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2010.02.03

Retromobile 2010 その2

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Retromobile 2010のつづき

前回はGTカーをメインに取り上げてみました。思いのほかMAZADA Cosmoへの反応が多くて驚きました。
やはり世界最大級のクラシックカーの祭典であるRetromobileのトップステージを日本車が飾るというのは嬉しいことですし誇らしいですね。


今回はRetromobileでみたレーシングカーをメインに書いてみたい。


やっぱり自然と目がいってしまうのはModenaの三鉾を掲げるレーシングカー。
それも鳥かごといわれたMaserati Birdcageが展示されていたなら、目がいかないはずはない。60年代のレーシングフィールドでエポックメイキングな発想で車両を開発して成功を収め、現在も数多くのジェントルマンドライバーの憧れのBirdcage、典型的なフォルムをもつTipo61が奇麗にレストアされ展示されていた。
フロントウインドー越しにみる姿はまさに鳥かご。個人的にも欲しいクルマ10本の指に入る。


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これが全体のフォルム、大きく張り出したフェンダー、低いボディー。一見不細工なところが妙にそそられる(→変わりものです。)


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Matra MS 640 Prototype
ZFのブースに飾られていたMatra。LeMansを疾走した青いMatraに出会うと思わず、心の奥底で眠っていた何かが騒ぎだす。これこそフレンチブルーとLeMansカーへの憧れではなかろうか?
FerrariもFordもPorcheも大活躍したが、やはりLeMansには青い車体が似合う。


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Martiniカラーが眩しい1977 Porsche 935/2.0 Baby
Group 5カーをベースとしてエンジンをダウンサイジングしてつくられたPorsche 935/2.0 Baby。小さいながらも370bhp、重量重量750kgと高い戦闘力を誇ったという。ベルギーが誇る偉大なレーサー、J Ickxの手によりHockenheimでGerman Sports Racing Championshipを勝利している。


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1979 Renault RS10
初のF1ターボエンジン搭載F1カーなった1979 Renault RS10
この年はJean-Pierre Jabouille, René Arnouxのドライブで革新的なエンジンを搭載しながら5回のPP, 1度の優勝を遂げたマシン。ウイングカーで路面まで垂直に伸びたサイドポーンツーカウリングとRenault伝統の黄色いカラーリングが痺れる。
今年のRenault F1マシンは伝統の黄色と黒のコンビネーションに戻ったが、どれくらい活躍しくれるだろうか?こちらも楽しみ。
しかし、同じRenault F1でもこちらのトラディショナルな黄色、白、黒のほうがしっくりとくるのはオヤジな証拠か?


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Ferrari 312B
毎年、豪華なブースを構えるHALL&HALL。今年は1970年のFerrari 312Bを持ち込み展示していた。やはりFerrari Formula1カー、リアに過剰ともいえるウイングがついても、水平対抗12気筒をみるだけでKOされてしまうほどCOOL!!
これこそが本物のFerrariだ! 


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その隣にはBRM P261
1960年代中盤の名マシンBRM P261。Graham HillとJackie Stewartの手により1964, 1965年と活躍した。リアから眺めるスクエアなテールエンドにも惹かれ、ボディーから突き出したBRMオリジナルエンジンのエアファンネル、DUNLOPタイア、全てがBRMの栄光。
HALL&HALLの解説には、いつも70年頃に直接コンストラクターから購入して以来所有し続けていると書かれている。いわゆるワンオーナーだが、これって本当なんだろうか?不思議なひとつでもある。


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Maserati 300S
これもMaseratiのレーシングヒストリーに残る成功作、超級なマシンであることには違いないが、ほかの様々なLeMansカー、F1カーをみた後では些か驚きに欠ける(失礼)。サイドに貼付けられたFantuzziのエンブレムに惹かれた!

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このTrdente付きのFantuzziエンブレム欲しい!


