車イラストレーターによってParisで行われた絵画展「Automobile Art Japon
よくコメントをくださる大内誠さんが出展されているとのことで、Parisを訪れた機会に会期が始まる前に無理をいって訪問させてもらった。どの作品も素晴らしく、是非来年はRetromobileでみることを楽しみにしたい。 



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今年、AlfaRomeoは100周年、MAZDAは90周年ということ。対してPeugeotの創業は1810年、つまり今年で創業200年。Peugeotはクルマ以外にも、自転車、バイクなどが有名だか、200年前の創業当時はこのコーヒーミルから初まったという。


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Peugeotをはじめ多くの特定車種のクラブが、メーカーブース内に小ブースを構えてクラブのアピール、クラブグッズの販売を行っていた。
こちらはPeugeot 202, 302, 402クラブのブース
優秀なデザインのステッカー、ピンバッッジ、左に少しみえるマーシャルの電球の箱もデザインが可愛らしく・・・


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Peugeot 302シリーズのミニチュアカー
レアな実車の前にレアなミニチュアがあると興味をそそられる。


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こちらはPeugeotの歴代エンブレムをピンバッジ
コーヒーミルの1810年からのエンブレム、とくに創業から1882年までは72年間同じCIをつかい続けており興味深い。1900年代に入ってからは、およそ20年周期でCIを変更している。2010年の新しいCIも入れてくれれば200年の歴史であったのに・・・それが少々惜しい。


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こちらAutomobiliaというのはちょっと大きすぎる
RENAULT GPRDINIのV6エンジン、既にオブジェとして使われているようでプラグももなければ、エアファンネルもひとつない!
青いGORDINIカラーとカバーデザインが秀逸で思わず見とれる。


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豪華絢爛なフランスのFacel、エンブレムのこの華奢さがいい。
この字体からでさえ、フランスのお洒落を感じるのは気のせい?


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Hideki Yoshidaさんのブース
初日はいらしたようだが、2日目の土曜日は残念ながらいらっしゃらず。
ブースの方に尋ねると「電話でお話ししますか?」とのこと。実は昨年も同じように電話でお話しさせていただいたのみ。さすがに今年は「よろしくお伝えください」とメッセージを残させていただいたのみ。(アポなしで訪ねるとなかなかお会いできません)


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Automobiliaでもないが、ここはAlfaRomeo Club Franceのブース
ここにAlfaRomeo Museo Storicoが協力して、6C 1750GS, DiscoVolante, TZなどが飾られていた。
クルマもいいがいつも感心させられるのは、このクラブロゴ!! AlfaRomeoのエンブレムとフランスの形がうまくmixされ、伝統の三角形の中にデザインされる。粋なフランスよ!


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1961年Olivier GendebienとPhil HillのドライブでMaranelloにLeMans 24H優勝トロフィーを持ち帰ったFerrari 250 TR61
奇麗なだけでなく戦い終わった雰囲気が素晴らしい。お値段は怖くて聞けず・・・


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先日も紹介したAldo BrovaroneデザインのMaserati A6GCS Pininfarina
実車よりもデザイン画に近い造形で生き生きと伸びやかな印象を受ける。特にフロントの造形は当時のレーシングカー A6GCMのノーズデザインを生かしながら、うまくCoupe化したことを思わせる。


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Automobilia編に絡めて、ちょっとParisから抜け出してみる。
光りに浮かび上がるものは伝統のMontecarlo, Monaco GPの入賞トロフィー。これらはMonacoが生んだGrand Prixドライバー、Louis Chiron (1899-1979)が獲得したもの。氏はF1シリーズが確立される以前、戦前期の活躍が多くシリーズ確立後のF1のヒストリーにはあまり登場しない。しかしMonaco GPはF1以上の歴史があるので、こうやって多くのトロフィーがある。これは戦前戦後の随分と古いもの、しかし全て手入れが行き届いており新品同様。


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こちらもAutomobiliaにしては随分と大きいもの
それでもコレクターの中にはきちんと集める方もいる(この写真は違うけど・・・)
Schumacherが築いたFerrari黄金時代のFerrari V10(年代は失念), 2007年のRenault F1 R27用のRS27 V8エンジン, VilleneuveがWilliamsで選手権を奪取した1997年 Renault RS09エンジン。ここに栄光のHondaエンジンも欲しいと思うのは私だけ?


