2011.02.13

叶わぬMonteverdi

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Monteverdiといえばかなりレアカーといわれるのではなかろうか?

Basel, Binningenを本拠地としたMoteverdiには今でもmuseumが存在する。いつでも訪れるからと、特に気にかけていなかったが、あのうっとりするような王冠マークをみるために訪問してみた。

ホームページには「事前連絡のこと」という注意書き、電話しても誰も出ず・・・。
家から10分ほどの場所なので、向かってみるとビルには「MONTEVERDI」そして憧れる王冠のエンブレムが大きく掲げられている。

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これまで前は何度も通っていたところだったが、気づかなかったようだ。前にクルマを止めると1990年のMONTEVERDI Formula 1が誰でも見えるガラス越しに飾ってあってびっくり。これにも今まで全く気づかなかった。しかし、案の定CLOSED、残念!!

それから2時間後、Museumから丁寧にも電話がかかってきた。
今日、訪問は可能かどうか尋ねてみると、現在は10人以上の団体客しか訪問は受け付けていないという。

皆さん、10人以上で行ってみませんか?

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2010.10.07

Molsheim

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WRC観戦でStrasbourg近郊まで足を伸ばすのだから、そのついでにここに行かない手はない。

「Molsheim」

以前より、Strasbourgに行くならここを経由しようと密かに企んでいたのである。
ここはクラッシックカー好きなら誰もが知るAlsaceの伝説的なブランド、Bugattiの街。
戦前のGPシーンで数々の勝利を重ねたBugatti GPカーはここで誕生し、その伝説を築き上げた。

MulhouseにあるBugatti所蔵台数世界一を誇る自動車博物館も素晴らしいが、ここMolsheimは街をあげてBugattiの街として観光客にもアピールしている。街の観光案内所にはDiscavery Tour in 10 stagesというBugattiを巡るツアーのパンフレットがおかれているほど。

Molsheimの街の外れにあるChateau Sanit Jeanは、VWグループによるレストアによって美しい外観。これまでに雑誌などでみてきたChateauがいとも簡単に(目の前がショッピングセンターでそこからも眺めることができる)目の前に現れたときには思わず「おぉー Saint Jean!」と感嘆。
Ettore BugattiはこのChateauを顧客のゲストハウスとして使用していたそう。

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2010.03.15

Scuderia del Portello 2010

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今年もScuderia del Portelloの年次総会に誘ってもらったので行ってきた。

Scuderia del Portelloはイタリアを本拠地とするAlfaRomeoオフィシャルクラシックレーシングチーム。世界中のクラシックイベントに参加しており、AlfaRomeoも後援しているという。AlfaRomeoのオーナーであれば、何度か耳にしたことあるのではないでしょか?

年次総会の会場となるのは、例年通りAreseにあるMuseo AlfaRomeo。
ここMuseoがあるArese工場も、かなり以前に工場のラインは閉鎖され、エンジン生産も伝統のV6を最後に閉鎖、昨年にはCentroStileも閉鎖され、残る施設はMuseoとごく一部の機能のみ。工場やビルの老朽化も目だち随分と寂しい。
一時期、Museo自体もレストア中ということで閉鎖され、このままMuseoも閉鎖、もしくはどこかへ移転されるのかと思っていたが、いつのまにか再オープンしていた。(平日であれば訪れることができるよう)

さてPortelloの総会も3度目なので、随分と雰囲気に慣れたもの。

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2010.01.06

QUANDO SCATTA NUVOLARI

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Il Mantovano Volate=空飛ぶマントバ人とはご存知だろうか?

それは伝説のイタリア人レーシングドライバー、Tazio Nuvolari (1892-1953)のこと。

Nuvolariのレーシングの軌跡、そしてNuvolari自身が撮影してきた写真展 "QUANDO SCATTA NUVOLARI" = When Nuvolari shootが、昨年秋よりMantovaのPalazzo Teで行われていた。

Nuvolari自身が撮影した写真はとても珍しく、その写真の展示自体も初めてということ。またあのDott. Adolfo Orsi Jrが企画のひとりということで、会期終了間際に駆け込むように訪れた。

