« Birdcage in Sporting Classics of Monaco | Main | Concorso d'Eleganza 2010 その2 »

2010.04.26

Concorso d'Eleganza 2010

Img_3469

世界2大コンクールのひとつといわれるConcorso d'Eleganza、通称Villa d'Esteを観戦してきた。

イタリア、コモ湖畔にあるEste家の別荘であったVilla d'Esteは、その庭園の美しさで有名、その広大な素晴らしい庭にクラシックカーを並べて競い合うことから、その雰囲気はとてもexclusive、その場所にいるだけで幸せを感じることができるような空間。

イタリアに住むようになって早3年、4回目のVilla d'Este。毎度の如く、この種のイベントは興奮してしまって会場をうろうろとしていましたが、4回目にしてやっと(もうイタリアを離れるというのに・・・)ゆっくりと腰を下ろして落ち着いて楽しむことができました。普段、クルマイベントは気が乗らない妻もこのConcorso d'Eleganzaだけは異なるようで、随分と楽しんでくれたよう。(やはり非趣味人にとって、腰を下ろしゆっくりとできるということがポイントのようです)


早速、いつもの如く超個人的な趣味で紹介してみましょう。

トップ写真は参加者の投票で決まるCoppa d'Oroを受賞したMaserati A6GCS Frua Spyder. ステアリングを握るのはTexusの有名なMaseratiコレクターJ Bookout氏のお孫さん、その隣にはCoppa d'Oroを受賞し満面の笑みを浮かべるDr. A Orsi Jr。その左の大柄な男性はConcorsoの審査員にして、MaseratistaなモータージャーナリストJ Lewandowski氏(※著書の紹介


Img_3506
Coppa d'Oroを受賞したMaserati A6GCS Frua Spyder
A6GCSはBarchettaボディーのレーシングカーが圧倒的に有名だが、同時にこのFruaやPininfarina GTも人気が高い。Maseratiらしいフロントマスク、両サイドに突出する特徴的なバンパー、タイア、ウインドーなどバランスが絶妙でエレガント、それにして中身はレーシングカーななのだから・・・!! 


Img_3266
会場のVilla d'Esteは美しく華やか。
天気もよく緑も奇麗で、まさに心地よい。


Img_3173
日本のABARTH MUSEUMから遥々遠征してきたAlfaRomeo Giulia TZ2 Pininfarina
なんと美しいスタイリングなこと! 側に立つのはこのクルマをデザインしたA Brovarone氏()、そしてこのクルマを世話された内田盾男氏。Brovarone氏とは入場してすぐお会いし、当時のデザインスケッチコピーを片手に嬉しそうにこのクルマのことを話してくださった。


Img_3421
行進する姿の美しいこと!
目の前にたくさんいるジャーナリスト、カメラマンも本命の登場で大注目。


Img_3448
Villa d'Este直前のタイミングでZAGATOから発表されたAlfaRomeo TZ3 Corsa
ドイツのクライアントからのオーダーで作られたOne off、4.2L V8エンジン、シャシーはカーボンシェルでF1さながらの構造、GT2選手権出場を目指しているということ。
TZ3の右に遠慮がちにポーズをとるのがデザインを担当されたZAGATOの原田さん。


Img_3452
後ろ姿もTZしています。格好よかったな〜
日曜日の参加者投票ConceptCar部門はこれがとるんじゃないだろうか?


Img_3245
AlfaRomeo 1900SS ZAGATO
ZAGATOといえば、これが典型的か?


Img_3311
AlfaRomeo 6C 1500 GS
ボンネット横にはSFマーク、おそらくSFのヒストリーを持つ個体なのだろう。


Img_3314
Tarbo-LagoT150 C SS
Villa d"Esteというとこのスタイリングかな?と個人的に思ったTalbo-Lagoエレガントなティアドロップクーペ。Coppa d'OroはMaseratiでしたが、私はこれに入れました(カミングアウト)。


Img_3256
Villaの中庭ではバンドの演奏、優雅さを引き立てる。


R0019841
会場について朝一番の驚きはこれだった。
Sir J Stuartの登場!ご子息であるP Stuart所有のMercedes 300SLの為に。
朝一番から、サインをお願いして一緒に写真を撮影したのはいうまでもありません。これは嬉しかったなぁー。


Img_3283
既にVilla d'Este名物になった水陸両用車(名前は失念しました)


R0019889
これに乗りましたし、後ろから激写されました。
左がドライバーで、右は私。


今回は100周年を迎えたAlfaRomeoを中心に紹介してみました。
つづく

|

« Birdcage in Sporting Classics of Monaco | Main | Concorso d'Eleganza 2010 その2 »

Comments

早速のレポートありがとうございます。
TZ3のハイライトは、やはりリヤのデザインですね。
エンジンは4.2Lですか。 F430の物ではないということですね。 気になりますね、エンジンの出処が。

