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2010.10.07

Molsheim

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WRC観戦でStrasbourg近郊まで足を伸ばすのだから、そのついでにここに行かない手はない。

「Molsheim」

以前より、Strasbourgに行くならここを経由しようと密かに企んでいたのである。
ここはクラッシックカー好きなら誰もが知るAlsaceの伝説的なブランド、Bugattiの街。
戦前のGPシーンで数々の勝利を重ねたBugatti GPカーはここで誕生し、その伝説を築き上げた。

MulhouseにあるBugatti所蔵台数世界一を誇る自動車博物館も素晴らしいが、ここMolsheimは街をあげてBugattiの街として観光客にもアピールしている。街の観光案内所にはDiscavery Tour in 10 stagesというBugattiを巡るツアーのパンフレットがおかれているほど。

Molsheimの街の外れにあるChateau Sanit Jeanは、VWグループによるレストアによって美しい外観。これまでに雑誌などでみてきたChateauがいとも簡単に(目の前がショッピングセンターでそこからも眺めることができる)目の前に現れたときには思わず「おぉー Saint Jean!」と感嘆。
Ettore BugattiはこのChateauを顧客のゲストハウスとして使用していたそう。

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これがイメージ写真で有名な門
その昔に撮影された写真と、近年撮られたVeyronと全く同じ姿。


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VWグループは歴史を重んじて全く同じ敷地でVeyron作製を企画したよう。しかし社屋には違う会社が入っているためにその工場取得は断念し、全く反対側に近代的なVeyron用のファクトリーをつくった。その壁はガラス張りになっているので、遠くからVeyronの製造過程を眺めることも可能(ただし双眼鏡が必要かも・・・笑)


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工場の門には誇らしくBugattiフラッグ。


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Molsheimの街が勧めるDiscovery Tour
Chateau Saint Jeanから、現在のBugatti SAS, 当時のファクトリー、Bugatti家の住居、テストドライブ中に事故死したEttoreの息子Jean Bugattiの記念碑、お墓など。
Molsheimを訪れれば、ここがBugattiの街であることを感じずにはいられない。


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旧工場前にあったPur-Sangの記念碑
工場自体は現在もその姿を留めているが、別の会社が入っている。


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その工場近くには列車の車輪が記念碑の如く飾られていた。
200km/h以上の到達速度を誇りLyon-Parisを3時間50分で巡航したという。


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現在はBugatti FoundationがChateau museum内に設けられ、Ettore Bugattiの歴史を追うことができる。
Bugattiの誕生は1909年、今年で101周年。


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列車を作っていたことは有名だが、船も造っていたよう。
知らなかったし、このカタログもセンスがよく惹かれる。


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数々のBugattiゆかりの品。
クランクシャフトやステアリングのほかに万力やタオルまで...


Château Sait Jeanをこの目で確かめるためだけにMolsheimの街を訪れたが、思いがけず楽しむことができた。クルマで行かないと辛い田舎街でしたが、Bugattiファンにはお勧め!





MulhouseにあるCité de l'Automobile Musée National=フランス国立自動車博物館はこちら。(1), (2)
CampogallianoにあるBugatti EB110工場訪問はこちら

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Comments

 モールスハイムは、まだ出かけたことがありません。この日記を拝見して、是非行きたくなりました。ブガッティのボートについては、以前日記でとりあげています。ご参考まで。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1261240662&owner_id=17025954

Posted by: 森脇 | 2010.10.06 at 18:46

Bugattiのことはど素人ですが、EB110を作っていた場所には行ったことあります。モデナの郊外でした。
オリジナルの場所はMolsheimというところだったんですね。

Posted by: F105L | 2010.10.06 at 21:39

Frankfurtに済んでいた頃にはStrasbourgに何度も行きましたがMolsheimには行きませんでした。
今思うともっとクルマ関係場所を訪問しておけばと後悔しきりです。

Posted by: lotus49ford | 2010.10.07 at 20:33

marcue様
>ミュンヘン時代、MOSSさんに誘われましたが、行きませんでした。確か寒い時でした。MOSさんは、興奮して戻って来ました。ミュンヘンからは、近かったのですが、、、。

Posted by: 大内 誠 | 2010.10.07 at 21:05

はい、その興奮して戻ってきたMOSSです。
興奮した理由は聖地巡礼とは別のところにあって、我々が滞独していた時代は、赤い旅団と称する赤軍が偉い勢力をはびこらせていました。そして元イタリア首相、アルド・モロを暗殺したのが彼らだったんですね。その遺体が出てきたのが確かモールスハイム。で、国境では僕のフィアット128はカーペットまで剥いでそりゃあ凄い検問。クルマの検問だけで30分はかかりました。そんなことがあって、興奮して帰ってきたんです。

Posted by: jmfanjio | 2010.10.07 at 23:20

森脇さん
是非、出かけてみてください。本文にも書きましたが、Saint Jeanだけのつもりが終日過ごしてしまったほど。街をあげてBugatti祭りというのが毎年行われているようです。


F105Lさん
EB110の工場はデザインされていて凄い! 私も工場見学したかったなぁ〜


lotus49fordさん
どこかに出かけないと日曜日はどこも閉まっている(不便!)ので、今後もうろうろしたいと思います。今はネットですぐ調べることができるので便利ですね。


大内さん
大内さんが誘われたのに行かなかったとは・・・驚きです。寒くてもミュンヘンよりは暖いかもしれないですね。


jmfanjioさん
そんなストーリーがあった街だったのですか・・・
物騒だし、事件とクルマ共に興奮して帰ってきたというところでしょうか。当時は笑い事じゃないか・・・

Posted by: marque | 2010.10.09 at 18:38

いつかはブガッティ! というほど好きなクルマではありませんが、フランスっぽく、謎めいて、怪しげな雰囲気がいいですね。

Posted by: propcycles | 2010.10.10 at 17:27

propcyclesさん
こんにちは。
いきなり場違いですが、最近の新城、別府ら日本人ライダーの活躍には嬉しくなります。現地で応援したい!
ところで。。。私も同じ年代ならAlfaやMaseratiですが、神秘的なブランドとでも言いましょうか>Bugatti
そこがまたいいです。

Posted by: marque | 2010.10.11 at 01:47

marqueさん

ちょっとご無沙汰しておりました。
アルザスはブガッティはもちろんですが、歴史的にも
興味のある所で、一生に一度は訪ねてみたいと思っています。

Posted by: フォルギエリ | 2010.10.18 at 15:42

小さい街だですがなかなかよいです。
ただし観光地でないのでレストランなどが少ないのが残念。

Posted by: marque | 2010.10.23 at 14:51

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