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2010.12.18

46º ANNIVERSARIO e MASERATI

R0020201

昨日、12月17日は46回目の誕生日。

毎年、書いていることだけれど自分自身ではなくてmy carのもの。

1964年12月17日にFirenzeにデリバリーされたMistralが46年も経過したのだ。46年前というとまだまだ車は憧れの存在だった頃、そんな当時にJM FangioによってF1を制した250F直系のレーシングエンジンを積むGTを操る感覚とはどんなものだったのだろうか? その感覚はVeyronの洗練されたエンジンを現在の超高回転型F1エンジンに搭載するようなもの? いったいファーストオーナーはどんな使い方をしていたのだろうか? その想像に限りは無い。

今年も念願敵わなかったが、Firenzeファーストオーナーを訪ねる旅、そしてイタリアでの数人のオーナーを訪ねる旅をいつかしてみたいと思う。今年は3年ぶりに対面してその高ぶるエンジン音に勇気をもらったのだから・・・


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さて今回はMaseratiの今後について。

先のエントリーでMaserati Clubの恒例行事Pranzo di Nataleに参加して来たことを書いたが(つづきはまた改めて)、その時に現CEOのHJ Wester氏からのメーッセージがMaserati社の広報より読みあげられた。型通りのメーセージだったが、個人的に聞き逃せなかったことは、近い将来、new platformにnew engineを搭載して新型車を出すというフレーズ。

勿論これは歓迎されるべきことなのだが、古くからのMaseratiファンや私のようなステレオタイプには憂慮すべきことかもしれない。乱暴な言い方をすると、現在のMaseratiはFIATグループの一員。数々の伝統を築いて来たFerarriという神聖を除いてアンタッチャブルな領域はなく、全てFIATを率いるTorinoの銀行屋が操るビジネスにしか過ぎない。現に戦前数々の伝説をもつAlfaRomeoは生まれたMilanoから撤退しTorinoから舵をとられ、既にリリースされる車にもその魂はない(と思う。それでも惹かれるのはAlfaRomeoというブランドあってのこと)。
既にTorinoから舵取りされているMaseratiにも同じことが起こるのではないかと・・・

Maseratiも同様に戦前戦後の輝かしい伝説があり、1990年代Ferrari-Maseratiグループ形成後、苦労しながら再び過去の栄光を取り戻したように思う。
にもかかわらず、ブランド力が弱く販売が低調だったMaseratiはFerrariから切り離されてしまった。

数々のM&Aにみられるように現在の自動車業界は非常に厳しい。FIATはChryslerを買収し勝ち残り組に手を挙げようとしているが、その戦略のひとつにChrysler platformを利用したMaseratiブランドの低価格路線がある。
要はChysler 300Cのplatformとエンジンで、現在のMaseratiのクラスとAlfaRomeo166の間に新たなクラスを設けそれをMaseratiブランドで発売、年間5万台クラスの販売を目指すというもの。おまけにそれを製造するのはTorinoの旧Bertone工場ではないかといわれている。

Biturbo時代、MaseratiはMilanoに生産ラインを持っていたものの、再びTorinoで製造を始めるとは・・・
大丈夫なのだろうか?Maserati.

「Maseratiよ、何処へ行く?」

オールドファンとしては気が気でならない。

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Comments

marqueさん
こんばんは。

確かに我々の一大関心事であります。
Biturboがデビューした時は、結構衝撃的でした・・、何せGTカーを捨てて小さくなったMaseratiはとても繊細なイメージで、これからホントに大丈夫?って心配しちゃいました。ところが、年々パワフルになるボディとエンジンにファンも倍増。
今でも熱狂的なBiturboマニアは健在。
Torino行きも新たなマニアを創生すると願っています。

Posted by: RYU | 2010.12.19 at 01:39

RYUさん
おっしゃる通りなのでしょうが、私にはまだ時間がかかりそう。
アメリカ産のシャシーにアメリカ産のエンジンを積んだMaseratiって。一昔前にそんなMaseratiが存在しましたが、私には到底そうとは思えず・・・
Biturboはいろいろあってもイタリア生まれ、エンジンはModena製。
次のTorino産は特に問題ありませんが、ハード面がねぇ〜 正直不安です。

Posted by: marque | 2010.12.19 at 08:19

 マゼラッティは、当然のことながらイタリアにおいて本来フェラーリなど足元にも及ばない唯一無二の崇高な存在です。
 厳格なコッポラ監督が描く「ゴッドファーザー」にも、マゼラッティ、ランチア、アルファロメオの順でシシリアを走る姿が映し出されていました。これは説明の必要もありませんが、イタリアにおける序列そのものです。
 一介の隠れファンとしても、今後が気になっています。

Posted by: 森脇 | 2010.12.20 at 22:25

森脇さん
そうなんです。今は面影がないですが本当は偉大なブランドなんです。マゼラッティ、ランチア、アルファロメオ、これら全てが偉大なイタリアの伝統なのに・・・今はフェラーリばかり。
伝統があり偉大にも関わらず、哀愁漂うところに惹かれることも否定できませんが(笑)
FIATが手を差し伸べたのが、フェラーリでなくマゼラティであれば、今頃どのようになっていたのでしょうか?

Posted by: marque | 2010.12.21 at 06:45

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