という訳でAutomobilia編でRetromobileおわり


PS
最後の2枚は次のイントロということで・・・

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Comments

大内さんはじめ、日本からの作品たちはフランスにおいても輝かしいものだと思います。
次回はレトロそのものに出て欲しいですね。
その時は頑張って行ってみたいと思います!

それにしてもmarqueさんの写真はいつも丁寧なカットで感心します。美しいです。

Posted by: F105L | 2010.02.07 at 21:10

marcue様
ご紹介頂き感謝です、数少ない生証人様のお一人。後世に伝えてください^^。メンバーの方、全員同じ意見でしたが、やはりここは極東。リスクが多すぎて、それにこの不況。お金が貯まりますか!。先ずはお金です。スポンサー求む!。

Posted by: 大内 誠 | 2010.02.07 at 21:38

 オートモビリア編、感謝しています。やはり皆さん実車の方がお好きなようで。私のようなオートモビリアファンは、もうオートモビリアだけ見たい、なんて思ってしまうので若干腹4分目位の感じです。ショップなどは写真を撮るのがはばかられる場合もあるでしょうし、写真が思いのほか少ないことも充分理解できます。
 レトロモビルも大分様変わりしているようですし、次回あたりは重い腰をあげて出かけてみようかな。

Posted by: moriwaki | 2010.02.07 at 23:08

F105Lさん
コメントありがとうございます。
私も同じくRetroの会場で行ってほしいと思います。やはり集客が違いますからね・・・  来年は私が行けるかな?? そこが問題です(笑)
カットお褒め頂きうれしく思います。技術的なことはまったくみるものなく、ただただ想いだけの作品です。


大内さん
その際は説明頂きありがとうございました。
トリノショーの原画をみた際は「なんと気が遠くなる作業かと・・・」思い感動いたしました。今回のプランは初回だったので、次回から期待ですね!! そうやっぱりクルマの歴史は欧州にある!本当ですね。
いろいろノウハウ必要でしたら、お手伝いもします。そおあたりのアイデアは得意分野なので・・・


moriwakiさん
コメントありがとうございます。
納得いけるほどの写真がなくすいません。記録にはなくて、記憶には結構あるのですが・・・あれっ、これっ、、あそこと脳裏には浮かんできますが・・・データにはなく(冷汗) それと大きなイベントになりますと、あまりに数が多くて見過ごしも多くなりますね。有り難みが少々薄れてしまいます。
私の写真撮影枚数はその典型的な例かもしれません。イタリアに住み始めた当初と現在では同じイベントでも撮影枚数は3-4割ほどに減っています。

Posted by: marque | 2010.02.08 at 03:48

ゴルディーニエンジンとフェラーリエンジンのミニチュア、見てません。。。
あれだけ歩き回ったのに、やはりレトロは奥が深いです。

Posted by: hirshiy | 2010.02.08 at 07:50

A6GCS pinifarina美しいですね

欲しいです。やはりラインはうっとりします

Posted by: take | 2010.02.08 at 11:44

hirshiyさん
コメント感謝です。
GORDINIはRetro会場ですが、Ferrari-RenaultのエンジンはRetroじゃないんです。紛らわしくてすいません。おまけに1/1で本物なんです。モックかもしれませんけど・・・・
私も皆さんの写真をみて、奥が深いことを感じています。


takeさん
コメントありがとうございます。
やはり前回と同じくGT乗りには響く、A6GCSですね。本文にもかきましたが、250F誕生前に2L inline6エンジンを積むA6GCMというレーシングカーあります。これを元にCoupe化したんだ!とこのモデルからひらめきました。特にPrince Biraが乗った個体は青色でまさにノーズがそっくり!!

Posted by: marque | 2010.02.08 at 16:54

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