Posted by: hirshiy | 2010.04.26 at 04:05

hirshiyさん
早速のコメントありがとうございます。さすがに時差を感じませんね。
TZのオマージュ的デザインゆえ、いろいろと意見はありますが私的にはかなりCOOLに感じました。フロント、リアのライトに8Cのものを使っているので8Cがオリジナルという噂に流されてしまいました。8Cとは全くの別物、エンジンはBrera conceptと同じく源はMaseratiの4.2L V8だそうです。コクピットはPI製か?と思えるデジタルインジケーターのみ、シーケンシャルシフトでまさにレーシングカーしていました。

Posted by: marque | 2010.04.26 at 05:08

 水陸両用車は、ドイツのアンフィカー(Amphicar)ではないでしょうか。小さい頃、憧れたものです。そんなクルマに乗る機会があるとは。
 ヴィラデステで最初に展示された日本車は、ヴィラデステ75周年の記念すべき回に出展した日産ジクウ。何とかヴィラデステに日本車を展示したいとゼロから画策し、実現できたときはうれしかったです。

Posted by: 森脇 | 2010.04.26 at 08:47

今回で4回目になりましたか、僕たち夫婦がmarqueご夫妻に連れて行って頂いたのは2年目でしたね。2回目の時ですらお顔の広いのに驚きましたが、4回目ともなると日記の端々に知己の広さがますます広がったようで羨ましいです。

TZは8Cと同じで、ちょっとメタボ気味なのが気になります。

Posted by: おやじ | 2010.04.26 at 09:18

marcue様
>ブロバローネ氏のTZ2!。K氏から聞いていました。昨年にアバルト美術館に行った時にこれとカングーロが並んでいたのには、感無量でした。ここがニッポン!。そして車で行けて、オーナーが古くからの友人。この時だけは、日本人で良かったと思いました。

>TZ2のお隣のグリーンは、ピニンファリーナの2600ですよね。これも好きです。ホイールが残念ながらワイヤーになってしまいましたが、本来はあの2600SPRINTと同じです。もし写真がありましたら、お願いします。

>アンフィンカーは、晴海のモーターショー会場の小さな池で走りました。懐かしいですね。

Posted by: 大内 誠 | 2010.04.26 at 09:26

もう1年経ってしまうんですね~。
お世話に成りました。
ヴィラデステは本当に優雅な1日を楽しめます。
カングーロに続きピニンファリーナを持って行くと小坂さんから聞いていましたが賞は獲れましたか?

Posted by: Bianco | 2010.04.26 at 09:42

ヴィラデステといい、モントレーといいクラシックカーのこの種のイベントは実に優雅でいいです。残念なことに一度も行ったことがありません。weep
チャンスがなかった、僕の背後で1998年のぺブルビーチ、コンクールデレガンスのポスターがさびしげです。何故かポスターだけはあるんです。
PFのTZ2は昨年、御殿場でmakoto.oさんと一緒に見ました。見事なプロポーションで、絶句と鳥肌の嵐でした。TZ3は現代のクルマということでさぞや大きく、ホンモノのTZ1やTZ2を連想しているとその大きさにビックリしてしまうだろうという気がします。御殿場のK氏のミュージアムにも8Cが置いてあって、その野放図な大きさに呆れるというか、やはり現代のクルマだなぁと痛感させられましたから。でも、スタイリングは仰る通り,coolに見えます。
内田さんも随分とお歳に…。初めてお会いしてからもう32年もたってしまいましたから・・・。

Posted by: jmfanjio | 2010.04.26 at 10:20

今年は本当にいい天気だったんですねー。
水陸両用車乗ってるし。笑

TZ3はなかなかイイカンジですね。久しぶりのアルファをモチーフにしたザガート。
いつだったか、アルファロメオは丸くなくちゃダメ・・って原田さんが仰ってましたねぇ。リアはウィンドウ付になって、現代的なところがいいですね。(コーダトロンカらしく、もっと引っ込んでいても良いような。)
個人的には、ヘビステッカー無しで行って欲しかった。
まぁ(ドイツ人でしたっけ)オーナーの趣味なんでしょうが・・。

いずれにしても、原田さんのトレードマークの緑のジャケットが久しぶりに見られて嬉しい限り。

Posted by: noby | 2010.04.26 at 11:28

森脇さん
水陸両用車>見た目が不思議なのでどんな雰囲気なのだろうか?と興味がありましたが、水上では、遊園地のアヒルのごとく超スロー。ドライバーに聞いても「陸なら陸、水上なら水上のほうがよほど性能もよくいい。全てが中途半端で最悪なクルマで最悪なボート。利点は水陸両用のみ」というなんともちょっと可哀想な解説でありました。我々にとっては気分なので面白かったです。子供にも大層人気がありました。