実はこの展示、Dott. Adolfo OrsiよりMaserati Club Japanにも案内が届いていたし、Museo Nicolisも協力してることから、訪れたときにパンフレットをもらっていた。ところが昨年末忙しくしているうちに、写真展が行われていることなど完全に忘却の彼方へ。しかし、年末のPranzo di Natale a Maserati Clubで一緒になったテーブルの方がその写真展に行かれていて「それは素晴らしい展示だった!」「是非いくべきだ!」と強く強く勧められたことから、改めてMantovaを訪れたのだった。

Nuvolariは戦前戦後の超級レーシングドライバー、全身全霊を捧げマシンをドライブしたことはあまりにも有名で、GPに勝利するならまずNuvolariといわれた。あのDr Ferdinand Porscheも「過去、現在、未来を通じて最高のレーシングドライバー」と呼んでいたほど。
実際にAlfaRomeo, Maserati, Bugatti, AutoUnionなどを操り、2輪4輪で参加した計353レース中、141勝をあげ、チャンピョンの中のチャンピョン、Campionisimoとして現在も語り継がれている。

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2009.10.11

週末はVeronaのNicolisへ

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今週末はMaserati ClubのイベントがBaroccoのFIATテストコースで開催される。しかし、この地でmy Maseratiを持たぬ私は欠席。週末に特別な予定もないので、VeronaのMuseo Nicolisを訪れることにしてみた。

Museo Nicolisは私設博物館でこれまで何度も名前を聞いていた。大きなイベントに訪れるとMuseo Nicolisのブースはでているし、現在もほかの博物館と共同して「L'Automobile Italiana 1899-2009 () 」というイベントに参加しているところだ。しかし、これまでなぜか訪れることがなかった。

折角訪れたので、その模様を皆さんにお伝えしたいところだが、館内の写真撮影禁止ということで臨場感溢れるレポートはお伝えできそうにもない。それは実際に訪れたときのお楽しみということで・・・

Museo NicolisはVeronaの名士、Luciano Nicolisが収集した壮大な個人コレクションを展示し、それを後世に伝えてゆくため2000年にオープンした比較的新しい博物館。その所蔵は、クルマはもちろんのこと、バイク、自転車、飛行機、自転車、ラジオ、タイプライター、カメラ、オルゴール、時計、またそれにまつわるありとあらゆるものが展示されている。クルマも100台規模で圧倒的にイタリア車が多い。創世記の時代は消滅したブランドも多く、戦後は圧倒的にFIAT, Lancia, Maserati, AlfaRomoe、バイクはMOTO GUZZI、自転車はBIANCHIら、おまけにその屋上には戦闘機が鎮座しているのだから、そのスケールも驚きだ。

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2009.04.13

L'EVOLUZIONE DELL'AUTOMOBILE その2

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前回のL'EVOLUZIONE DELL'AUTOMOBILEのつづき

テーマは「革命」、具体的には、レースの革命、エンジンの革命、シャシーの革命など様々なカテゴリーに分けられ展示されている。

シャシーの革命の中に、面白そうなものがあった。
2001年 AlfaRomeoによって発表されたカーボンコンポジットシャシー。トップ写真がそれだが、中央の黒い部分がカーボンコンポジット、その前後にメタル(鉄か?アルミか?)をボルト付けしたもの。当初、8C Competizioneのものかと思ったが発表年度が異なるので、なにかのコンセプトカーに使われたものであろう。カーボンシャシーだが、フロントタイアのサスペンション部まではカーボンになっていない。この場合、ストレスは自ずとボルト付けされた部分に集中してしまうと思うのだが、事故などに対するメンテナンス性を重視したものか?(まぁ、素人の戯言です・・・)


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2009.04.08

L'EVOLUZIONE DELL'AUTOMOBILE

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BISCARETTI MUSEO DELL'AUTOMOBILE
イタリア自動車産業の中心地、TORINOにある国立自動車博物館である。

2007年より2010年末まで、レストアのため閉館中。それにあわせて2008年は、NOVECENTO, VEROCITA, DREAM(1 2 3 4)に分かれたTRILOGIA DELL'AUTOMOBILEという展示を行っていた。
そして今年、2009年はL'EVOLUZIONE DELL'AUTOMOBILE=自動車の革命という展示を始めた。先週末はそのオープニング、特別に入場料無料というキャンペーンを行っていたため、家族、友人と共にTORINOを訪れ、その展示とともに古都TORINOを満喫してきた。