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1948 Nardi Danase AlfaRomeo
Enrico Nardiによってつくられた車両で6C 2500のエンジンを搭載する。ボディーワークはMottoが担当し、TargaFlorio, Mille MIglia, Coppa delle Dolomitiなどを走った由緒あるマシンである。
個人的な私見だが、この車両にAlfaRomeoのエレガントさは感じられない。正直唸ってしまった・・・


やはりF1, レーシングカーが大好きなよう。
フランス車の祭典、Retromobileなのにね・・・

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Comments

美人は三日で飽きると言いますが・・どうなんでしょうね。笑
確かに、ちょっとどこか違和感がある個性の方が印象に残りますよね。
matraもちょっとブサイクでイイカンジです。

Posted by: noby | 2010.02.03 at 11:57

 レトロモビル、以前はこれほど実車が置かれていなかったという印象が強いです。会場も限られた広さでした。随分と様変わりした感があって驚いています。
 そう言えば、日本でレトロモビルを真似た「ワンダーランドマーケット」でも、いつからか実車が置かれるようになっていました。

Posted by: moriwaki | 2010.02.03 at 12:37

懐かしいです。僕が生まれて初めて買ってもらった
プラモデルがPorshe935でした!

ん~~Trdente Fartuzziのエンブレム
僕も欲しい~!

Posted by: take | 2010.02.03 at 12:40

青いMatraの空力エンジニアRobert Choulet氏は私の会社で最近までコンサルタントで現役で御働きでした。
あの御歳でも経験と能力が頼られている、エンジニアとして羨ましいです。あの御歳と書いてしまいましたが見た目はお若いです。
これがピストル型のAR改ですね。
ピストル型って本当のピストルの形なのかと思っていました。

Posted by: hirshiy | 2010.02.03 at 14:45

marcue様
お世話になりました。楽しい時間でした。展示会は、場所がちょっと悪かったのですが、レトロは楽しめました。

このMS640、エンジンフードを開けていました。長方形のマフラーエンドへの導き方が分かりました。マトラらしいですね。

このマトラのデザイン、あの917ピッグと同じ方と聞きました。興味深く、描いてみたい一台ですね。

Posted by: 大内 誠 | 2010.02.03 at 22:29

nobyさん
コメント感謝いたします。
東京生活と美味しい日本食を満喫されているようですねっ。そうちょっと個性があるくらいが、変わり者には丁度いいかと思っています。
matraは後ろからの個性のほうが凄いです。後ろ姿が素敵な方って惹かれますでしょ?


moriwakiさん
コメント感謝いたします。
moriwakiさんのコメントから、「今となってはもともとAutomobiliaがメインとは思えない」と感じた次第です。メーカーブースは存在しますが、規模も人も縮小傾向と聞きました。
実写もモデルカーも楽しめますので私には嬉しいですが、右をみても左をみても凄いものばかりで、その貴重さ、有り難みが薄れるという贅沢な悩みもあります。


takeさん
935が初めてのプラモデルでしたか?私はスペースシャトルでした。
話は戻って935はCOOLですよねー、ドライブしていたJ Ickxは当時も格好いいけど、今も断然COOL。一昨年のモナコでは、スタイル抜群の黒人の奥さんを連れてパドックを歩く!カリスマ性抜群です。
Fantuzziエンブレムはそそられますね。あれは貴重品でなかなか見る機会がありません。


hirshiyさん
Matraの空力エンジニアですか・・・凄い!
実は私、昔は航空工学や空気力学に興味があり、その道を目指そうかと思ったこともありました。もちろんF1の影響大です。
ARは如何ですか? 私的には「・・・・・・」でした。


大内さん
パリではありがとうございました。
一緒にRetromobile見学すれば、エンドレスストーリーだったかもしれませんね。
MS640の円盤のようなマフラーエンドは確かに気になりますね。フランスはデザインが粋です。

Posted by: marque | 2010.02.04 at 00:30

出遅れましたが、僕もマトラに目が行きました。
みなさんもマトラのコメントが多いのに驚きました。
もう目が普通じゃないんですかね・・・(笑)

Posted by: F105L | 2010.02.04 at 21:41

F105Lさん
もマトラでしたか!
大内さんがおっしゃいますよう、このリアが格好いいんです。車幅全体に広がる薄いエキゾーストパイクがたまりません。フロントは正直ちょっと不細工系ですね。

Posted by: marque | 2010.02.05 at 01:45

こんにちは
RetroMobileには多くのレーシングカーが展示されていたのですね。しかも日本では見ることができないマシンたちが。。。

この中ではBRM P261がいいですね。細身のボディに機能が詰まっています。

Matraもいいですね。

Posted by: lotud49ford | 2010.02.05 at 09:53

こんにちは。カーくるの方にコメントをいただきありがとうございました。拝見させていただきましたがすごく興味深いブログで感激しました!
またちょくちょく遊びにこさせていただきます。
どうぞよろしくお願いしますconfident