おやじさん
あれから2年経過しましたね。、懐かしい。あの頃はまだまだリラックスできる雰囲気ではなく・・・ あのサイン帳(ご存知かな?)もう終わりそうです。
TZ>昔のTZ1, TZ2に比べると大きいですが、現在のクルマから考えるとスリークで細身、車重も850kgということでした。そもそも本物のレース(non classic)を走るなら少し大きくしないと、ホモロゲの問題やほかにも怖くて仕方ないのでは?と思います。


大内さん
TZ2、全てがオリジナルコンディションでAlfaFreakは皆、持って帰りたい!と話していました。太陽光の元、芝生の上に並べられた姿は美しく、Brovarone氏も誇り高いようにみえました。
お隣の2600はそのとおりです。デザインはどなたでしょうか?
フロントがロンディーヌに似ていますので、Tjarrdaさんかと思ったのですが、どうもことなるようでした。


Biancoさん
今年は昨年以上にゆっくりさせてもらいました。昨年の位置では太陽光が眩しく、逆光なので、今年は反対側へ・・・。妻も一緒だったので私も座りっぱなし、最初は「行かない」と言っていた彼女も大層気に入ってくれました。


jmfangioさん
一度も行かれたことないというのも驚きました。ポスターは次回を盛り上げる演出ということで・・・
Villa d'EsteもPebbleBeachもそのロケーションが素晴らしく、やはり個人的な憧れイベントのひとつです。終わると「今年のビッグイベント、ひとつ終了」なんて気持ちになります。TZ3は発表以前から私の周りでも騒がれていますし、随分とコメントも頂きます。それだけ皆が注目するレジェンダリーネームだということを実感します。


nobyさん
こんにちは。昨年とは違って今年の日曜日は晴れたようです。
土曜日も天気予報が外れ、春らしいいい天気。おかげさまで水陸両用車にものれました。
原田さんも発表が終わると「ほっ」とされていました。緑のジャケットもそうですが、いつお逢いしてもデザインするクルマと同じく本当にお洒落です>原田さん。


さすがにクルマは反響ありますね(笑)

Posted by: marque | 2010.04.26 at 14:35

自転車ネタのときは寂しいですが・・(笑)
ほんとうに素晴らしいクルマ、会場の優雅な雰囲気といい
一度は観てみたい。 TZ3・・♡

Posted by: propcycles | 2010.04.26 at 23:45

propcyclesさん
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、素晴らしいクルマと会場の優雅な雰囲気に酔ってしまいました。普段とは別世界です(笑)

Posted by: marque | 2010.04.27 at 02:53

鳥瞰図以外のTZ3を拝めて眼福でございます。
後ろ姿は、かつてのTZを彷彿とさせますが、リヤの覗き窓は2代目CR-Xよりも前にやっていればなぁ・・・と思ってしまったり。
ZAGATO=d'avant-gardeと願ってしまうのはダメかしら・・・。

1票入れたのはA6GCSではなく、Talbot-Lagoですか?
私だったらどっちにしようか悩んで悶絶して時間切れになりそうデス。

Posted by: CLOT | 2010.04.27 at 23:23

CLOTさん
ユーモア溢れるコメントありがとうございます。
確かにZAGATOには賛成です。毎年ZAGATOはZAGATOらしいデザインを出していると思います。ZAGATOて理解しにくいですし、ブス格好いいのですが、やっぱり見ると素晴らしい! 対してTZ3はリバイバル路線、しかしこれが結構人気あるということは、時代がそういうものを求めているのでしょうか? 私は共にOKで、現存するCarrozzeriaではZAGATOが一番のお好みかもしれません。

オリジナルなVilla d'Esteは1929-1949年なのでやはりTalboかなと・・・Villa d"Este以外ならA6GCSに入れていたかも・・

Posted by: marque | 2010.04.28 at 05:16

ヴィラデステですか~良い時候でもありますし、
楽しまれておられる様子が良く伝わって来て
ココのオレンジ・ジュースが異常に美味だったのを思い出します(笑)

昨年、友人がABARTH MUSEUMに行った時に内田氏がお一人で
居られたそうで、色々お話を聞かせて頂き、感激しておりました。

Posted by: フォルギエリ | 2010.05.07 at 01:58

フォルギエリさん
私もやっとマニアックに見て歩くよりも、のんびり楽しめるようになりました。今回は妻と一緒だったのであまり動かず、座ってまったりと・・・楽しみましたよっ!
私も内田さんは今回、初めてお逢いしました。ミーハーにサイン頂いてしまいました。

Posted by: marque | 2010.05.07 at 04:42

The comments to this entry are closed.

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/119168/48185295

Listed below are links to weblogs that reference Concorso d'Eleganza 2010:

« Birdcage in Sporting Classics of Monaco | Main | Concorso d'Eleganza 2010 その2 »