その会場は昨年と同じ、これまで多くの名車が発表されてきたTorino Esposizioni。
ここでFerrari, Maserati, Pininfarina, Bertone, Ghia, Frua, Allemano, MicherottiなどデザインCarrozzeriaが手がけた数々の作品、Lamborghini Miuraなども全てここで発表されてきたのだ。(じっくりと昔のTorinoShowの写真を眺めると特徴的な天井が写り込んでいる)

テーマが革命ということから、自動車創世記から現在までに至るあらゆる革命、いわゆる内燃機関の発明から始まり、デザインの革命、レーシングの革命、そしてハイブリッド、電気自動車など未来への革命、全てが展示されていた。

中でも壮観であったのは、メインの展示場にあったこのトップ写真。
Ferrari 500F2, Maserati 250F, Mercedes-Benz W196, AlfaRomeo Tipo159。これらF1の伝説となる1950年代のマシンが奇麗に展示されていたのだ。今となっては叶わぬ夢であるが、これらが一同に会し、レジェンダリードライバーがエンジン全開で疾走してゆく姿を見てみたかった。

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2009.03.29

Mulhouseから その2

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MulhouseのCité de l'Automobile Musée Nationalの続編は、世界一のBugattiコレクション以外から

自身、1900年前後の自動車創世記の歴史は詳しくないが、この博物館には100年も前の自動車が多数展示されて驚くばかり。しかし、私はどちらかというとレーシング、戦後のGTカーのほうに興味あり。私的な独断と偏見で選んだ中から紹介したい。

戦後のフロントエンジンモデルがずらりと並ぶF1
Maserati, Ferrari, Talbo, Cititalia, Goldiniなどなど、壮観な光景!
戦後のMaserati神話のマシン、4CL, 8CM, 250Fなどが展示してあった。戦前、戦後のMaseratiマシンの凄さを実感。

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2009.03.27

CompleannoはTriennale

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唐突ですが、昨日の木曜日はMio compleanno=誕生日でした。

誕生日なので、妻からのサプライズで・・・
La Triennale di MIlano=ミラノ・トリエナーレ・デザイン博物館が、木曜日の夕方限定で行っている全館見学チケット込みのAperitivoに行ってきました。

その中のテーマのひとつに「MUSEO Serie Fuori Serie」という展示がありました。インダストリアルデザインを含め様々なものを展示しているトリエナーレ博物館ですが、クルマ好きな私にとって「Fuori Serie」という響きは何となく心地よく響きます。それは60年頃までの規格外、特別仕様にデザインされた伝統的なCarrozzeriaのクルマらを想像させるからです。

さて、、、その展示会場に足を踏み入れると、ここにもサプライズが!!

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2009.03.24

MulhouseのBugatti

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スイスを縦断しフランス、Mulhouse, Colmarまで足を伸ばした。
以前からMulhouseにあるCité de l'Automobile Musée National=フランス国立自動車博物館を訪ねてみたいと思っていたのがその理由。

フランスでスイスに接するアルザス地方は、北にBugatti発祥の地、MolsheimがありMulhouseとも僅か100kmほどの距離、現在MulhouseはPSAグループ、Peugeout-Citroenの工場があることでも有名な産業の街である。

さて話は戻りCité de l'Automobile Musée National、またの名をSchlumpf collectionともいわれる。もともとHansとFritz Schlumpf兄弟が紡績業で稼いだ富を元に世界中のBugattiを中心に多くのクラシックカーを収集した個人コレクションであったことがその理由。その後、紡績産業の衰退とともに会社は倒産、残った従業員らがこのコレクションを管理、後に歴史的記念物としてフランス政府が認定し現在の博物館に至っている。


Schlumpf collectionの目玉は所蔵台数600台弱という膨大な数、そして100台以上を占めるBugattiにある。MulhouseとMolsheimの距離、そしてBugattiが伝説的なフランスブランドであったことが、Bugattiが中心のコレクションに発展したのだろうか? 

では早速紹介してみたい。
2006年に改装が終了したエントランスは雑誌などでもみた通り、雰囲気あるクルマのモニュメントが中に浮かび、これから訪れようとする人の心をくすぐるなんとも憎い演出。写真は建物に入ってから外を覗いた光景。

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