Posted by: tog | 2010.02.05 at 14:50

lotus49fordさん
コメントありがとうございます。
Retromobileにレーシングカーはちょっと似合わないのですが・・・ 展示を見つけるとついつい惹き付けられてしまいます。やっぱり好きなんですね>私。
BRM P261はボディーもスリークでリアがコーダトロンカのように潔く切り落とされてCOOLです。惚れてしまいました! 


togさん
はじめまして、こんにちは。こちらこそよろしくお願いいたします。
マニアックで個人的嗜好に偏っていますが、また遊びにきてください。

Posted by: marque | 2010.02.05 at 16:18

凄いですね、レーシングカー。
黒の鳥かごもあるのですね、驚きです。
935ベイビーも見たいです。
マトラと917が同一デザイナーとのこと驚きました。
Fの312も・・時間がいくらあったも足らないてすよね。

Posted by: イノウエ | 2010.02.06 at 19:42

イノウエさん
実はTipo 61 Birdcageは結構な数作られています。あまりにも有名なので少ないと思われがちですが、欧米ではビックイベントにいくとジェントルマンドライバーがよくドライブしています。夏のMontereyイベントなどでは、birdcageと同じクラスに250TRなどがいます。それはなかなかいい光景なのですが、なんと同じクラスにover 4LのListerなどがいて正直競争になりません。個人的にはルール違反だっと思っています。
本場のイベントは一度は必見、おすすめです!是非、機会があれば!!

Posted by: marque | 2010.02.06 at 20:32

はじめまして!夢野さんのブログより来ました。 クルマ好きには堪らないブログですね!
子供の頃、MATRAのスタイリングと車名の響きが(たしか、「マートラ」と言っていた気がします)大好きだった事を思い出しました・・。 

私事ですが、10日からローマに行くのでイタリアの自動車文化を肌で感じる事を楽しみにしていた所でした(あとミニカーショップ巡りも楽しみなのです(笑))

Posted by: earthnoal | 2010.02.08 at 11:46

earthnoalさん
はじまして、コメントありがとうございます。
車名の響きと同じく、鳴くようなエキゾーストが有名なMATRAですね。フランス車はどことなくトレンドから外れているのに、それがまたCOOLなところがよい!!
ローマいいですね、楽しんでくださいね。多くの歴史的な建造物や博物館、食事に雰囲気にミニカーショップ(!)

Posted by: marque | 2010.02.08 at 16:47

312BはShell x Ferrari の動画で出て来た個体でしょうか?
現代のF-1と比べて、少しばかり曇った?湿気った?エキゾーストノートに痺れる私は頭が旧いようです(後ろに写っているBugattiにもロックオン状態なので、救いよう無いです)。
黒い鳥籠、格好いいですね。Tipo60/61は大好きなクルマの一つです(Tipo63は・・・(^-^;)
今回の鳥籠と前回のヒョウタンツギを見ていたら「2台を足して割ったら何かに似ているなぁ」と考え、思いついたのが TOYOTA 2000GT のプロトタイプ。 偶然でしょうが、年代を考えるとこれらを参考にしてTOYOTA/YAMAHA がデザインを・・・って、そんなコトないですね。

Posted by: CLOT | 2010.02.08 at 18:29

CLOTさん
コメント感謝します。
ShellのCMありましたね。てっきり指摘されるまで忘却の彼方でした。同じっぽいですね!!
http://marque.air-nifty.com/blog/2007/03/the_circuit.html
現在F1のカァーーーーンともキィィーーンともいう音と、この頃の図太いエキゾーストは時代の流れを感じますね。回転数も全然違いますもんね。
私も好きで、今年もいろいろと悪巧みをしています(この楽しみこそが仕事の活力になります!!) でっかいBugattiには引かれないので私はまだ救いようがあるでしょうか???(失礼)
CLOTさんもBirdcageはやっぱり10本の欲しいリストに入りますでしょう?
昔の話しを聞くと、どこでも繋がっているので強ちあり得ない話しではないかもしれませんね。現在もModenaのCarrozzeriaにいけば、水面下進行中のことを聞いたりで結構驚くようなことがあります。本当、隠し事なんて出来ないです!

Posted by: marque | 2010.02.09 at 05:32

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